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【転職コラム】今更だけど事務職ってどうなん?メリット・デメリット

事務職の給料は?

まず、事務職の平均年収を紹介します。大手転職サイト「doda」が調査した結果によると、事務職の年収は以下のとおりです。

同調査によると、全体の平均年収と生涯賃金は次のとおりです。

事務職においては年収340~360万円程度が相場といえます。


事務職のデメリット

ここでは、事務職のデメリットを2つ紹介します。

残業が比較的少ないため給与が低くなる可能性がある

事務職は残業が比較的少ないと言われています。そのため、残業手当で収入を増やすことが難しい場合があります。経理や財務の場合、月末や決算時期に残業が発生しますが、それ以外のときは「ほとんど定時帰宅」という企業も多いです。対して、営業職や企画職などは残業が発生しやすく、残業代による収入アップを期待できます。

ルーティンワークが多い傾向にある

ルーティンワークとは、やり方や手順が確立されており、日常的に繰り返し行う業務のことです。事務職のルーティンワークは主に以下のとおりです。

  • データ入力

  • 契約書、請求書、発注書等の作成

  • 経費精算

  • 備品管理

  • 問い合わせ対応

ルーティンワークは飽きやすく、「やりがいがない」「つまらない」と感じる要因になるかもしれません。また、勤続年数が長くなったり、業務スピードが向上しても、大幅な給料アップは見込めない可能性があります。

さらに、近年のAIの進化により、数字を扱う仕事や同じ作業の繰り返しの業務は将来AIに取って代わられる可能性が高いと考えられます。IT化が進む企業は積極的にAIを取り入れており、事務系の仕事は影響を受けやすいでしょう。


事務職のメリット

ここからは事務職のメリットを2つ紹介します。

デスクワークが多い

事務職の業務はほとんどがデスクワークです。肉体労働が少ないため、体力に自信のない方にはおすすめの業務です。また、オフィスで働く場合、冷暖房が完備された快適な環境で仕事ができます。

ライフワークバランスを保ちやすい

事務職は業務が決まっていることが多いため、残業が少ない傾向にあります。「残業なし」や「残業少なめ」と謳う求人も多く、就業時間が規則的です。子育て中の方や親の介護がある方にもおすすめです。また、終業時間が比較的早いため、資格取得の勉強やスキルアップの時間を確保しやすいです。


まとめ

事務職の平均年収は約343万円です。ルーティーンワークが多いものの、安定した働き方ができる職種です。もし事務職で給料をアップしたい場合、より専門性が高い職種に転職することをおすすめします。事務職のメリットを生かして、ライフワークバランスの取れた生活を目指しましょう。


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