手作りなるもの
日々営むこれも、いわゆる「手作りコスメ」に入るんだろうな。
いつも心に留め置くことをまとめてみた。
∥常備素材
むやみに揃えて飼い殺しにしてもと転用・兼用を心がけたら、自然と“持たず”へ傾いた。
食材兼用を除いて、常備するのはこのくらい。
次回より、スポット調達の素材を使ったレシピも掲載していきます。
∥器具
分量もキッカリまでは求めず、250mlや300gまでの小型計器を使い回す。
『ムシェッド』にいたっては、ピペットに目盛がついて手軽に。
常に作り続けるには、毎度の工程数を抑えたい。
∥容器
基本、好みや使い勝手だけど、以下の点だけ。
容器の再利用を見込むなら、初回使用時に計り入れて満量ラインに目印をつけておくと、以降の労力減に。
∥手順
外せない順序というのはあり、溶性をもとに決まる。
溶性とは、水・油・アルコールのいずれに溶けるかということ。
間違えると、質感の悪い仕上がりに。
同じ溶性に限り、粉末は粉末ごと・液体は液体ごとにあらかじめブレンドしておくのも労力減のコツ。
∥心得
縛られても息苦しいから、ほどほどで。
① 消毒は省くべからず
己の手も、器具や容器も。
煮沸はそれなりの労だし、向かない素材もあってアルコール除菌。
パスとリーゼなりギョースーなり、食品にも使える製品が理想的。
いずれでも、アルコールの除菌力が発動するのは揮発時だそうで、完全に乾くまで待つ。
② 新品使用
自家用はリユース容器でも、人に贈るものは衛生面から新調。
完成品を一番生かせるよう、相手の顔がほころぶよう妄想しながら、ちょいと洒落た容器を探すのはただの趣味としても…タノシヤ
③ ユトリ
“おねだん以上”だけじゃなく、効率ばかりでもなく、縦棒を1本入れておきたい。
いや、当てこすりでなく…
コスパと、採算度外視。
タイパと、手間ヒマ。
自然製法と、石油合成。
持たずと、持つことにさえ…
どんなものでも重みと可能性は等しく、必要あるところで望ましい方を取るだけのこと。
そんなユトリある手作りを目指すこの頃。精神論っぽいか。
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