【絶景】乗馬初心者が馬に憧れてキルギスで騎馬トレッキングした話・後編〜ソンクル湖
この日はソンクル湖で騎馬トレッキング
正直チョンケミンでの血まみれのお尻事件から経過は良好ではありませんが、憧れを叶えるためパンツを二枚履いていざ乗馬。
隣のゲルに泊まっていた赤ちゃん連れのご家族のママさんも誘って出かけます。
黄色いお花が絨毯みたい。
さすがは標高3400mの世界、あまりの寒さに着こめるだけの防寒着を着込みます。
息をのむくらい美しい景色
奥に見えている鏡のような場所がソンクル湖。
壮大すぎてなだらかに見えるけれど案外勾配の激しい場所を馬たちが頑張ってくれます。
ガイドさんとママさんと記念撮影
見下ろすと、本当に私たちがいま高い場所にいることが分かります。
雪どけ水のせせらぎ、小動物の足音、私たちの蹄の音しか聞こえない場所
一旦ゲルに戻り昼食をとってから次のゲルへ向かいます。
犬も一緒について来てくれます。
この綺麗さ、写真ではどうやっても伝わりません。世界二位の透明度、伊達じゃありません。
見渡す限り私たちと犬しかいない、静謐の限りを尽くした空間で
「何もしない」という贅沢を享受する私
馬たちも休んでもらいます
間からちょこんと覗く犬氏
名残惜しいけれど日が沈んで寒くなる前に退散
本日の宿泊先であるゲルに到着です
ついてきてくれた犬氏の労をねぎらい、犬氏と馬方さんをお見送りしました。
さて。
憧れだけで叶えたキルギスでの乗馬、不安な気持ちを吹き飛ばすくらい可愛い馬たちと美しすぎる景色に、今でも思い返すだけで胸がどきどきしてしまいます。
何日間か騎馬トレッキングを行い、速歩くらいまではできるようになったかなというところで今回の旅は終了。次に来た時には馬を走らせましょうとガイドさんも言ってくれました。
けして愛玩動物ではないけれど、古今東西人々の生活に寄り添ってきた優しくて繊細な馬たち、これからも私は彼らに魅せられ続けることでしょう。
また必ず彼らと旅ができますように。
旅行記はひとまずおやすみです。
お付き合い頂きありがとうございました。