K18やK10の数字ってどういう意味なの?
こんにちは、シーフォースのカミカミです!
さて、今回はゴールドのお話をします。
よくジュエリーで「K18(18金)」「K14(14金)」「K10(10金)」などの刻印が入っていますが、この数って何なんでしょう?
これらは、その金属の中に含まれる純金の割合を表しています。
K18=金が約75%
K14=金が約58%
K10=金が約42%
なぜ75%なのに18という数字を使うのでしょうか。
それは日本が昔、金を24分率で考えていたからです。
100分率は、ある物を100等分した考え方ですね。
24分率は、ある物を24等分した考え方になります。
25%=24分率で「6」
50%=24分率で「12」
75%=24分率で「18」
100%=24分率で「24」
そして頭文字の「K」はカラットのKです。
カラットというと、ダイヤモンドの重さを表すために使われている単位が有名ですね。
でもダイヤモンドのカラットは「carat(重さ)」で、金のカラットは「karat(純度)」で別物なのです。
なぜ24分率なのか?
「金は古代から貴金属として取引されており、純金の含有率によって価値が変わるので基準が必要だったが、当時は100分率の概念が無かった。1日=24時間ということから「24」という数字が基準となった」という説が有力のようです。
海外製品のK18ジュエリーは1000分率で表され、「750」という刻印が打たれています。
プラチナ900も1000分率で「Pt900」という刻印ですね。
海外製品も24分率で刻印されることがありますが、その場合は「18K」というように、数字の後に「K」が付いています。
金の輝きは、ずっと昔から人間を魅了していたんですね✨