見出し画像

未経験転職でメンタル崩壊!ストレスにさらされた僕の7週間とこれから

2024年秋、9年間勤めた会社を辞め、未経験でコンサル業界へ転職。「研修が整っている」と聞いていたものの、実態は研修1日・即戦力前提という厳しい環境でした。

プロジェクト初月から残業60時間超え、昼食や水分補給もままならない過酷な状況の中、コンサルとしての基本を知らないまま働くことになり、叱責される日々。

次第に上司に萎縮し、不眠・頭痛・思考力の低下 → ミス増加 → さらに追い詰められる悪循環が生まれ、ついに「もう無理だ」と限界を迎えました。

この記事では、ストレス下での過ごし方、限界時の症状、そしてこれからの対処法についてお伝えします。


ストレス下でどのように過ごしていたか

「頑張ろう」とばかり考えていた

未経験からの挑戦だったため、「叱責されるのは当たり前」と考え、「スキルがないならやる気が大事。まずは打席に立とう」と積極的に仕事を引き受けました。

当然、クオリティが低く厳しいフィードバックを受けることも。しかし、「次こそは!」と気合を入れ直し、毎日帰りの電車で反省と改善策を考えていました。

今思えば、実力以上の仕事に手を出しすぎ、自分を追い詰めていたのかもしれません。

体の不調を無視していた

プロジェクトに参画してから1ヶ月も経たないうちに、体にも異変が現れていました。

  • 3週間目:食事管理に無頓着になり、ジャンクフードを好むようになる

  • 4週間目:肩こりが悪化し、頭痛が頻発

  • 5週間目:趣味の筋トレをする気がなくなる

  • 6週間目:夜眠れない日が増える

  • 7週間目:夜中に目が覚め、不安で眠れない日が続く

今思えば、かなり早い段階で異変が出ていましたが、「そんなこともある」と軽視していました。

誰にも相談していなかった

体調の変化や仕事の状況について、会社の人には誰にも話していませんでした。

「客先常駐だから会社の人に相談してもわからないだろう」と思い、すべて抱え込んでいました。唯一、帰宅後に奥さんに話していましたが、職場では誰にも相談できず、「自分が仕事ができないのが悪い」と思い込んでいました。


限界を迎えた時の症状

何をしていいのか分からなくなる

「頑張らなきゃ」と思っても、

  • メッセージの返信:「何を返せばいいんだっけ?」

  • 修正チェック:「何を見ればいいんだっけ?」

  • 仕事の優先順位がつけられない

  • 周囲が見えなくなる

と仕事がうまくできなくなっていました。その結果、仕事のスピードはさらに落ち、ミスも連発するようになりました。

「怒られないように」とビクビクする

「上長が怖い」という思いが先行し、怒られないようにいつもビクビクしていました。

上長と話すのはもちろん、目の前に座る上長の舌打ちやため息に強いストレスを感じていましたし、自分以外のだれかに話しかけようと上長が息を吸うだけで、「自分に声をかけるんじゃないか」と身構えるようになっていました。

頭痛と不眠が続く

限界を迎えた最後の1週間は、

  • 夜中に目が覚める

  • 不安で眠れない

  • 鈍い頭痛が続く

ついに、「あ、自分おかしいかもしれない」と気づき、翌日仕事を休んで病院に行くことを決めました。


病院での診断

診断結果は「適応障害のため休養が必要」。

主な原因は 上司への萎縮

「仕事以外でも意欲低下が見られるため、無理して続けていたら危なかった」とのことでした。


これからの対処法

定期的な受診

経過観察を兼ねて、カウンセリングを受け続けます。

カウンセリングを通じて、漠然とした不安が整理され、「こうすればいいのか」と気持ちが楽になる実感がありました。

会社との調整

診断としては「一定期間の休暇が必要」とのことですが、ストレスの原因は冗長への萎縮なので、休暇明けに同じ環境にいては同じことを繰り返すだけです。

自分としては「働きたい」という気持ちが強いので、プロジェクトを変えてもらえないか調整を進めていきます。

ストレスの少ない環境づくり

上司との距離を取ることに加え、

  • 食事や水分補給を意識する

  • 十分な睡眠を確保する

  • リラックスする時間を増やす

と、身体的にもストレスがない状態を作っていきます。

ここ数ヶ月、常にストレスにさらされていたため、まずは 心と体を整える ことを最優先します。


最後に

以上、ストレス下での過ごし方、限界時の症状、これからの対処法についてお伝えしました。

「自分はこうやって対処した」など、経験があればぜひ教えてください。

次回は メンタルが崩壊した今だからこそ感じた、心と体の関係 についてお伝えします。

いいなと思ったら応援しよう!