動画生成AIによるカメラワーク制御（風景編）

今回は風景中心によるカメラワーク制御に関するプロンプトや実際の動画を紹介させていただきます。
また別途、人物に焦点を当てたカメラワーク記事も書こうかと思います。

プロンプト基本構造(RANWAY)

動画生成AIのプロンプトにはいわゆる基本構造というものがあり、そちらをもとにプロンプトを記述すると動画生成時の制御がやりやすくなります。

こちらは動画生成AIのRANWAYのガイドに記載されております。
RANWAYのルールですが、ViduやKlingなどの動画生成AIにも通用します✨

基本記述構造
[camera movement]:
[establishing scene]:
[additional details]:
[カメラの動き]　[シーンの解説]　[どのような動きをするか]

実際の記述例
[camera movement]: move up

[Establishing scene]: anime style, steampunk city, massive gears, copper pipes, mechanical forest, steam-powered ecosystem, artificial rain clouds, brass and copper architecture, mechanical plants and flowers, Victorian industrial style massive clockwork city with towering structures, intricate network of brass pipes and giant rotating gears.

[additional details]:steam vents releasing vapor into the sky creating artificial clouds, mechanical trees with copper leaves.

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カメラワークプロンプト

今回は基本構造の最初の[camera movement]の部分のプロンプトについて解説します。
基本的なプロンプトから、一部特殊な効果も踏まえたプロンプトも紹介します。

前方移動系

zoom in：ズームレンズで被写体を拡大
doly in：カメラが被写体に向かって近づく
tilt up：カメラを上方向に傾ける
push in for close-up：被写体に向かってカメラを進める
tilt up quickly to reveal sky：空に向かって素早くカメラを上に傾ける

AIアニメーション：カメラワーク
ズームイン系 pic.twitter.com/uYAzdhsviR

— みどりん(midorin)@AIコンテンツクリエイター&立体音響 (@seal309midorin) February 5, 2025