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ふくしまって、どんなとこ??【地元民編】


みなさんは、ふくしまにどんなイメージを持ち、はたまたふくしまでどのように暮らしていますか?

テレワークが浸透した影響で、都心から地方への移住を検討する方が増えてきているようです。
今回は、移住を検討している方が少しでも福島市に興味を持ってもらえるような、そして現在福島市で暮らしている方がもっと自分の街の魅力に気づけるような、そんなきっかけになればいいなと思っています。

地元民編ということで、どローカルトークになることをご承知おきください。笑

今後、観光やグルメなどについても書いていきたいと思っています!

サクッと読みたい方は、下の目次から気になる項目に飛ぶことができますのでぜひご活用くださいね。

自己紹介とこのnoteのきっかけ

はじめに、軽い自己紹介とこのnoteを書こうと思ったきっかけについて。
地元民といいながら書いてる人の人物像が見えないなんてつまらないですもんね。笑

わたしは、生まれも育ちも福島市、なんなら祖父母もみんな福島市に住んでいる生粋の福島っ子です。

360°山に囲まれた盆地の福島市は、夏はものすごく暑くて冬はものすごく寒い土地であるのは実際に住んでいる方からすれば明らかですが、もちろんわたしもこの環境でたくましく育ったひとりです。
 
両親はよく、「ここで生きていけたら日本中どこででも生きていける」と言っていました(笑)

福島駅近くの某高校を卒業した後は横浜の大学に進学して、大学近くで一人暮らしをしていたのですが、この両親の言葉は本当でした。
おそらくどこででも余裕で生きていけます。福島の子どもはだいぶたくましく育ちます。笑

現在は事情があり横浜から福島市の実家に戻ってきて大学のオンライン授業を受けながら生活をしています。

地元を離れてみたからこそ分かった地域のいいところ・おもしろいところをたくさん発見したので自分なりにまとめてみようと思ったのがきかっけのひとつです。


そして実は、もうひとつこのnoteという発信ツールで地元について書いてみようと思った理由があります。

今年の2月に、横浜で開催されたあるイベントに参加しました。(このイベントについては前回記事をご参照ください)

このイベントに福島県のセッションがあり、内堀知事のお話を聞ける貴重な機会がありました。

そこで知事は、福島県の課題として「PR力が足りていない」と話されました。
「福島にはいいものがたくさんあるのに、それを外に発信する力が足りていない。これはものすごくもったいないことだ。」と。

その通りだ、と思いました。確かに福島には県外に誇れる伝統や美味しいものがたくさんあるのに、その魅力が十分にアピールできていない。
それは県外に出て外から見ることで実感しました。

このお話を聞いて、自分にも何かできないかと思い、小さなことですが自分の地元について発信しようと思いました。

ふくしまって、どこ??


この記事でいう「ふくしま」は主に福島県福島市を指しています。

最近は、朝ドラ「エール」の舞台としても話題となっていますね。
母校の校歌が主人公のモデルとなっている古関裕而さんの作曲だったりと、小さいころからなじみの深い人物で、エールを見るのが毎朝の楽しみになっています!

福島市は県の北部に位置し、県庁所在地となっています。

わたしは小学生の時に「福島市はネコの形をしているんだよ」と先生に教えてもらいました。
みんなそのように教えられたのだばかり思っていたのですが、先日家族内でその話をしたところそう教えられたのはわたしだけ。
しかも、「え??あんまネコに見えなくね??」みたいな反応をされてしまいました…。

みなさんは福島市はネコの形って習いませんでしたか!?

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北に行けばすぐ仙台にも遊びに行けるし、東京駅までも新幹線で約1時間半です。
意外と都市圏へのアクセスが良い土地柄なんです。

余談ですが、先ほど書いたように盆地であるため夏はとても暑く、全国の最高気温ランキング上位の常連です。
つい先日も6月なのに36度近くまで気温が上がり1位に輝いていました(^^;

まずは小ネタから…福島市は納豆消費量日本一⁉

みなさんこの衝撃の事実、ご存じでしたか?

確かに小さい時から自宅でも給食でもよく食べていました。
そして今もほぼ毎日食べていますが、まさか日本一とは思いませんでした…!

総務省統計局が出しているデータ*  によると、福島市は1世帯当たり1年間に納豆を6,601円分購入しているようです。
全国平均が4,140円なので全国平均より約2,500円分多く納豆を購入していることになりますね。
納豆は100円前後で売られているものが多いので、個数換算すると全国平均よりもかなり多い量を食べていることになります。

実際にスーパーに買い物に行ってみても、売られている納豆の種類はとても多いです。
一人暮らし時代によく買い物していた横浜市のイオンでは、多くても5種類くらいだった気がするので、やはり需要がすごいんですね。笑

納豆は健康食品としても知られているので、これからも積極的に食べていこうと思います!笑


調べているうちに福島市の他のデータも出てきて面白かったのでまとめてみました。

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フルーツや清酒が上位に入っているのはさすがです!
この後に書いてありますが、フルーツや日本酒がとてもおいしいところです。

その他だと甘いものやラーメンなどもたくさん食べられているようです。


ふくしまといえばやっぱり桃です!

ふくしまの桃はすごく甘くて本当においしいです。
というのも、福島市となりの桑折町の桃は皇室に献上する献上桃に26年連続選ばれています。

皇室お墨付きの美味しさですので、食べたことがない方はぜひ一度ふくしまの桃を食べてみてください^^


そして、地元では固い桃が好きな方が多いです。

ずっと、「桃はやわらかい派?かたい派?」という話題はテッパンでした。
横浜で友達に固い桃が好きだと言った時にびっくりされたのですが、この文化は地域限定なのでしょうか…?

※後日読んでくださった方に教えてもらったことですが、関東などでは桃が産地から運ばれるまでの間に熟して柔らかくなってしまうため、あまり固い桃は出回らないそうです。
そのため、固い桃を食べるのは収穫してすぐに食べられる産地ならではの文化だそうです。

ちなみに、4位までには入っていませんが、豚肉が6位に入っているのに対して牛肉と鶏肉が50位あたりになっていて、圧倒的に豚肉が食べられているのも面白かったです。
(対象となっているのは52都市。ほぼ最下位です。笑)

*家計調査の1世帯当たり品目別年間支出金額及び購入数量(二人以上の世帯)のデータから,どのような品目でどの程度の地域差があるのかを明らかにするため,2017年~2019年平均の品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(都道府県庁所在市以外の政令指定都市:川崎市,相模原市,浜松市,堺市及び北九州市)ランキングを集計したもの。
出典:総務省統計局ホームページ (https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html)


福島駅前の再開発で賑やかなまちに

JR福島駅前のビルでは、再開発が計画されています。

長く駅前のシンボルとなってきた中合は8月末で営業終了し、2022年度からビルの解体工事が始まるそうです。

再開発ビルには、商業、オフィス、ホテルに加え、公共の駅前交流・集客拠点施設(大ホール、イベント・展示ホール)などの複合施設が計画されていて、2026年度の完成を見込んでいます。

中合の営業終了はもちろん寂しいですが、再開発によって駅前がより賑わうと考えると期待が膨らみます!

最近、高級食パン店や有名チェーン店など市内に新しいお店がたくさん進出してきている印象があります。

これからどんどん楽しいまちになっていくのではないでしょうか!


福島民友新聞『中合閉店...福島駅前に「大きな痛手」再開発設計4月から着手』2020年05月27日
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200527-501871.php


すてきな景色

みなさん、「雪うさぎ」をご存じですか?

雪うさぎは、春になると吾妻小富士(あづまこふじ)に現れます。

解け残った雪形がうさぎのように見えることから親しみを込めてこう呼ばれています。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/533448">ぱんち・ら</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真 


わたしは毎年この景色を見ると春の訪れを感じます。

雪うさぎは通っていた幼稚園の園歌の歌詞にも入っていたので、もう結構長い付き合いです。笑

ただ先日、高齢の祖母が「今年の雪うさぎはなんだか背中がとがってるね~」なんてことを言っていました。
もしかしたら温暖化の影響で雪うさぎの形も変化してきてしまっているのかもしれません。

このすてきな景色を、ちゃんと守っていかないといけないなと思いました。


わたしがすきなおみせたち

最後に、市内のお気に入りのお店をいくつかご紹介したいと思います!

ジャンルが異なる4つのお店をピックアップしてみましたので、ご興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください^^

①ドン・キホーテ / ロシナンテ
この2つは今年オープンしたばかりで、同じ建物に入っています。

はじめに福島市にドンキができることを聞いたとは「やっと地元にもドンキが!!」とかなりテンションが上がりました(笑)
わたしの中で、なぜかドンキがある=都会というイメージがあり、ふくしまが都会の仲間入りしたと嬉しかったのかもしれません。笑

先日遊びに行ってみましたが、食品も家電も雑貨もなんでもある空間ですごく楽しめました。

そしてドンキといえば何といってもその安さですよね。
色々なものが安く買えるすばらしいお店です。

中には福島グッズコーナーもあり、福島弁などがプリントされているTシャツやハーフパンツ、ストラップなども売っていましたよ!
ドンキさん、さすがです。笑

最後に、ドンキは建物1.2階の2フロアとなっていますが清算は各階でしなければならないらしいのでご注意ください!


そして、同じ建物の地下1階にはロシナンテというスーパーがあります。
このスーパーの強みとしてはお肉!!です!
お肉がとにかく安くて、品揃えも豊富です。
今日の夜ごはんはどのお肉を食べよう…と目移りしてしまいます。
中にはジャンボハンバーグのタネなどおもしろい商品もありますので探してみてくださいね。
余談としては、卵も96円とすごく安いです。

ドンキとロシナンテの激安最強コンビは市民の生活の強い味方になってくれること間違いなしです。

ドン・キホーテ福島店の店舗情報はこちら

ロシナンテについて紹介している記事はこちら


②中華さくら

ボリューム満点の中華料理屋さんです。
お昼時には並ぶこともよくある人気店です◎

美味しいのはもちろん、メニューも豊富でいつも何を頼もうか迷ってしまいます。

中でもチャーハンがとても人気でおすすめです(家族内調べ)

テイクアウトもやっているみたいなのでぜひ一度食べてみてくださいね。

中華さくらの食べログはこちら


③MellowOut

福島駅から歩いて行ける古着屋さんです!
並んでいる古着のチョイスが好みど真ん中でよく行きます。
メンズもレディースも小物もあって幸せ空間です。

しかも、値段がお手頃なんです!
学生のお財布にも優しいお値段で、とても助かっています…!

主にInstagramでセール情報など発信しているようですので気になる方はぜひチェックしてみてください。

https://www.instagram.com/mellowoutfukushima


④橘内酒店

福島県は、日本酒が美味しいことで有名です。

日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会では、昨年まで7年連続日本一という快挙を達成しています。
今年は残念ながら最終審査が中止となってしまったようですが、去年までの実績を見るとその美味しさは間違いないようです。

そこでおすすめしたいのが橘内酒店という日本酒を扱っている酒屋さんです。
風情のあるお店の中には日本酒をはじめとした福島のお酒がたくさん並んでいます。

迷ったらお店の方に相談するととても親切に特徴や美味しい飲み方などを教えてくれるので、日本酒好きの方はもちろん、普段あまり日本酒を飲まない方にもぜひ足を運んでいただきたいお店です。

わたしも最近少しずつ日本酒を飲めるようになってきたので、色々飲み比べておきにいりを見つけたいと思っています。


さいごに

超ローカル目線での地元紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?

みなさんが少しでもふくしまに興味を持ったり愛着が湧いたりするきっかけになれば幸いです。

記事のご感想やみなさんのおすすめの場所、行ってみたい場所などあればぜひコメントいただければ嬉しいです。

ではでは、今年もアツいふくしまの夏を元気に乗り切りましょう!!!


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