【CSS基礎編】ボックスモデル
みなさん「ボックスモデル」をご存知でしょうか。
ボックスモデルはcssの概念のことで、CSSで理想のスタイルを創り上げる際、このボックスモデルの仕組みや構造を理解しておくほど、より複雑なレイアウトを再現することができます。
今回はその基礎となる考え方をまとめます。
●ボックスの構成
ボックスモデルは、以下の4つから構成されています。
・要素:
テキストや画像など、コンテンツそのものを表示。この領域の大きさはheight(高さ)、width(横幅)プロパティで指定できます。
・padding(パディング):
borderと要素の間にある余白。要素の内側の余白を取るために使い、paddingプロパティで指定できます。
・border(ボーダー):
paddingより外側の領域で、枠線・縁取りを行います。borderプロパティで指定できます。
・margin(マージン):
borderより外側の余白。この領域の大きさはmarginプロパティで指定します。
下の図は視覚的にこの4つを表したもので、これをボックスモデルといいます。
例えば、HTMLで以下のような記述をし、
<div>
<h1>HELLO, World!!</h1>
<p>Have a nice day.</p>
</div>
cssでスタイルを指定すると、下の図のように表示されます。
(色は要素ごとに区別しやすくするためにつけています。)
div {
width: 200px;
height: 150px;
padding: 50px;
border: 2px solid #000;
margin: 50px;
text-align: center;
}
ブラウザで表示確認するとき、
検証ツールを使うと、要素のどの部分にどれくらいのスタイル・余白が付いているのか、簡単に確認することができるので、ぜひコーディングと同時進行でチェックしてみてください。
〈検証ツールの開き方 Chrome版〉
右クリック→「検証」もしくは「デベロッパーツール」
Mac:Fnキー + F12キー もしくは Command + Option + i
Windows:F12キー もしくは Ctrl + Shift + i
以上、簡単にボックスモデルの紹介でした。
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