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内定辞退を防ぐための重要ポイント!効果的なフォローで採用成功に導く

転職市場において人事担当者なら経験していることは「内定者辞退」です。逆に転職者のほうも経験としてあるでしょう!人事側からすれば「辞退」はしてほしくない!だって内定だしておりますから…

以下は、そんな事態を防ぐための手段としての内容です。
「そんなことやってます」というご担当者様もいるでしょうが、あらためて基本に立ち返っていただき、ご認識いただけますと幸いです。


1. 内定者フォローとは

内定者フォローとは、内定を出した企業が、候補者(新卒・中途を問わず)と継続的にコミュニケーションを取り、入社までの期間をサポートする施策です。その目的は、内定辞退を防ぎ、候補者が企業に対する不安を解消して入社を決意できるようにすることです。新卒採用においては、学生が社会人になることへの不安を軽減することが重要です。一方で、中途採用では即戦力を求められるため、複数の企業と比較されることが多く、早い段階でのフォローが辞退防止に効果的です。

2. 効果が高いフォローアップ策

フォローアップ策にはさまざまなものがありますが、特に効果が高いものを紹介します。

  • 内定式や定期的な連絡
     内定式は内定者に企業の一員であるという実感を与え、定期的な人事からの連絡は不安を解消する重要な機会です。新卒の場合は、初めての就職活動で不安が大きいことが多いため、これらのフォローは特に有効です。

  • 内定者同士の懇親会や先輩社員との交流
     他の内定者や既存社員と交流する機会を提供することで、内定者は職場の雰囲気を実際に感じ取ることができます。特に中途採用では、候補者が企業文化や業務環境に敏感であるため、現場でのリアルな情報提供が辞退防止に直結します。

  • 企業見学や業務説明会
     内定者が実際の職場を見学したり、業務の詳細を説明する場を設けることで、入社後のイメージが具体化され、不安が軽減されます。新卒採用に限らず、中途採用でも、業務内容が前職とどの程度違うか確認することは重要です。

以下はディスコさんのデータです。ご参考まで!

3. 新卒採用・中途採用に共通するフォローの重要性

フォローの主な目的は「内定者が自信を持って入社を決意できるようにする」ことです。新卒採用では、社会経験がない学生に対して企業の環境や仕事について具体的に伝えることで、安心感を与えることが求められます。一方、中途採用では、他社の内定を受けていることが多いため、迅速かつ的確なフォローが決断を促すポイントとなります。新卒・中途問わず、フォローが充実していることで、企業と候補者の信頼関係が深まり、内定承諾率が向上します。

【フォロー不足が招くリスク】

  • 信頼感やエンゲージメントの低下による早期離職のリスク
     フォローが不足することで、候補者は企業に対する信頼感が薄れ、入社後のモチベーションが低下します。これが原因で、早期退職に繋がるリスクが高まります。特に中途採用では、即戦力としての期待が高いため、信頼感やエンゲージメントの低下が大きな課題となります。

  • 企業文化への適応の遅れ
     内定者が企業文化や職場環境に適応するための準備が不足したまま入社すると、適応が遅れ、職場に馴染むまでに時間がかかります。新卒採用では社会人としての基礎を学ぶ機会、中途採用では前職との文化の違いを理解する場を提供することが重要です。

  • 入社前の不安感の増加
     新卒の場合、社会人としての生活に対する不安が強く、中途採用では転職による新しい環境への不安があります。これらの不安を解消しないままでは、内定者が入社に対して迷いを感じる原因となります。

いかがでしょうか?社員として迎えられる以上、「入社前のコミュニケーション量」を十分に図ることが重要です。ぜひご参考ください。

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