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北米獣医師、資格取得への道 #18 surgery retake

5月にCPEが終わって、すぐsurgeryのリテイク申し込んで待つこと3ヶ月。Surgery リテイク、今日終わらせて来ました。
ちなみにリテイク$2000 +tax, Saskatoon 飛行機代、ホテル代…お金、全然貯まらない。
8月24日にトロントから飛んで、25日に試験。今、試験が終わって空港でフライト待ち中です。
ちなみに24日のフライトは3時間以上遅れたから、$400 flight delay compensationもらえるはず✌🏻

今朝は相変わらず6:30am 集合。ちなみに私が泊まったholiday innはWCVM 学校のすぐそばで、試験受ける人がかなりの確率でここに泊まってます。近いし、部屋も広いし、勉強机もあるし快適。

集合、そして見慣れた試験官に連れられて待合室で待つこと20分。そこからsurgeryのところに連れていかれ、オリエンテーション。PSAとCPE surgery 1回目、そして今回2回目なので、だいぶ勝手がわかって気持ち的には前回よりも準備が出来てた気がします。あとは他のsectionの事を全く考えなくていいのも、すごく大きかったかな。

Hallwayで待つ事40-50分、3番目に呼ばれて、中に入って初めて自分の犬と対面。今回は10kg 5ヶ月の痩せてる犬。ラッキー✌🏻って思いながら、毛刈り、first prep その後手術室に移動してfinal prepを済ませて、drape wrap, instrument pack, gown pack を自分用に準備して、手洗い。ここまで多分30分くらいかかったのかな。そしてやっと手術本番。10kgの痩せてる犬なら問題ないって思ってお腹開けてみると腹水…すごく多くはないけど、腹壁開けただけでちゃんと溜まってるのが見える量。しかもすでに薄い赤色。どーゆーことでしょうか。なんで私のCPE spayいつもこんな感じ?

とりあえず試験官に腹水あるよって伝えて、手術を進めました。
10kgの犬で、ネコサイズの小さい子宮。探すのに少し手間取ったけど、無事に摘出。その間も腹水のせいでまるで出血してるかのような腹腔内。
最終的なチェックでは出血なかったけど、皮下の血管からの出血がジリジリ出てて、なんか止血異常あるんじゃないかってちょっと思った…
お腹閉じて、皮膚閉じて、なんとかキックアウトされずに手術を終えました。
ちなみにovarian pedicles, uterusはPDS 0, 腹壁はPDS 2-O, 皮下はMonocryl 3-O, 皮膚はethilon 3-O っていう多様性にあふれた縫合糸になりました。
無事に終えて、それまで堪えてたものがあふれ出て、great jobっていってもらった時に泣いた。CPEではお馴染みの”泣くバージョン”の私。そんなに普段は感情的にはならないはずなんだけど。

終わったあとはなんか、抜け出た感じでなんの感情もわかなくて、emptyな気持ち。まだ24時間経たないと合否は決まらないけど、coming to Saskatoon 3 times is a charmということで、なんとか受からせて下さい!お願いします。


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