熱量を持つということ
熱量を持つ人の傍にいると、多分だいたい二つの結果になると思うんですね。
熱に感化されて自分も頑張るか、勝てない、足を引っ張ってしまうと思って諦めるか。
今の私はどう考えても後者です。熱を浴びて、融けきりそうになっています。自分には無理だと、そう言われている気がします。きっと、無理なんだよ。
高校のときの友人たちに会って、何でもできると信じ切っていた自分の欠片を見てきました。あの頃が、一番だったと、やっぱり言いたくなってしまいます。というか、言ってる。いつも。
高校の頃の私が、きっと一番生を謳歌していたよ。
不安定だったけど、やりたいことがずっと目の前にあって、それに向かってしか生きていなかったあの頃が、一番。
悩んでいることを、きっちり相談できる、信頼している人が近くにいて、それで優しく支えてくれた、あの頃が一番、息がしやすかった。
不安なことが多くて、そのうえで、私の思っていた方向に物事が進んでいない今が、多分とても怖いのだと思います。
こんな簡単な予想もできないのに、どうして役者なんてやってるんだろうなあ、本当に。
ごめんなさい。私、無理かもしれない。
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