海宝さん2役でのご出演に伴いU25を乱れうち〜ミュージカル「アナスタシア」👑
ご無沙汰しております
Mの娘です☺︎
最近自分の演劇ユニットを立ち上げまして、脚本演出の準備、さらには制作までやっている都合、noteの更新が滞っておりました…
そして、こんなに通うつもりじゃなかったミュージカル「アナスタシア」を5回も観に行ってしまいまして…幸せな大忙しの日々を送っておりました✨スタンプラリーにも参加しましたよ😆
海宝グレブの楽に、もう一回行こうと企んでおります☺︎
U25ラストイヤーを存分に楽しむ
今年25歳になってしまったので、いよいよU25チケットも使い納めだなぁ、なんて思っていたら、ここに来て4連発w 利用させていただきました!!!5000円て…安いわぁ´д` ←もはや金銭感覚がバグりつつある。
・初日ソワレ→ 3階バルコニー(A席相当)
・9月20日マチネ→ 1階27列サイド(S席相当)
・9月26日ソワレ→2階5列センター(S席相当)
・9月27日マチネ→1階23列センター(S席相当)
+定価出して、1階13列で観た梅芸貸切♪
あくまで個人的な考えですが、
余裕を持ってU25引換所に到着するソワレの時よりも、開演ギリギリに駆け込む(コラ)マチネの時の方が、割りてられる席が良かった気がします。
1階席なんてなかなか座れないので、本当にありがたかったです😭
それにしても初日の盛り上がりはすごかった!!関係者や別チームの俳優さんたちが客席からヒューヒューやっていて、海宝ディミトリのソロ終わりではまさかのショーストップ!!
きっと海外で観劇したらこういう感じなんだろうなと思って、嬉しくなりました!
1階中央にクリエイティブチームの皆さんもいらしてて、その中にかつて私を最終面接で落とした梅芸の社長さんもいらっしゃいました(゚ω゚)
海宝ディミトリ&海宝グレブ
我が推し、海宝さんは、3年前のリベンジということでディミトリ役と、まさかの+αグレブ役にも抜擢!!!
ディマ→ディマ→グレブ→ディマ→グレブ→グレブと、永遠に観続けられてしまう、幸せなスパイラル💸
ディミトリは、少年というよりは大人な青年といったところで、やっぱり海宝くんがやると重くなる!
苦労して生きてきたバックグラウンドが本当によく見えるから、ある回では、♪俺のペテルブルクの"負けるもんか 叫びながら 俺は一人生きた この街で"という歌詞のところで、思わず泣いてしまいました。
でも、ちゃんと笑わせるところは笑わせてて、表情筋動きまくりで最高でした!笑
片方だけ口角上げてニヤッとしたり、目を三角にしてほくそ笑んだり、お見事としか言いようがない表情筋の使い方。
そしてラストは、♪全てを勝ち取れるさ…で、アーニャへの寂しい気持ちを涙ながらに熱唱(涙)感情が変化していく塩梅が絶妙で!!
最初は明るく無理に笑って気にしないようにしていたところから、だんだんと感情的になっていき、"喜ぶ…べきなのに…俺の心は…"の涙声で、もうこちら、貰い泣き。
海宝さんのディミトリ、観れて良かった!!涙
…で、グレブですよ!!グレブ!!!
まさか見逃した方いらっしゃらないですよね!!??いやもうとんでもないですよあのグレブは!!!(好みはあると思いますが…)
観終わった後、冷静でいられなかったです。
もう、重いなんてもんじゃないんです、激重です、激重!笑笑
登場の呼びかけから、歩き方、見回りの仕方、睨みつけ方、、、、とにかく仕事人間で堅すぎるほど堅い人。お父さんのように生きなければという意識で、自分自身をガチガチに縛りつけてしまっている人。とても可哀想で、見ていられません。(※実際はオペラガン見)
どうにかして救ってあげられないかと思ってしまうようなグレブ。
ユーモアのシーンで唯一笑顔をのぞかせますけれども、明らかに無理してますし…(そもそも彼はユーモアの定義を履き違えている気がするw)。
まず、冒頭のお芝居で、お父さんや自分たちがつくってきたこの世の中は、素晴らしいに決まっている、良い世の中になったんだという訴えを強く感じて、責任感がとても強いんだなぁ、と思いました。
責任感が強すぎるゆえに、アーニャと出会い惹かれてしまったことに動揺し、公私混同して逃してしまったことにも動揺し、昔見たアナスタシアや囚われたロマノフの子どもたちの姿がフラッシュバックし、上司からの命令と父親への敬意とアーニャへの気持ちとがせめぎ合って、葛藤してもがき苦しんで、パニックになり…あぁ、思い出しただけで涙が出ます。
本当に、誰か、彼を解放してあげて(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そして、ラストの"この件は、終了だ"というセリフ。他のグレブたちは、割とビシッと、気持ちを切り替えるように言い放っていた記憶があるのですが、海宝グレブは全然違う。
力無い感じで、虚ろというか、切り替えられるどころか、彼を奮い立たせていたものがプツンと切れてしまった様子でした。むしろまだ未練が残っているような"終了だ"の言い方でした。
だからとても心配なのです…フィナーレの浮かない表情を見ていると、この後早まったことをしないだろうか…病んでしまうのではないか…と、いろいろ想像してしまいます。
最後の最後まで解釈の余地と重みを残す海宝グレブ、素晴らしかった!!!
グレブが出ているところ全てが見どころなのですが、特に好きなのは…
◇ディマを睨む時の片方だけ上がった眉毛
◇アーニャを喫茶店に誘って断られた後、私はいつでもここにいる!と言いながら、照れなのか物凄い勢いで仕事に戻っていくところ
◇おもしろ握手で表現する、謎のユーモア
◇アーニャに優しく諭そうとしているけどつい感情が昂ってしまい、慌てて落ち着こうとするところ
◇♪Stillの葛藤と絶唱(呼吸を止めて聴き入ってしまう)
◇2幕のネヴァクラブ前"ロシア人でいることが恥ずかしい!!"のブチギレ加減
◇リリー&ヴラドの超ほっこりシーンの直後、ちょっと肩が上がって頬をピクッとさせて、負のオーラ全開で後ろから登場する姿
◇アーニャvsグレブの絶唱(特にわかーにゃとの怒鳴り合いがど迫力で好み)
いやー全国民に見てほしいグレブでした。
少ない登場シーンでここまで的確に役を表現して、強烈なインパクトを残す。
ファンで良かったと、心から思いました。
葵わかなさんのアーニャに悶絶
日本版初演で木下晴香さんのアーニャを観たとき、私が想像していたアーニャ像よりもずっと大人びていて、自立していて、すごく綺麗にまとまっていたので、あれ、アーニャってこういう役なのかー…思ってたんと違ったなー、と当時勝手に残念がっていたのですけれども。
いました、想像通りのアーニャ(笑)
葵わかなちゃんのアーニャは、もはや野生児でおてんば全開、ポカポカ太陽通り越して台風みたいな子で、笑っちゃうほど表情豊か、ちっちゃい身体で、嫌なものは嫌!!私なんでもできるんだから!!と逞しく、確かに歩いて国を横断できそう。
でもどこか危なっかしくて、子どもらしくて、ディマよ守ってやれ。となるアーニャ。
顔芸がすごいのですよ、ディマを嫌う時は徹底的にしぶ〜い顔で睨みまくっててε-(´∀`; )(♪In My Dreamを歌い終わった直後なんて、うっとりしてたのにディマが話しかけた瞬間睨みつけてて、やめいwと思いましたw)
嬉しい時はくっしゃくしゃに笑う☺︎
擬音も多くて、ウェッとかフンッとかイテッとかギャッとかウフッとか…なんて観てて楽しい子なんだろうと\(//∇//)\
ツボなポイントが多くて…競歩の勢いで舞台上を駆け抜けていったり、私たちあとどれくらいで出発できる!??っていいながらつんのめってたり、、、、
♪Journey to the pastも好きだったなぁ(*´-`)アーニャ!!来てみろよーー!!って呼ばれてる段階でもう不安の表情、笑顔がひきつっていて、"胸が…騒ぐ"という歌い出しに繋がる流れがとっっても自然!!だんだん感情が昂っていって、小さい身体で脚広げて踏ん張って、小さくガッツポーズ( ´θ`)ノカワイイ
あぁ、一生観ていられる…
歌はどうしても高音が苦しいのですが、前後のお芝居の緩急と歌っているときの表情で、やりたいことは全部伝わるので、個人的には全く問題なしでした!!中低音の語るような歌い方、強弱の付け方も、大好物でした!!✨
わかーにゃの芝居力と愛嬌にやられて、5回中4回わかーにゃという偏りになってしまいました笑笑
ちなみに、晴香ちゃんのアーニャも、前回観た時よりおてんば度合いがアップしていて嬉しかったです!
堀内さんのリリーが面白すぎる
堀内さんのリリーに出会うまでは、2幕冒頭が割と退屈だったというか、こんなにリリーとヴラドのシーンいる?(・_・;って正直思ってたんですけど(ごめんなさい)…
いります!!すみませんでした!!
と堀内さんのリリーを観て反省しました。
存在が面白すぎるw
仕事中とネヴァクラブのギャップがすごい。
皇太后の相手で、相当ストレス溜まってたんだなというぶっ壊れ具合で、観ていて気持ちがいいw脚、開きすぎwwwお行儀も何もないww
一見踊れなそうな雰囲気なのに、ネヴァクラブで全ての鬱憤を晴らすように、身体揺らしてキレッキレで踊り狂う姿は絶品でした…笑
そりゃ元四季ですもんね、踊れるわけだ。
おまけに、歌も全ての音を正確にハメてくださるからとても気持ちがいい!!!
ヴラドとのラブラブシーンも、一つ一つの動きが全部面白くて思わず大拍手wwwww
(すっごい笑った直後に、後ろからやべぇやつ(※海宝グレブ)来るのやめてほしいwww温度差wwww)
大笑いしました\(//∇//)\
最高〜☺︎
東京公演はまもなく千秋楽。
是非是非多くの方にご覧になっていただきたいです(*'▽'*)
では☺︎