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少々マニアックにボスポラス海峡クルーズを語る

イスタンブールではボスポラス海峡クルーズを楽しみました。実はこれが2回目ですが、1回目よりさらに楽しめたように思います。

個人的な感想ですが写真とともに振り返りたいと思います。

ホテルから徒歩でEminonu埠頭に到着

写真はカドキョイ行きのフェリーですが大勢の人で賑わっています

10時、ぱっと目に付いたクルーズのチケットを購入。14時過ぎの便を購入します。

トウモロコシを食べたり近くのマスクを見学しながら時間を潰し…

先ほどのチケット販売所に行くと、バスに乗ってくれたのこと…え、わたし船に乗りたいんだけど…と戸惑うといいからいいから!とバスへ押し込まれる。

連れていかれたのは少し先、橋のたもとの岸壁でした。びっくりした、私ちゃんと船に乗れるみたい。

程なくして入ってきた船がこれ。楽しみです。

続々と乗り込みます

船長さんでしょうか、ブリッジ(船橋、操船する場所)もコンパクトながら綺麗でかっこいいです


まずは対岸のガラタ塔が私たちクルーズ客を出迎えてくれます

そうこうしている間にたくさんのキリンたちがお目見え、錆びついたキリンたち(ガントリークレーン)、現在使われているのでしょうか…退廃美好きの血が騒ぎます

台船も発見、普段ここでどんな作業をしてるんだろう?

そうこうしている間に潜水艦を発見。バイラムだからでしょうか、満艦飾です(マストから万国旗みたいな国際信号旗を連ねて装飾すること)

叔父に写真を見せたら、引退したやつかな?と言っていましたがどうでしょう…ガイドさんに聞いておけばよかった。

あとから見返すと有名どころの写真をほとんどとってなかったけど、まあいいか笑

橋には信号が。

狭い橋だから信号なのでしょうか。干満によっては船もすれすれになるのかな、どきどきする。

まあまあすれすれですね!

そして船はユスキュダル方面へ。

対岸には豪華客船が。

セブン・シーズ・ボイジャー です。すごーい!と写真を撮っていたけれど帰って検索していたらイスタンブールに豪華客船が入港するのは4年ぶりだったんだそうで。

http://www.trt.net.tr/japanese/wen-hua-yun-shu-guan-guang/2019/06/07/20190606-006-1214463

プリンセス・クルーズなんかもイスタンブール行きを売り出し始めているみたいです。昔は日本の豪華客船、パシフィック・ビーナスも入港していたみたいです。

こちらは南方位標識。このブイの南側が可航水域となります。日本の方位標識は三角マークの下の部分も色が決まっているのですが、トルコの方位標識はマークのみ…?

ちなみに二個連なっている三角のマークで方位を見分けることができます。

他社のクルーズ船(もしくはフェリー?)とスライドしたり。満員おんれいですね。

見えますか?お兄さん、クロールしてます…

ボスポラス海峡の流速は世界有数と言われていますが…

(追加:調べてみたらボスポラス海峡水泳大会、なるものがあるようですね。トルコ人すごい笑)

オルタキョイ の前の橋をくぐり…

保安庁みたいな船でしょうか。トルコでは保安庁ではなく沿岸警備隊…?こちらも満船飾です。

なんだろ、この標識どういう意味だろう…マニアックに語るなんて言いながら知らないものたくさんありました…

このベンチレーターみたいな形の灯台(?)はソーラーパネルついてますね。

赤いブイは側面標識左舷標識。水源に向かって船の航行水域を示してくれます。日本はIALA海上標識B方式を採用しておりトルコはA標識を採用しています。従ってトルコと日本は標識が逆になります。ヨーロッパ諸国はこのB方式が主です。

ですので日本の左舷標識は逆で、塗色は緑、トップマークは円錐形がついています。アメリカや韓国なんかも同じですよ!

こちらは右舷標識。こちらも日本の右岸標識は逆で、塗色は赤、トップマークは円筒形がついています。

この辺はクルーズ最大の目玉ですね、ルメリ・ヒサル というオスマン帝国時代の要塞だそうです

タグボート、やはり働く船は素敵ですね。

ボスポラス海峡は交通の要所、1日130隻ものタンカーや貨物船が通るとも言われていますから、タグボートもエスコートなど活躍の場面がなにかと多そうです。

私がクルーズした日はバイラム(ラマダン明けのお祭り)最中だったので商船は一隻もボスポラス海峡を航行していませんでしたが、普通の時に行けばまた違った楽しみがあるのかもしれません。

さて、楽しかったクルーズもそろそろ終わり

ボスポラスの母と記念撮影。この方はバス乗車から下船まで私たちのお世話をしてくださいました。船内放送でのガイドはなくて、彼女が一人一人お客さんのところを回って要所を解説してくれます。写真撮影にも快く応じてくれました。

今回のクルーズがとても充実したものになったのは彼女のおかげかも。

無事下船、本当に大満足なクルーズでした。

陸から楽しむイスタンブールも十二分に魅力的ですが、海の上からはまた違った表情を見せてくれます。

乱文、散文でしたが最後までお付き合い頂きありがとうございます!

非日常なクルーズのがお手頃に味わえるので、イスタンブールに行った際にはぜひボスポラス海峡クルーズに参加してみてはいかがでしょうか。

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