点と線
こんばんは。ちょっと前まで死にそうなくらい時間がなかったんですけど、コロナウイルスで色々中止延期になったので、最近余裕ができました。
最近就職活動で、いやでも自分の過去のエピソードを掘り起こし、それについて考えたりする機会が多いです。
でも今考えると、あの経験って実は今の自分にこう生きてるんかな、とか、この経験が今の性格に繋がっているのかな、とか結構色々見えてきて(見えない時もある)面白いです。
なんとなく、自分の人生が点と点を繋いでいって線になっているんだなあという感じはあります。
まあここまではよく聞く話でしょう。
でもさ
無理やり点と点をつなげようとするのって良くないなあって思います。
んーと。今までの色んな点があって実は繋っていて、曲線になってるんだけど、今の座標にいるためには、過去のバラバラの座標があるからこそいれるわけで。
でも、なんか、生きてたら、なるべく直線に生きることの方が良い、みたいな考え方が一定数あって、しかも今までが結構直線だと、曲げ方が分からなくなる気がします。だから、次の点を意識しちゃう。今までの角度てきにここだな、みたいな。
ほんとはどこにでも点はおけるはずなのに、勝手に置けないと思い込んでしまうような気がします。というよりも、今までの点を正当化し、よりよい直線をつくることが目的になりがちだと思います。真面目な人ほどね。
直線がいいのか曲線がいいのかは人それぞれなんかな。なにか目的があって直線に進むのは素晴らしいと思うし。私もできればそうありたいんだけど。でも、一番もったいないのは、いままでの角度を保つために次の点を置くことなのかなと思います。過去の経験を正当化するためだけに、明日をきめちゃうのは悲しいかなと。
この話を書いてて思い出したけど、昔、「過去の努力を意味あるものにするためだけにため今は努力していて、本当は楽しくないよ。」って言われたことがあります。私は、本気で楽しかったことだったから、めっちゃ悲しかったし、なんて返せばいいかわからなかった。でもあれからあの子は、ちゃんと自分の意志あるところで、昔の100倍楽しそうにしている気がします。本当に良かった。
最後に就職活動の話に戻るけど、最近になって、会社の人がどういう人間かって大事だよってのがわかるようになった気がします。わたしは、次の点をどこに運んでもいいような会社で働きたいな。いろんな曲線があつまったところがいい。