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【ボウケンジャー】第21話~第24話
Task.21「打出の小槌」
ボウケン21話見た 「似てる二人は喧嘩する」、私の好きな言葉です(ゲンドウポーズ) 黒いのと銀色、なんだかんだで打ち解けるの巻。アクセルラーとゴーゴーチェンジャーを噛ませて変身するの最高すぎるな……「二人ともガキだ、おこちゃまだ」と呆れる菜月もかわいい
— 望戸 (@seamoon15) June 4, 2022
安定の大和屋先生回。そういえば本家の「似てる二人は喧嘩する」も黒いのと銀色の話でしたね……。菜月が神楽ちゃんに見えてくる。
思えば今までは先輩らに囲まれ、菜月の前では見えを張り、真墨には友人らしい友人がいなかった。後輩とは言え実力もあり俺様な映士は、真墨が忌憚なく感情をぶつけられる貴重な存在だ。もう存分にきゅうりでもなすでも取り合ってくれ 半分こも大いにやってくれ 仲良きことは美しきかな……
— 望戸 (@seamoon15) June 4, 2022
真墨は子ども時代から大人たちに囲まれて暮らしていたようだったし、菜月は同年代でこそあるが庇護対象(真墨的には)なので、子どもっぽい一面をさらけ出せる相手はかなり限られていそう。映士も映士で幼いころから旅暮らしをしていたため、同年代の友人はあまりいないように思える。君たちもう友達じゃん、なんて言ったら両方に怒られそうだが、楽しくやってほしいものだ。
一振りでただの兵士を巨大にする打出の小槌。その効力は合体ロボにも有効だ。巨大化アルティメットダイボウケンの肩にすっくと立つサイレンビルダーが大変かわいい
— 望戸 (@seamoon15) June 4, 2022
でっかいロボとちっちゃいロボの組み合わせ、心が躍る。
Task.22「ソロモンの指輪」
ボウケン22話見た さくらと蒼太、中堅どころが腕を見せる回。さくらの綿密なリサーチとシミュレーションに蒼太のアドリブが加わればだいたいのことには対応できるし、映士の我が道を行くスタイルも頼もしい。真面目一辺倒ではなく現場判断でぶっつけ本番できるのもボウケンジャーの資質であろう
— 望戸 (@seamoon15) June 5, 2022
冒険のためには下調べももちろん重要だが、いざ現場に出た時には勘と経験も大きくモノを言う。チームになってそれぞれの得意なところを持ち寄れば、一人で挑むよりもずっとよいパフォーマンスが期待できるというわけである。
ズカンガミの能力は恐ろしくて、マントをかぶせた相手(生物・無機物問わず)を任意の動物(ないしその模倣)に変えてしまう。サバイバスターハトを当然のように腰につけるブルーよ/ズカンガミがそれぞれの色に沿った動物を指定してくれたのは僥倖。全員魚類にされたら手も足も出ないところだった。
— 望戸 (@seamoon15) June 5, 2022
サバイバスターハトくらいでは動じないように見えるブルーだが、内心の動揺を表に出さないスパイ時代の訓練の賜物かも。というか、ハトを腰につけるのは十分動揺しているのではないか……?
Task.23「あぶない相棒」
ボウケン23話見た 蒼太を拐かしたのは昔の相棒・鳥羽。相棒とは言いつつ、口調や態度からすると先輩・師匠みたいな間柄だったのかも。帝国の真珠を奪う任務のため、鳥羽はクエスターと手を組んでいる。あちらから声をかけられた風なことを言っていたが、クエスターは鳥羽の何を利用しようとしたのか?
— 望戸 (@seamoon15) June 9, 2022
元アシュ・現クエスターのお二人だが、アシュであるというくびきから強制的に解き放たれたことにより、他の文明(主にゴードム文明が被害者)の力を利用することへの躊躇が無くなっているように見える。今回は純人間である鳥羽を利用し、蒼太を拉致監禁することに成功。なかなかのお手柄ではないか。
過去の因縁にまっすぐ決着をつけようとする映士と、業は背負ったまま笑顔で前に進みたいと願う蒼太。どちらの考え方もあって然るべきだし正否はないが、当のアシュはすでにその名を捨て、クエスターとして行動しているのであった(「高丘の」よりもプレシャスを優先して去っていくほど!)
— 望戸 (@seamoon15) June 9, 2022
皆それぞれに過去を抱え、しかし果て無き冒険スピリッツにより新しいお宝を探し求めているボウケンジャーたち。映士だけが「高丘の」であるという宿命に未だ捕らわれ、抜け出せずにいるようにも見える。もちろん、先祖代々の業を捨てろと言っても容易ではないだろうが……。
プレシャスとかボウケンジャーとか関係なく、一人のスパイによって爆破されるクエスターロボ。ゴードムのオカルトわざを使わずに作ったせいで、鳥羽にも破壊工作が可能だったのかもしれぬ。驕れる者は久しからず/ミスターボイスの情報統制、秘密組織としては大正解 サージェスそういうとこあるよなあ
— 望戸 (@seamoon15) June 9, 2022
ボウケンジャーはプレシャスを守る秘密組織であるが、世界に唯一の戦闘グループではない。クエスターやゴードムやジャリュウに立ち向かえるのはボウケンジャーだけではなく、一介のスパイであってもクエスター相手に一泡吹かせることは可能である。プレシャスという共通目標があるからこそ、奴らとボウケンジャーは一触即発の関係性にあるが、もし敵が見境なく世界征服に乗り出して来たら、色んなほかの組織と連携することも可能なのかも、と妄想。
サージェスの秘密主義、そういうとこやぞ! と言いたくもなるが、扱っている代物が代物だけに致し方ない点もあるのかもしれぬ。ミスターボイスの中の人だってわからないことだし(そもそも中の人なんているのか? AIだったりして?)
Task.24「初音の鼓」
ボウケン25話見た 菜月チーフがんばる回 立ち雛のときもそうだったが、ハザードレベルを重視するボウケンジャーの中において(奇しくもチーフが口にしていたように)、菜月は「それが宝物であること」自体を大切にできる。電車も乗れない、一般常識も欠けていても、それが菜月の美点だ。
— 望戸 (@seamoon15) June 12, 2022
×25話 → 〇24話
大勢が認めていなくても、誰か一人でもその価値を信じていれば、それは「宝物」になりうるのである。菜月には過去の記憶がない。だからこそ、見知らぬ大衆の判断よりも、自分自身の判断の方を大切にできるのかもしれない。
冒険の準備する菜月から漂うトトロのメイちゃん感。遠足かな?? 造成地をダイボウケンでもりもり掘り起こし、敵をぷちぷち踏み潰す万能幼児感。源九郎狐くんの塚石、鼓が奉納されている神社あたりに移設できたらよいのにねえ/真墨に子離れを促すチーフ。過保護者よき……
— 望戸 (@seamoon15) June 12, 2022
菜月@ダイボウケンによる発掘作業、完全にスケールの大きなお砂場遊びである。あのスコップをスコップとして使っているところを久々に見た気がする……。プレシャスを見つけ出し保護するというボウケンジャーの本来の趣旨から考えれば、こういう平和的な(平和的か?)利用こそダイボウケンも本望であろう。
遺跡で拾ってからこのかた面倒を見ている真墨なので、菜月に対して過保護になるのも確かにわかる。大いにわかる。だがまあ、「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめてのぼうけん」を上首尾に終わらせたことは、一つの成長のベンチマークとして評価してあげて欲しいところ。