
【シンケンジャー】第11話~第15話
第十一幕「三巴大騒動」
シンケン11話見た 守る者と守られる者について 侍が一般市民を守るのは大前提として、殿は家臣たちのことを「先祖の因果で巻き込まれただけなのになんだか一緒に戦隊をやってくれている相手」くらいに思っているフシがある。だから最初から家臣の出場を渋っていたし、自分が強くあることで→
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2023
危険から遠ざけようとしていた。だが、そんな守るべき相手である家臣たちが、今度は自分のことを守ると言う。そして実際、ことはと流ノ介は敵の刃に倒れてしまった。庇護者を自負する殿としては不甲斐ないよな~……。そこで「狙われている自分が出ていけば丸く収まる」と考えてしまうのが青春群像~~
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2023
第十二幕「史上初超侍合体」
シンケン12話見た 前話で全く見当違いのこと書いていて恥ずかし……殿は殿であることを投げ出したりはせず高く飛び続けるし、じいもそれを信じているからこそ(表面上は)平気な顔をして殿の帰りを待つのであった。茉子が言っていた様に、丈瑠が殿であるのはおいそれと辞められるようなことではない
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2023
ちゅうわけで再度の意思確認を経て、殿と家臣からなる侍戦隊が改めて結成される。無鉄砲に攻撃に身を投げ出すのではなく、策を持っていい意味で割り切り、敵の必殺技を受けきる家臣たち。そしてとどめの一発をしっかり決める殿! 横並びでないフォーメーションがとてもよき。
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2023
流ノ介作の手書き企画書(カラー人数分)、まるでデキる社会人みたいだな……イラスト入りだし…… ラストでみんながバタバタと屋敷に入っていくとき、きちんと振り返って自分の靴を直していたのも好印象である
— 望戸 (@seamoon15) October 8, 2023
にじみ出るお育ちの良さよ……。
第十三幕「重泣声」
シンケン13話見た 女子がんばる回 職業病もあろうか、傷の痛みをおして子どもたちと遊ぶ茉子。いつもは茉子に頼ってばかりのことはだが、侍の仲間として、彼女も茉子をぎゅっとすることはできるのだ。黒子ハンバーグおいしそう〜
— 望戸 (@seamoon15) October 15, 2023
子どもにとって、大好きな親が理不尽に奪い去られるというのはまさに一大事、トラウマ物の恐怖体験であろう。それを「なんだかよくわからないけれど広いところでたくさんの友達と遊んだ」という楽しい思い出に書き換えてくれた茉子が偉い。子どもたちの心を守る侍の心意気。
第十四幕「異国侍」
シンケン14話見た のちのパワーレンジャーサムライではない 侍たちはみな幼い頃から鍛錬を積んできたが、芸事のお家に生まれた流ノ介はもしかしたらいちばん修行という行為に親和性が高いのかも。「侍とは諦めない」と主題歌を引用して織られた本話だが、「レッツ武士道」に一同が苦笑していて笑う。
— 望戸 (@seamoon15) October 15, 2023
安定の大和屋先生回。シンケンブラウン爆誕! ミスター・ブラウン、悪い人でないのがかえって厄介なタイプである。師匠の流ノ介にそっくり。
第十五幕「偽物本物大捕物」
シンケン15話見た 谷千明は二人いる回。ピーマンみたいなナリのナリスマシ、しかしその所業はハバネロがごとく刺激的。太夫の真似をしても心にグッと来る演奏の完璧な再現は出来なかったように、立派な皮はあっても中身は空っぽ、という点もピーマンみがある。千明のクレバーなカマかけも良き良き。
— 望戸 (@seamoon15) October 20, 2023