天城越えゲーム。
昨日の大晦日、我が家は家族4人でNHK紅白歌合戦をみながら、すき焼きを食べ、年越しそばを食べた。途中から私以外の3人はお酒を飲み始め、だいぶだらけた空気でそれぞれスマホを見つつテレビの紅白をなんとなく眺める。
そのうちテレビでは石川さゆりの「天城越え」が流れ始めた。最初は「(セットが)寒そう」「歌詞怖」「煉獄さん出てきそう(演出)」などと好き勝手なことを言いながら迫力の歌声に耳を傾けていたのだが、完全に飽きた弟が、母を相手にちょっとした遊びを始めた。
「なにやってんの?」と聞くと、弟の答えは「天城越えゲーム」。どうやら弟が独自に編み出した遊びらしい。ルールを教えてもらった。
①歌詞に出てくる言葉(主に名詞)を2人で交互に言い合う(言う時に技の名前っぽく言うこと)。
②サビの「天城越え〜」の時に、弟が母の身体を山に見立て、手で一往復なぞる(天城越えを表現)。動きは、私が見ていたところ空港の金属探知機を職員さんが手動で身体にかざすみたいな動きだった。
③ゲームとはいえ勝ち負けはない。
!?!?!
ないの?じゃあ何をゴールにしたゲームなの?と聞くと、名詞を言い合うのが楽しいらしい。平和。
弟は、幼い頃からこうして自分で考え出した遊びで遊ぶことがとても得意だったことを思い出した。とはいえ30歳手前の今、遊びのレベルがあまり変わっていないことはどうなの!?と思う。面白いけど。
そのあと、紅白歌合戦を最後まで見て、私は福山雅治の「家族になろうよ」とMISIAの「アイノカタチ」で号泣した。そして間髪入れずに教育テレビの2355で年越しして、たなくじを引いて、なんとなく解散。ゆるっと始まった新年でした。2355の中の「冬毛のうた」がとてもよかった。
ちなみに父と弟は水曜どうでしょうの一挙放送をしばらく一緒に観ていた。
※ずっと書きたかった日記を始めます。一般人の何でもない一日を、なんとか面白く書けるように頑張ります!