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【業務効率化】Googleスプレッドシート『ARRAYFORMULA関数』と『IMPORTRANGE関数』の違い

今回はGoogleスプレッドシートのARRAYFORMULA関数について解説します。自分の備忘録としての記録ですが、業務効率化や知識を深める一歩になれたら幸いです!


ARRAYFORMULA関数とは

ARRAYFORMULA関数とは、ざっくり言うとスプレッドシートのデータを引用できる関数です。

以前ご紹介した「IMPORTRANGE関数」もスプレッドシートのデータを引用できる関数で、ほぼ同じような機能を持っているのですが、何が違うの?と思ったそのこあなた。

一番の違いは『データの在処』です!

IMPORTRANGE関数は別シートにあるデータを引用できる関数ですが、ARRAYFORMULA関数は同一シート内のデータを引用するという部分で異なります。

つまり、同一シート内でデータを引用したい時にIMPORTRANGE関数を使ってしまうとエラーが出てしまいますし、逆も然りで別シートから引用したい際にARRAYFORMULA関数を使おうとするとエラーが出て動作しませんので、ぜひ覚えておいてください!

〈参考〉IMPORTRANGE関数


構文

=ARRAYFORMULA(シート名!範囲の文字列)

使い方はとても簡単です!例えば、「data」というシートに様々な苗字ランキングのデータがあったとします。

全国名字(苗字)ランキングより抜粋

"全国名字ランキング" のデータを「ARRAYFORMULA関数」シートに抜き出し、1位〜10位までの合計人口を出してみます。

①セルに『=ARRAYFORMULA(』を入力
②そのまま「data」シートをクリックし、引用したい範囲「B2:D13」を選択します
③Enterキーを押すと、選択した範囲のデータが引用し展開されます
④引用したデータの合計値を出します
⑤最後に罫線を引くなどして見た目を整えたら完成です!

セルの罫線や背景色、太字などの書式は引き継がれませんので、別途スタイル調整はしてくださいね。

まとめ

今回は、同じスプレッドシート内からデータや値を引用することができる『ARRAYFORMULA関数』をご紹介しました。
データは触らず引用する!ぜひ業務効率化に活用してみてください!


〈参考データ〉
・苗字由来ネット, https://myoji-yurai.net/ (アクセス日:2023/09/17)

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