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look back on "after blue"(その6)

6 screens above the park
「from the morning」のところでも触れた、「after blue」の元になった3曲のうちの1つ。
当時発表したバージョンに対して、最も多く手を入れたのがこの曲です。

イントロのギターのフレーズの追加&前半の僕の大層心もとないフルートに替えて、「drifting」と同様に、有泉新治さんによるフルートを新たに収録しました。

後半部も多くのオーバーダビングを追加しました。
after blueのレコーディングの後半で大活躍させた、casioのとてもチープなキーボード(カシオトーンではないです)がここぞとばかりに登場していますが、普段まったく鍵盤を弾かない身としては、こういう時に汗をたらしながら全力で白鍵と黒鍵に勝負を挑む作業は、なんというか真剣勝負でして、なかなか楽しいです。

実現は難しいかもしれないけれど、ドラムをきちんと入れていつかライブでやってみたいなあ、という思いもあります。
そんな曲です。

時刻は14時~16時くらいです。
少しずつ、夕闇が近づいてくる感じ。

タイトルについてはあまりよく覚えていないけど、空中に浮かぶ薄いスクリーンに、キラキラと光とか雨粒が反射しているのを、ぼんやりと地表から眺めている人、というようなイメージが浮かんだような気がします。
眺めている人はそのうちに、宙に浮かんだりするのかもしれません。
鳥たちが追いかけてきて、彼方へ。

そんな「screens above the park」の試聴はこちら。


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