【マジレンジャー】21~26話
Stage.21「魔法特急で行こう 〜ゴー・ゴー・ゴルディーロ〜」
マジ21話見た 課外授業で自分力探しの旅。自らを見失いかけて自信喪失していたアニキも自分のできること・やるべきことを再発見し気合回復でめでたし。筋力増強からの弟妹イッキ投げ→投げ返されたベルダンを威力そのままぶん殴り、センスも何も関係ない脳筋プレイで笑っちゃった
— 望戸 (@seamoon15) December 12, 2021
魔法のセンスというより、使いこなせる魔法をどうやって活用していくかのセンスが問われる局面。マッチョ化に繊細な心配りなどいらないので、アニキも思うさま暴れることができて重畳である。
ウルザード様、五色の魔法使いに闇の力を教授したい的なことをおっしゃっていたが、自らの後継者として育てるおつもりでもあるのだろうか 教育戦争……!
— 望戸 (@seamoon15) December 12, 2021
自らの奉ずる闇の力を、自らが認めた力ある魔法使いに伝えたいというウルザードの望み。倫理のベクトルが逆回転しているだけで、わりとまっとうに指導者のスタンスである。口ではン・マ様のためと言いつつも、実際には闇に染まることで手に入れた大いなる力にのみ信仰を置いていそう。
Stage.22「京都でデート? 〜ルーマ・ゴルド〜」
マジ22話見た そうだ京都行こうの回。キリカゲがヒカル先生たちの前に登場するときのエフェクト、きっとなにか東映忍者時代劇のパロディなんだろうと思っていたら、コメント有識者の指摘で赤影と知る 名前からしてカゲだものな
— 望戸 (@seamoon15) December 12, 2021
不勉強で分からなかったが、ほかにもいろいろ小ネタが仕込まれているらしい。そして当の「赤影」は公式が絶賛配信中。いい時代である。
マジレンジャーの魔法を封じたうえで「魔法が使えぬ貴様らなど赤子同然」とか言いながらでんでん太鼓を振りまくるキリカゲ、ものすごい煽りスキルだとおもっていたらそんなこともなかった というか、壊さなければ効果も途切れないのなら、わざわざキリカゲが鳴らし続ける必要もなかったのでは……?
— 望戸 (@seamoon15) December 12, 2021
キリカゲのでんでん太鼓、てっきりマジレンジャーを赤子扱いして煽るための小道具だと思っていたのだが、れっきとしたマジックアイテムだったので驚いた。芳香ちんもよく気付いたものだ。ヒカル先生の教えが早くも活きている。
お母さんの秘密のお参りは、お父さんとの思い出をもとにしたもの。娘に受け継がれることで、それは家族の思い出へと変化した。前回のヒカル先生は「君たちのお父さんから習ったことを君たちに伝える」的なことを言っていたが、ここにも継承がまた一つ。
— 望戸 (@seamoon15) December 12, 2021
魔法の力は勇気より出で、次の世代へと受け継がれていく。母の秘密のお参りも、自分で自分にかける魔法の一種だ。父から始まったこの魔法は母と娘を経由し、いま家族みんなの共有財産となった。プラセボと言ってしまえばそれまでだが、信じる者にとっては確かに効き目のある魔法なのである。
Stage.23「禁断の魔法 〜ロージ・マネージ・マジ・ママルジ〜」
マジ23話見た 緑川ボイスで喋る淫靡な精霊・インキュバスのベルビレジさんを見られるのはマジレンジャーだけ! 陶器のようなお顔と束感ある髪にしなやかな長い爪がお美しいですね! さすがバンキュリア様の元彼だけある(?)/鍛冶職人ウルザード様、戦線へ堂々復活。戦いに真摯な姿勢は相変わらず
— 望戸 (@seamoon15) December 15, 2021
インキュバスというと真っ先に連想するのが伊藤・健児@境ホラなのだがそれはさておき。
どこかアダルティな雰囲気をまとうベルビレジさん、日曜朝にぬるりと登場。男女の見境なしにちょっかいをかけていく姿は絵にかいたようなインキュバスっぷりである。
ウルザードにマジシャイン潰しを命じたメーミィが「さぞかし面白い戦いになるでしょうね」なんてホッホと高笑いしているが、嫌いな者どうし潰しあえの精神?/翼ちん、マジレンジャーに専念するためボクシングを辞めていたとは。でも約束は守るあたりが律儀
— 望戸 (@seamoon15) December 15, 2021
インフェルシアの実権を握りたいメーミィとしてはウルザードの存在は目の上の瘤でしかないので、マジシャインと共倒れになってくれたら御の字くらいに思っている可能性は否定できない。
きょうだいは日中何してるんだろう問題、アニキの農業・魁の学校に続き翼のボクシングジム通いが明らかに。ただしマジレンジャーとして活動するため、ジムへ行くのはやめてしまっていたらしい。四六時中冥獣が現れているわけでもなし、余暇の時間はスパーリングで汗を流してもよかろうとは思うが、ああ見えて真面目な翼は二足の草鞋を自らに許さなかったようだ。
リバースの禁呪を使って魂分離の謎は解けたが、翼ちんの身には重いその代償が。合体も出来ないのは辛いところである
— 望戸 (@seamoon15) December 15, 2021
操縦者の頭数が足りない状態で巨大ロボを操るシーンは色んな戦隊ものでしばしば見かけるが、マジレンジャーの場合はロボではなく自分自身が巨大変身・合体するがゆえに、誰かひとりでも肉体に不調を抱えているとマジキングになることすらできないのであった。やむなし。
Stage.24「先生として 〜ゴル・ゴル・ゴジカ〜」
マジ24話みた 「当たり前だろ。僕は、君の先生なんだから」/禁呪の代償は世界と命を以て贖い、それを救おうとする者も永遠の闇に飲み込まれることになる。だが、抑止力のための重いペナルティに、一応解呪の方法を用意してくれるクロノジェルの優しさよ/ウルザード様、もしや新手のツンデレか?
— 望戸 (@seamoon15) December 15, 2021
翼の呪いを解くため、ヒカル先生は身命を賭してマジックアイテム「許しの杖」を獲得しに向かう。ただしこのアイテム、使用したものにもペナルティが課せられる曰くつきの一品である。罪人を救おうとする者もまた同罪だとクロノジェル様はおっしゃるが、確かにそこまでしないと簡単に悪用されてしまうだろうなあとも思う。リバースの魔法はそれほどに強力なのだ。
自らと引き換えに翼を助けようとするヒカル先生を止めたのは、その場に居合わせたウルザードであった。ウルザードは闇の力でクロノジェルの魔法をねじ伏せ、ペナルティなしに翼の呪いを解いて見せる。力の強大さを見せつけることには成功しているが、敵に塩を送る結果にもなってしまった。というか今までのウルザードの行動からすると、力を見せるというのはあくまでも名目で、実際には失うに惜しい好敵手を原状復帰させにきた可能性の方が高い。ウルザードの五色の魔法使いへの執着は、時にインフェルシアへの忠誠心をも凌駕する。
天空聖者といえども新しい魔法をどこからか下賜されることがあるのか。マジトピアの呪文管理体制が気になる すでにある魔法を教えてくれているのか、それとも状況に応じて適した魔法が自動生成されるのか?
— 望戸 (@seamoon15) December 15, 2021
新たな呪文の獲得はどちらかというと託宣に近いような形で行われている。マージフォンに固有の意思があるのでもない限り、「新しい呪文を託そう」と意思決定している何者かがマジトピアにはいるはずなのである。
Stage.25「盗まれた勇気 〜ジルマ・マジ・マジーロ〜」
マジ25話見た ホウキからのダイレクト巨大変身良い……/魁ちんのいちばん大事なものは勇気だが、ヒカル先生のいちばん大事なものはトラベリオン(のチケット)なのか。チケットがないと乗れないということは、厳密にはヒカル先生個人の所有ではないのかも。
— 望戸 (@seamoon15) December 23, 2021
魁ちんヘタレと化すの回。強面のお兄さんに注意するのは勇気ではなく無謀ではないかと思いつつも、きちんと話を聞いてもらえたことに安堵する。問題は話の通じないほうで、二人組のマナーの悪いギャルはあろうことか山崎さんの手作りマジレッドぬいぐるみを持ち去ってしまうのであった。ぬいぐるみはギャルに「カワイイ」と評価されていたが、確かに頭の丸みなどちゃんとしていて、山崎さんはなかなか手先が器用なご様子。
カツラだったり飼い犬だったり勇気だったり、一番大事なものは人それぞれだが、マジシャインからガストンがかすめ取ったのはトラベリオンの乗車チケットであった。戦闘中に手癖で盗んだので、何も考えず持ち物を適当に奪ったとも考えられなくはないが、散々「一番大事なもの」ばかりを盗みまくってきた彼の輝かしい業績を考えるに、やっぱりそのチケットこそがマジシャインにとって一番大事なものだったのだろう。魁が魔法の根源たる勇気を大事に思っていたのとは少し感覚が違うようだ。
魁が魔法を使うようになったのはマジレンジャーとして戦うためであり、魔法は母の仇を取るため後天的に手に入れた代えがたい武器である。だから魔力を生み出す勇気は、魁にとってなくてはならないものだ。
引き換え、ヒカル先生の正体はマジトピアの天空聖者サンジェルである。想像でしかないが、天空聖者にとって魔力を持つということは、息をするのと同じく当然のことなのではなかろうか。それゆえに魔力が無くなるなどとはつゆも心配したことがなく、貴重な魔道具の方に重きを置いているのかもしれない。
それにしても、デストラクションファイヤーは何度見てもなかなかえげつない。相対した敵を吸い込んで塵も残さず燃やし尽くすという、後顧の憂いを断ち切るにはぴったりの必殺技だ。生きながら焼かれる敵の方々に合掌。
Stage.26「信じろよ! 〜ジルマ・ジー・マジカ〜」
(2021.12.24追記)
マジ26話見た スモーキー・ブルーシャイニングアタックの回 濡れ衣を着せられ家出もといランプ出をするスモーキーを信じて迎えに行く麗 「スモーキーは嘘ついてませんって、私も一緒に言ってあげる」のセリフから麗のちぃ姉感が溢れる
— 望戸 (@seamoon15) December 23, 2021
小津家のきょうだいにおいては、芳香は奔放な長女、麗は母性溢れる二女というキャラ付けが自然となされている。とはいえ、いくら麗が母の志を引き継ぎ、きょうだいのお母さんたらんとしても、生まれ持った二女というステータスは変えられない。
いじけたスモーキーに対して麗ができるのは、「私が信じているから他の人は関係ない」などとお母さんのような絶対的な愛情で包み込むことではなく、「私も一緒に言ってあげる」ことだけである。ここには、上にも下にもきょうだいがいて、その間でバランスを取りながら育ってきた麗の「ちぃ姉」的な性格が出ている。
麗からの信頼に応えるように、スモーキーは麗の呼び名を「次女」から「麗」に改める。きょうだいのうちの一人ではなく、特別な人間として彼の中で認識が改まったのだろう/ハーピー虫による身体食い破り攻撃、恐ろしすぎるな……レントゲンみたいな映像で怖さ倍増
— 望戸 (@seamoon15) December 23, 2021
そして呼び名は最終的に「ママ」へ行きつく……が、さすがにそれは定着しなさそう。
ヒカル先生の言葉尻を繰り返すスモーキーかわゆ! 猫じゃらしで釣れるランプ猫もかわゆ!! トラベリオンは魔法猫でも操縦できるんですね 石炭スコップをやれやれと取り上げるヒカル先生の対応がオトナ。/いくら信頼しあえたといっても、イタズラの落とし前は付けねばならぬ さすがに青虫はいかん
— 望戸 (@seamoon15) December 23, 2021
普段ランプの中にしまわれているから忘れがちだが、そういえばスモーキーは猫の一種なのであった。猫じゃらしについつい反応してしまうのは、猫一族の悲しいサガである。火山の煙から生まれたとしてもそれは変わりないらしい。