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おとぎの村ジュマルクズックへことりっぷした話・前編 〜イスタンブールからフェリーに乗りました

ラマダン明けのお祭り騒ぎ、バイラムの熱気と人の群れに疲弊した私はイスタンブールから日帰りの小旅行を敢行することに決めました。

行き先はジュマルクズック という小さな村。ブルサという街から少し離れたところにあるみたい。

事前に下調べした限りではとても可愛らしい、おとぎ話のような村です。

まずはフェリーターミナルへ

さて、始発のフェリーは7時台ということで余裕を持って1時間前にイェニカプ・フェリーターミナルに到着。

小額紙幣をほぼほぼ前日に使い切ってしまっていたためタクシーの運転手さんが大幅に値引きしてくれました(元からだいぶぼられてはいたけど)

Yenikapı Ferry Terminal
Katip Kasım, Kennedy Cd., 34130 Fatih/İstanbul, トルコ
+90 850 222 4436
https://goo.gl/maps/srg22SqGU4JwCzqX8

アンカーのオブジェが出迎えてくれます。

ストックレスアンカー JIS-B型かあ、ふむふむ…と写真を撮り変な日本人をあますとこなく発揮

早朝だったので閉まっていましたがマクドナルドやカフェ、小さな薬局など併設しています。昼間なら充分時間も潰せそうです。

さて、売り切れたら困るので早速中へ。

チケット購入

券売機で窓口の予約をとり、窓口で行き先と時間を告げるスタイル。不安なので帰りの便も買っておきます。

https://www.ido.com.tr/

あらかじめこちらのiDOフェリーのホームページで時間も決めていたのでスムーズに購入できました。現段階では外国人はネットからの購入はできません。

とはいえ旅行の計画を立てる分には十分に役立つホームページだと思います。トルコ語でも時刻くらいならなんとなくわかるし、英語に切り替えもできます。

スタンにプで隠してあるところには名前が書いてあります。パスポートを提示しているので名前が入っているのですかね。

時間にならないと乗船ゲートは開きません。係員さんがチケットをチェックしてくれるので乗り間違いもなさそうです。

ブルサ行きは右ですね。

これが私の乗るフェリーですね、おっきい!

車も乗れます。

船の名前は オスマン・ガーズィー

オスマン1世、ですね笑

イスタンブール船籍になっています。

港町イスタンブール、どこにいても海の匂いはしますがターミナルの匂いはまた別格。嗅ぎなれた海の匂いに少し気持ちが落ち着きます。

さて、いざ乗船

椅子はゆったり、1席ずつ。窓際に座りたかったなあ。

チケットにはサロン名と席番号が書いてあります。ひとり旅(帰省?)中のトルコ人と相席。

さて、いよいよ出港。

ハーバーには作業船のような船が、ハーバー外には小さなタンカーたちがたくさんアンカー(錨泊)しています。

少し沖にはもう少し大型の船もアンカーしてました、祝日だからでしょうか。

一息ついたのでターミナルで買った朝ごはんを食べます。船内にも売店ありました、こちらでもよかったかも。みんな思い思いに珈琲を飲みながらくつろいでいました。

34ノットでマルマラ海を爆走しています、オスマン・ガーズィー号。記念のスクリーンショット。

楽しい船旅もあっという間に終了。

一目この景色を見た瞬間から、好き…!となりましたが今回の目的地はもっともっと奥なのです。いつか絶対にこの街でゆっくりしようと決意。

眺めているだけで、そこにいるだけで心が穏やかになるブルサの港町。いえ、穏やかになると同時に潮のにおいにわくわくさえしてきます。

やっぱり私は港町が好きみたい。

Bursa Ferry Pier Box Office
Güzelyalı Eğitim, 16940 ムダンヤ/ブルサ県 トルコ
https://goo.gl/maps/njqYAcoD9NuG8Fq79

ブルサの片隅、田舎町に到着したわたしはさらに先、ジュマルクズックを目指します。

ここまで散文お付き合いいただきありがとうございました。

バスやメトロを乗り継いでジュマルクズックを目指す、中編につづく。

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