七つめの海
書き直しては、また消していた
何年たっても変わらない授業中
波風たたず、退屈な日々を
乗り越えてゆくための舟の見取り図
四角い檻の中に閉じ込められた夢は
一秒ごとに出口を探してる
眠らない街、急ぐ帰り道
曲がった所にある貸本屋で
やっと見つけた、いくつもの海を
股にかけ戦った男達の物語(はなし)
おぼつかない文字は、足りないとこを僕に
綴ることを託してるようで
胸が高鳴った
どうしようもないほど
未知の憧れに押されて
早く行かなくちゃ、早く舵をとらなきゃ
遠く、七つめの海へ
希望を失くすことは自分に嘘つくこと
さぁ「現実」という名の打ちつける波に
舟は漕ぎだした
いい風が吹きだす
くり返しの日には戻れない
夢なき時代に流されそうなときは
強く握りしめたオールで
あきらめる事をせまる人の声が
二度と届かない場所まで
七つめの海へ…
唄: SeanNorth / 作詞: 佐々木久夫 / 作曲: 佐々木久夫
この記事が参加している募集
いつも温かい応援ありがとうございます!! いただいたサポートは今後のSeanNorthの活動全般に使用させていただきますm(_ _)m