アフィリエイトで広告のクリック率を上げるコツ

アフィリエイトは、サイトに載せた広告をクリックしてもらって、初めて成果が発生するかどうかのスタートラインに立つことができます。

なので、「広告をクリックしてもらうこと」がアフィリエイトで成果を出す重要ポイントになります。

今回は私なりに考えた「広告をどう載せればクリックしてもらえるか」を書きたいと思います。

広告を貼るためにはペルソナ設定が大事

ペルソナとは、ざっくりいうと「自分がサービスをする上でターゲットにする具体的な客層」のことです。

ペルソナによって、記事の方向性や訴求の仕方、広告の種類、サイトの構成、すべてが変わります。

ペルソナは極力具体的に決めるのが望ましいです。

例えばレシピサイトを作ろうと思った時、「主婦」という設定だけでは集めるレシピは凄まじく幅が広いです。

しかも、絶対にクックパッドに勝てません。

ならば、「20～30代の効率重視なシングルマザー」にペルソナを設定すればどうでしょう。

冷凍向きの時短レシピ、最短で大量にできる作り置き、1食100円以内のごはん等々、ただのレシピサイトより的を絞ることができ、ファンも付きやすくなります。

広告も、料理教室なんかよりは、ネットスーパーや出会い系アプリの広告を貼っておけばクリック率が上がるかもしれません。

ペルソナ設定をすれば、自分が方向性を決めるときにも役に立つので、どの客層にどういった訴求を行うかは決めておきたいところです。

広告のタイプはどれがいい？

もちろん貼る広告のタイプは、訴求する商品やサービスによって変わります。

とは思いますが、私は、「本当にクリックしてほしい広告にはテキストタイプ」を使います。

バナータイプは、「記事内に彩りを足したいな」、「クリックを狙ってはないけどあわよくば成果がでたらいいな」と思った部分に使うくらいです。

理由としては、読み手に「アフィリエイトっぽさ」を極力感じさせたくないから。

昨今ユーザがネット慣れしたことで、広告クリックで収益が発生することをユーザは知っています。

なので、極力「アフィリエイトっぽさ」が出ないようにしてあげるとクリックされやすいです。

ただ、客層によって、「ユーザがネット慣れしていない層」や「広告だよ！ってわかりやすくしておかないとクリックしてくれない層」もあります。

広告は適材適所

一番やってはいけないのは、「なんの脈絡もなく関係もない広告を貼る」こと絶対にクリックされませんし、ユーザからのサイト評価が下がります。

さっきので言うと、「レシピサイトに車の広告貼っても多分クリックされない」ということですね。

なんならレシピサイトを読むユーザが車の広告に不快さを感じて二度と来てくれなくなるかもしれません。

なので、たとえ単価が低くても、サイトに関係のある広告を貼ってあげてください。

なので、作るサイトを広告の単価ベースに考えてもいいかもしれません。
ですが、単価の高い広告は、競合の数も極めて多いので、しっかりとした戦略が必要になります。

売りたい商品をどうアピールするか

今読んでいる、柿内尚文さん著の「パン屋ではおにぎりを売れ」という本に、アピールの大切さがわかりやすい実例が書いていたので紹介します。※私なりに要約してます。

ジャパネットたかたの創業者である高田明さんは、特定の業界にしか売れなかったボイスレコーダーを、一般家庭に浸透させ大ヒットさせました。

もともと出版業界で「取材などの音声を録音する機器」という使い方がメインだったボイスレコーダーに対して、「おじいさんおばあさんや親が使うべき」と勧めました。

おじいさんおばあさんには、「歳をとると物忘れが増えるので、音声で残しておきましょう。」、親には「不在の時に肉声を残せば子供は安心しますよ。」というように、目線を変えてアピールし、ボイスレコーダーを大ヒットさせました。

売りたい商品に対し、目線を変えたアプローチで、今までなかった顧客層を勝ち取ることができたすごい実例です。

広告も同じで、ただ広告を貼るだけではなく、その広告に合わせた気の利いたアピール文があるとクリックされる確率が上がります。

アピールは当たり前ではなく少しずらす

レシピサイトで包丁を売りたいとして、「食材が切れる！」とアピールしてもインパクトは薄いです。みんな持ってますし、切れるのは当たり前です。

それなら、「子供と二人での料理用」や「食材毎に使い分けることで衛生的」とかの訴求のほうがいいかもしれません。

つまり、商品そのものをアピールするのではなく、その商品に対して付加価値をつけてあげることで、クリック率は伸びやすいです。

今回紹介した「パン屋ではおにぎりを売れ」は、こういった「ずらす法」などの思考方法について解説した本になりますので、気になる方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

＜2021/01/20追記＞
私が作った「月3万円稼ぐサイト」の作成方法をこちらの記事で紹介しています。広告の場所やSNSを使った集客方法など、私のノウハウを余すところなくまとめているので、よろしければご覧ください。