2024年10月26日
まずは素晴らしい祈りをありがとう。
私たちの意図を汲んでくれて、実際に動き始めてくれた事、あなたのお祈りの言葉を聞いて私はとても安心しています。
今日は本当に小さな一歩です。この小さな一歩を重ねる事がとても大切です。時間が経過し、過去を振り返った時に、今日のこの日の事をあなたはとても鮮明に思い出す事が出来るでしょう。
司会をしてくれているあなた、集まってくれている皆さん、そして私のメッセージを伝えて下さるミディアム、全ての方たちに感謝を申し上げます。
そしてこの交霊会は、私が話していますが、もっと地上に福音をもたらしたいと思っているスピリットがたくさんいます。そのスピリットと私たちは交信しながら、或いは交代しながら新たな啓示を伝えていこうと考えています。
およそ180年前に始まったと言われるスピリチュアリズム。皆さんご存知のようにスピリチュアリズムはその前から、ずっと古代から存在していました。
当時の人は、それをスピリチュアリズムと呼んでいたかどうかは問題ではありません。
古代からこの地上が、本来あるべき学びの場、修行の場である事、それを理解したスピリット、人間がたくさん存在し、そして本来の地上のあるべき姿であるようにと頑張って働いていた人物、或いは霊界の存在がいました。
ですから、この霊界からの働きかけというものは、何も180年前に始まったものではありません。
こうやって地上に、何とか真実を伝えようとしているスピリットが存在していたという事を理解して下さい。
そして180年前にもたらされた霊的な真理、皆さんが霊訓と呼んでいるものは色褪せてはいません。相変わらず現代の人々に真理を伝えるものであります。
しかしながら、人類も進化しています。皆さんの日常生活を振り返ってみて下さい。皆さんが子どもの頃と今を比較してみて下さい。
子どもの頃に描いた未来、先進的な未来とはちょっと違うかも知れませんが、それでもずいぶんとあなた方の生活は豊かに、そして便利になっていませんか?
その時代、時代に合った方法で真理は伝えられなければなりません。ですから180年前に伝えられた真理、それをそのまま伝えることは、今、少しずつ難しい時代に変わってきています。
もっと平易な言葉、もっとストレートに人々の心に響く言葉というのは、時代と共に変わって来ているのです。
私たちの使命は、真理をもっと平易に、もっとストレートに、今の時代の人々により分かりやすく、受け容れられやすく伝える。その信念を持って私たちはこの仕事を始めています。
とても理知的な皆さんにとっては、もしかすると簡単過ぎるとか単純すぎるとか、皆さんの知的好奇心を満足させられるようなものではないかも知れません。
あなた方は十分に学び、成長し、そしてたくさんの知識を持っています。
ですから、私たちが伝えようとしている事が、ちょっとバカバカしく思うような事もあるかも知れません。
でも、『こういう伝え方が現代の方々にきっといいのだろう』という信念を持って私たちは伝えます。
どうかここで、私たちがここで伝える言葉、真理、新しい福音を出来るだけ多くの方が目に触れるように、或いは耳にするように仕掛けを作って欲しい。
この地上世界の事は、私たちは指導は出来ます。こうしたらいいんじゃないかという提案は出来ます。
でも、実際に手を下す事は出来ません。私たちの思いと、この地上世界で肉体を持った人、人間が必要なのです。
皆さんは、ぜひこの地上世界で、私たちの思いを届けるメッセンジャー、或いは掲示板、そういう存在になって頂きたい。それを特にお願いしたい。
ですから決して無理をなさらずに、皆さんのペースで、皆さんが顔を揃えて、そしてお伝え出来る時に開いて頂ければ結構です。私たちとあなた方の共同作業でこの交霊会は成長していきます。
私たちもこれからのビジョンはありますが、それが本当に実現出来るかどうか・・・というのは、この地上世界で一緒になって働いてくれる皆さま方との共同作業だからです。
ですから、その我々のビジョンによっては、少しずつやり方や開催の仕方が変わってくるかも知れません。
ただ、今、この場、こういった場を作る、定期的に無理の無い範囲で作るという事をやって頂きたい。今日はまずはこの事をお願いしたいです。
司会の方、何か私がお伝えしたい事について聞きたい事がありますか?
司会:はい、それではおたずねさせて頂きます。
ミディアム:はい。
司会:本日、私たちはあなた方と一緒にお仕事をさせて頂く事に、心より感謝申し上げたいと思っております。
おたずねさせて頂きたい事は、どうしてあなた方は私どものそばに近づいて来て、このようなインスピレーションをお与え下さっているのでしょうか?
何かご縁があってこの近くにいらっしゃっているのか、そのあたりをお聞かせ下さればと思います。
ミディアム:私たちはもう何十年も前、地上世界で言う何十年も前からこの仕事の必要性を感じて、ミディアム、そしてその構成員を探していました。
今、話しているミディアムもよく観察していました。候補者は何人かいたのは事実です。ただ、このミディアムがやってきた事、彼の真理に対する熱意、それは他の者よりも強かった。
そして、生まれながらのミディアムであったという事があり、彼を選んだんです。そして彼と一緒に学び、そして共に霊的な進歩を遂げようとしている熱意ある人々がいる。
そして、この真理を少しでも多くの人々に伝えたいと言う熱意のある方がいる。
こんな素晴らしい環境は無かった。ですから数年前からこのサークルを作るために私たちは動いていたのです。
司会:それでは地上生活もあったという事ですか?
ミディアム:はい、あります。私がどのような地上生活をしていたかという事は問題では無く、私たちが何を伝えるか、何をあなた方を通して伝えようとしているのか?
そこから私たちの地上生活との関係は全く無いものです。
ですから私たちの言葉、伝える内容、それを私たちの存在の判断材料にして頂きたい。
そして地上生活の話をする多くのスピリットたちは、それをもって権威付けをしようとか、或いはウソを語るとか、そのようにして人心を惑わそうとしているスピリットがいる事は事実です。
私たちはそういうスピリットたちと一緒にされたくないのです。ですから皆さんが私たちの地上生活に大変興味を持っている事は存じ上げていますが、それを明かす事は今はしません。
司会:ありがとうございます。それではこのサークルは月一度程度開こうと考えておりますが、またこのような形でご協力頂く事は出来ますか?
ミディアム:それは私たちの方からのお願いです。先程も申し上げましたが、私たちは地上に伝える術が必要なのです。手段が必要なのです。それをやってもらえるのは、肉体をまとった人間にしか出来ないのです。
私たちの方から是非そういう場所を作って頂きたい。そして、地上生活には地上生活のしがらみがあるのも私たちは分かっています。ですから無理の無い範囲で開催して下さい。ただ、定期的に開催して下さい。それだけがお願いです。
司会:ありがとうございます。もう1件お伺いしたいのは、あなた方は或いは他のサークルでお役をまかなっている事はありますか?
ミディアム:それはありません。先程申し上げた通り、私たちは地上で何十年も前からふさわしい場を探し続けていました。候補として近づいた事はありますが、こういう形でメッセージを伝えた事は初めての事です。
司会:ありがとうございます。それでは、ミディアムはあなた方の通信にどの位耐えられると思いますか?
ミディアム:ミディアムのコンディションにもよるが、45分位ですか・・・地球時間でいうとおよそ45分位だと。もう既に彼の身体の感覚が私たちのコントロールする状態にある。
今、私はミディアムをどのような状態で使っているかという事をお話すると、主に発声器官を使って話をしています。
彼がもっと慣れてくれば、私は彼の全身や肉体を使って表現する事が出来る様になるでしょう。
そうすると、あたかも彼がしっかりと覚醒して何か物事を進めていたり、或いは話をしていたり、そのように見ている方は錯覚をするかも知れません。まだ彼はそういう状態になっていません。
私も彼の肉体をコントロールする関係性を築いていません。ですから、彼の発声器官を使ってお話が出来る時間は30分から40分位という風に考えて頂けたら、今はいいのかと考えております。
司会:ありがとうございます。それでは間もなく30分が経とうとしておりますが、まだお時間は大丈夫そうですか?
ミディアム:彼の心臓や呼吸器官が少し乱れて来ていますので、あともう少しなら大丈夫かと思います。
司会:承知致しました。それでは本日の交霊会の最後に、皆様に向けてあなた様から何かメッセージがありましたら、お知らせ頂ければと思います。
ミディアム:はい、ありがとうございます。まずは笑顔でいましょう。この交霊会と離れても、そして普段の生活に戻っても、出来るだけ笑顔でいる事を心がけましょう。
あなたの笑顔が発するバイブレーションが場を和ませ、そしてあなたに興味を持ってくれる方が増えてくれば、私たちがこうやって伝えている真理に興味を持ってくれる人も増えて来ます。
皆さん、笑顔でいましょう。笑顔、笑顔が大切です。
司会:はい、ありがとうございました。それでは、本日最初の交霊会はこれでお開きとしたいと思います。
本日お伝え下さいましたスピリットの方、またスピリットを応援して下さったスピリットの皆様、私たちのガイドスピリットの皆様、そしてこのサークルを終始お守り下さったたくさんのスピリットの皆様に、心より感謝申し上げます。
またこのような機会を持ちます事に、皆様からのご支援を賜りますれば、ありがたき幸せに存じます。
ミディアム:ありがとうございます。ミディアムもそろそろ限界のようですので、今日はこれでおいとま致します。またお会い致しましょう。
【同席者の感想】
この度、初めて交霊会に参加させて頂きましたが、人間の想像を遥かに超えた高次の世界を『やっぱりあるんだ・・・』と再確認させられた感じでした。
ミディアムの身体を使って発せられるメッセージの数々には、地上世界にいる人間たちへの深い愛を感じました。
また、身体を張って架け橋となり、メッセージを伝えて下さるミディアムの姿にも感動しました。
霊界からの届けられた真剣なメッセージ。
人間側も真剣に受け取らないといけないと思いました。