夕暮れと月
ある人の呟きを見て、気持ちがわあ、ってなってしまったので、衝動のままに書いてしまおうというものです。
代替わりか~、なんてことを去年の夏に言った気がする。
正直先輩方の存在が偉大すぎて、全然自分たちの代の天下が回ってくる実感が少しもなかった。その時は。
今思い返すと、今年は結構いろいろやった、やれた年だったんじゃないかと思う。
私はなーんもやれてないけどね。
部室の掃除とか、企画公演とか。普段やらないことだとそんな感じ。
あとまあ通常業務としての総会とか、定期公演とか。
部費の回収は二回とも若干山あり谷ありって感じで大変だったけど何とかなったね。ありがとね。
部長、副部長、あとお向かいさんの団長、副団長たちは、本当に色んなことをして、いろんなものを残してくれているな、という気持ち。
私も何か後輩に残せているのかな、と思ったけど、これからだろ、と思った。
冬の演出。何か彼らの中に残せたらいいんだけど。
憧れの人と同じ時期に演出をしている、らしい。
今文字に起こして自分でびっくりしている。
いやまあ、先輩は大学祭に参加してなかったし。
……でも、それ以外の条件ってだいたい一緒じゃないか?
インターンもそうだし、バイト先もそうだし。授業時間くらいかな、違いそうなの。
ええ? どういうこと? 全然余裕ないんだけど。
公演日程に追われているからこんなに余裕がないんだろう、ということにしておくしかない。そうでもしないと普通に発狂しちゃう。
改めて先輩はハイスペだったんだな、と実感するなど。
まあ、やれるだけやったりますよ。役者のみんなもたくさん支えてくれるし。
本当に同期役者いてよかった。助かりすぎる。やりやすいし、稽古の時に気が抜けるし。ありがとうね。
まだまだ未熟な演出ですが、よろしくお願いします。
朝は四本足、昼は二本足、夕方は三本足の生き物、な~んだ。
日が沈んで、月が出れば、月が沈んで。
そうして日はまた昇るから。
それはほら、また別の、新しい一日でしょ。
次は君たちの番ですよ。私らのことは気にしなくていいから。
なんて、まあ私が言っても、ってところはあるかもしれないけど。
残したいいところは引き継いで、改善すべきところはどんどん変えちゃっていいよ。というのが私の先輩の言葉でした。
できたかな。上手に。
これからは、きっとできるんだろうな、と思っています。
楽しみにしています。
先輩風、吹かせてみました。
風見汐音
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