9月〜10月のあれこれ。
ご無沙汰です、Mの娘です☺︎
急に寒くなったと思ったら蒸し暑かったり、、、アップダウンが激しいですね。
10月に入ってから、異常なほど眠い日が増えました( ´Д`) 冬眠に入るのかしら私、、、
さて、近況をつらつらと。
ミュージカル「ファンレター」
※ネタバレありです⚠️
9月は海宝さん主演の韓国ミュージカル「ファンレター」に4回通いました!
待ちに待った、韓国ミュージカル×海宝直人のコラボレーション!!!
日本が朝鮮を植民地にしていた時代が背景になっており、この作品を日本で上演することの重みよ、、、
海宝さんが演じたのは、小説家志望の孤独な青年、セフン。
(実は、海宝さんに、スリルミーの「私」役をやってみてほしいと思っていたのですが、今回それに近いものを感じてしまい、勝手に満足度2倍になりました笑)
序盤の楽曲♪誰も知らない で、孤独と失意の底にいたセフンが、憧れのヘジン先生と出会い、"夢か現実か〜彼がそばにいる🥹"と、キラッキラなとびきりの笑顔を見せるシーンが忘れられません、、、
一生このシーンをリピートするんでもいいと思いましたね。守りたい、この笑顔!!!
♪誰も知らない"という曲で、どれだけセフンの孤独を感じ取れるかが、その先のストーリーを腹落ちさせるために重要だと思いました。
東京への留学の苦しみ、朝鮮に戻りたい気持ち、でも朝鮮に戻っても居場所はないという寂しさ、、、この辺りがとても大切なバックグラウンド。セフンにとって、ヘジン先生がどれだけ救いだったのかが理解できました。
しかし、後半に進むつれ、どんどん理性を失って狂ってゆく、、、(セフン、やめなさい〜)
ヒカル(=セフンのペンネームだが、徐々に一人の女性として人格を持ち始める)の歌や台詞を通して、セフンが理性を失っていくのがわかる、という見せ方が面白いと思いました。
後半、ヒカルとしての手紙でセフンたら本当にとんでもないこと言ってるんですよ、憧れとか尊敬とかいう次元をはるかに通り越して、死に誘っている…狂気です、狂気。
〈セフン(=ヒカル)が手紙に書いた衝撃語録〉
"暗い部屋一人閉じこもって書くのです"
"そうすれば私と二人きりになれる"
"二人で生命をかけて作品を描きましょう"
"苦しみなんて、大したことじゃない"
"きっと気づかないわ 命がつきても"
"本当はあなたも望んでるでしょ?"
"黙っていれば それだけで
忘れられない 栄光をあげるわ"
彼のセクシャリティについては特にハッキリと明言されていませんでしたが、男性への恋愛感情があるんだと解釈しました。役作りとしても、とても繊細で可愛らしい印象を受けました。
クライマックス、ヘジン先生に、"ヒカルは僕でした"と泣きながら謝るセフンに号泣、、、そしてヘジン先生からの最期の手紙で、"実はどこか同じ香りのする風に気がついていたよ、手紙と花束を受け取って欲しいよ、手紙の君を愛さずにはいられない"とヘジン先生から言葉をもらって、涙が込み上げているセフンを見て、はい、さらに、大号泣です!!!!(水没)
「ヒカル」としてではなく、「セフン」としてヘジンから愛をもらえてよかった、、、🥲
旋律が複雑で、アカペラがあったり、ハイトーンをかなり小さめの声量でコントロールする必要があったりと、歌の難易度が相当高い印象でしたが、海宝さんは軽々とやってのけていて、超絶技巧だと思いました。
また、この作品、朝鮮の歴史や文学の知識がないと理解が難しいところも多かったです。
・アベラールとエロイーズ
・書簡形式の文学
・内地/内地人
・京城(今のソウル)
・発光魚類/三越百貨店の屋上(実在の詩人がモチーフ)
・ミューズ
この辺りのキーワードの理解が必要でした。
観劇人生でパンフレットを購入するのは2回目なのですが、買って大正解!!
特にコラムが最高で、時代背景やらモチーフやら、韓国のミュージカル作家育成の仕組みやら、読み応え抜群でした!
幸せな1ヶ月でした☝️
ミュージカル「モーツァルト!」
M!も2回観劇しました^ ^
真彩さんのコンス目当てで行きましたが、古川雄大くんの大熱演に心を打たれ、追いチケまですることに。笑
真彩さんのコンスは、ダンスはやめられない♪が絶品!!
"今日のパーティ、つまんなかった笑"と半笑いで吐き捨てる入りがとても好き。
それから、"泣いたりなんか、しないわ"という歌詞のところで、歌詞とは裏腹に泣いているように見えたのがすごく良かった、、、。弱くて守ってもらいたいのに、怒りと強がりでそう言っているのだなと、胸が苦しくなりました😭
古川さんのヴォルフは、まっすぐな子どもみたいな役作りで、お父さんのことが純粋に好きなんだろうなと思いました。だからこそ、随所ですれ違いが辛かった😭
歌い上げの見せ場もたくさんで。
1幕ラスト"いつかこいつに殺されてしまうだろう⤴︎(ニュアンス)"のシャウト、噂には聞いていましたが、最高でした!!韓国版(ガンヒョンさん)と同じでした!!
歌と芝居の両立が素晴らしくて、特に後半、だんだんと狂っていく様は目が釘付けに。
〈古川ヴォルフ推しポイント〉
・お母さん亡くなってることにしばらく気がつかず、だんだん焦っていくところ からの残酷な人生〜で泣きながら絶唱するところ
・コロレドやアルコ伯爵へのやばめな態度
・他の市民に馬鹿にされてブチ切れるところ
(感情の爆発のさせ方が本当に素晴らしい)
・魔笛を仕上げている時の、コンスとの大喧嘩
(この日はもう最初に誤解されたときからかなりピリついていて、詳しく弁解するのもめんどくさそうで、、、険悪すぎた。コンスも、愛しているのは自分の才能だけなんでしょって、言ったらいけないってわかってるけどどうしても怒りと悲しみを抑えられなくて言ってしまって、ヴォルフがそれに怒鳴ってしまって、、、緊迫のシーンでした。このシーン歌じゃなくなったけど、ここまで芝居で本気の喧嘩をするなら、歌じゃなくてもありだなと!!)
・ピアノの中には借金が〜と狂うところ
可哀想すぎて苦しくなります…
アマデ役の方も素晴らしくて、瞬きほとんどせず、影として完璧なお芝居をされていました!!
ここまでアマデに目を奪われたのは、柿原りんかちゃん以来です。素晴らしかった!!
お土産にショップでペンを買いました。
書きやすくて気に入ってます。
クロージング寂しいな🥲
展覧会巡り
展覧会も色々行きました!
知り合いの役者さんの初の個展では、私も絵を描いてみたいなと思うほど、心が動きました。
モネ展と田中一村展は、友人と行きましたが、芸術に関するあれこれを語り合って最高の時間でした!どちらも上野なので、ハシゴしました!笑
東京文化会館の中のカフェでおしゃべりしました。行ってみたかったんです〜!
思ってたより簡易的な感じでしたが、のんびりできてよかったです。(2時間はいた気がします)
モネの風景画、素敵でした、、、😌
今回はこんなところで。
来月は夢の国に行く予定なので今からワクワクです!!
では☺︎