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ダンサー・イン・ザ・ダークをみて

お久しぶりです。
noteを書かない日々は解放されていますが、何気なく物足りなさも感じます。1ヶ月1noteをやっていて、気付いたら1日のサイクルに組み込まれ、やらないとなんか1日が終わった気分になれなくてこの日までやってきました。

最近は以前のように、ドラマ2~3本見たり映画を2本も見れる時間もなくなり、毎日出社を強いられ、早起き早寝するようになりました。健康的になったのではないかと思われる皆さま、私にとってはかなりの不健康です。身体ですか?いいえ、心が不健康になります。

この前の金曜日までYouTubeで見ていたドラマが終わってしまい、脳内お花畑状態です。ロスだといえば、そうだけど、終わり方があまりにもハッピーエンドだったんです。想像以上に。だから興味のある人はわたしに連絡してください。布教させてください。

そんな日々の中、先輩と映画鑑賞しました。同時にNetflixを再生します。見ながらLINEを飛ばしあう、新感覚の鑑賞会を行いました。Netflixパーティという機能があるにもかかわらず、LINEにしました。特に深い理由はありません。

今回は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見ました。
かなり胸糞だと言われていたそうで、一人で見る勇気がないという先輩は「一緒に見よう」と誘ってくれました。見てみれば、救いようがない 人間をホームカメラの向こう側で見ているような気分になりました。

どうしてこんなに悲しいんだろう、どうして周りに助けを求めないんだろう、鑑賞者はすぐ手を差し伸べてあげられそうな距離感なのにできない感覚に陥ってしまいます。途中に入るミュージカルで、救いようがない彼女がHappyになれるひと時は妄想だと知った時、ただただ悲しくなった。でもそんな人生でも彼女なり全うできたんかな、未練はありそうだけど、ラストシーンのアレで吹っ切れたのかまだよく分かりません。後味が悪いとかレビューで溢れていたけれど、私にとっては、そんなに悪いものではなく、悲しみで包まれた物語なんだなで終わってしまいました。

ああいう類の映画は、真夜中から朝になる前までに観ると心地よい余韻が浸れるんじゃないかなと思いました。
最高に幸せな気分で寝れるわけでもないけれど、気が沈んで眠れないわけでもないのです。あの不思議な感覚で自分の鼓動、血液など自分の体の中で動いているもの一つ一つが、感じられながら静かに目を閉じていつの間にか眠りにつくようなものです。このような映画の作品はまだ片手で数えられるくらいしか出逢えていません。

それではまた近いうちに会いましょう!

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