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湘南国際マラソン


12/3(日)に湘南国際マラソンが開催された。
どうやら年に一度自分の住んでいる地域が日の目を浴びるイベントらしい。

参加した理由は知人に誘われたから、最初は全くと言って良いほど興味がなかった。

何故わざわざお金を払ってまで走らなくてはいけないのかが理解できなかったからだ。

一応中高でサッカー、陸上を経験して体力はある方だとは思うのだが、いかんせん長距離走が苦手だった。
(学校の持久走大会では運動部なのに下から数えた方が早いくらいの順位だった)

そう言った背景もあり、誘われた当初は断ろうと思ったのだが、マラソン終わりに色々な屋台で食べ歩きができる、大磯ロングビーチに入ることができるというのにまんま飲まれてしまった。

ちなみに湘南国際マラソンは参加希望者が大勢いる。また、抽選形式ではなく先着順で参加が決まる形式だ。よって予約を急かされ流れに身を任せ参加が確定した。(予約したの今年の4月くらい)

会場(大磯ロングビーチ)向かう途中
アン○ンマンも走ってた。何気に走るの速かった。

さて、月日は流れいざマラソン当日に。
自分が参加したのは「Fun Run」という10km
マラソンだ。
たかだか10kmかよ!
と思う人もいるかもしれない。

けど本当にキツかった!!!!!!!
まじで! 

終わって3日経つがまだ足が痛い。

練習しとけよという声もあるかもしれないが、本当にその通りだった、何かと理由をつけて練習を怠った自分のせいだ。

まあキツかったのは置いといてとりあえず途中で歩くことなく1時間丁度くらいで完走。
人生で3度目の10kmランに成功したのだ。

ちなみに1回目は、部活の走り納め的なので、
2回目は高校の持久走大会
で今回のランである。


自分はいつもマラソン中色々なことを考える。

例えば、これ終わったら何食べよう、何飲もう、
今度の休みどこ行こう、次友人と会えるのはいつだろう等。

帰路マジでキツかった。抜かされまくり。ただ景色は良い。


今回の10kmマラソンはまるで自分の人生のようだなと思いながら走っていた。

というのも走り始めて最初は、体のコンディションや周りのランナーのスピード等を確認しながら慎重に走っていた。

しかし1km通過後思ったより息も上がらないし体も痛くないし周り遅くね!俺速すぎて草!と調子に乗りスピードを上げて走り始めた。

が6km通過後脇腹にナイフが突き刺さってるような痛さ、膝に錘がついたかのような重さを感じペースダウン、どんどん抜かれ始める。

ラスト2km、なんとか自分のことを抜いた人について行こうとするが、まあ別に良いやと、どんどん抜かされ始める。

ラスト500mゴールが見えた途端全力疾走、
周りの歓声がまるで自分だけに向けられてる感じがして最高な気分でゴールした。

自分のこれまでの人生、仕事でも学校生活でも、様々なライフイベントに今回のマラソンの自分を
照らし合わせてみた。

自分の見慣れないことや初めてやることは慎重に行うが、次第に慣れ始め器用にこなせるようになる。

しかしそれも束の間壁にぶつかり、結果が出せなくなり一気にやる気が低下、周囲が結果を出し始め言い訳をぼやく。

けれども一応自分のやっていることにプライドは持っている手前、ゴールに向けてやる気を出し、頑張るが周囲には追いつけない。

しかしラスト全力を出し切り頑張った自分を次の糧にし、今後に活かしていく。

なんてことをマラソン中に考えていた。

最初に頑張り、結果的に最後も「自分なり」に頑張る。
周囲と比較することは自分の現状を客観視することができるため良いとは思うが、
それに囚われすぎずに生きていくのも良いのではないか。

「自分なりに」頑張っていきましょう。
そして自分を認めてあげましょう。

自分は「途中で歩かずに完走する」ことを
目標として掲げていた。
目標達成したぞ!と自分を褒めてあげた。

自分でも成し遂げられることができるんだぞ!
と自己啓発に繋がる大切なイベントとなった。



しばらくは走れそうにないが、マラソン完走後の達成感はたまらなかった。
今後もマラソンイベントがあれば参加していきたいと思う。

・・・・・・・ほんとかな??



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