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社内SEである自分が社員の前で話す機会を与えられたら”最終回”・・・ITはみんな使えてます

前回の続き・・・

全社員の前で話す機会を与えられたら・・・最終回は

”ITはみんな使えてます”



■みんな自分を過小評価している

IT化、デジタル化、DX・・・様々な課題をITツール、IT機器を利用して解決するようになった昨今、特に年配の方々は、しょっちゅう口にする。

〇こんな新しい機械、俺は覚えられねー

〇俺の時代はもう終わった・・・後は若い人たちの時代だ

〇もうこれ以上、新しいソフト入れんの、勘弁してくれー、もう無理だ!

・・・etc

気持ちは分かるのだが、こんなこと言う年配の方々、数か月も経ってりゃ、新しいツール割と使いこなしている。

いつの間にこんな使いこなせるようになったんだ?とこっちがびっくりするくらいだ。

どうやって覚えたのか・・・

何のことはない、

そのITツール、IT機器を使わざるを得ない状況に追い込まれ、量をこなしているのうちに、自然と使いこなせるようになってしまったのだ。

結局、年配も若い人も関係なくて、要はITツールというのは、どれだけの量、使い続けたか・・・これに尽きる。

若いからって、ITツール使っていなきゃ、いつまで経っても覚えられない。

そもそも若い人たちは現場経験が浅いから、現場経験とITツールを掛け合わせて考えることができない。

一方年配のベテランの方は、自分の経験上、このツールはこの行うのために使うもの・・・と理解した上で利用するから、習得した後の効果は若い人よりもよくなる傾向がある。

会社の中枢となる年配の方のITの苦手意識・・・この部分にフォーカスして話をしたい。


■ITはみんな使えてますし、覚えられます・・・だって

よく、自分はパソコンできない・・・という人がいます。

でもそんな人も、メールは普通に使って仕事してます。

エクセルも使ってます。

印刷して資料も出してます。

結局、自分はパソコンできないといっても、できるようになっているんです。

新しいツールが出てきた時も、最初は皆さん色々言ってますが、数か月もすれば、皆さん普通に使っています。

なぜこんなことが起こるのか・・・

それは、メールもエクセルも必要に迫られて、毎日利用しているからです。

人は何かの使い方を覚える時、量をこなす必要があるんです。

みなさんは、メールもエクセルも量をこなしました。

結果、いつの間にか、メールもエクセルも通常業務をやる分には困らないレベルまで達したのです。

そしてこれは今後出て来る、新しいツールだって同じです。

最初は覚えるのも辛いし、使いこなせないでしょう。

でも毎日必要に迫られ、操作を続ければ・・・量をこなしていけば、必ず覚えて使いこなせるようになります。

最初のスタートが辛いだけです。

そのことをこれからも覚えておいて欲しいのです。


■覚え方さえ知っていれば問題ない

社員全員に知っておいて欲しいのは、覚え始めるときが1番辛いということ。それは知識を詰め込み、操作を繰り返すという、”できない”、”分からない”・・・という辛く苦しい期間を過ごす必要があるから。

逆にその期間さえ過ぎてしまえば、電話しながらでも操作可能なレベルにまで登りつめているはず・・・

結局、多くの人はパソコンが分からないんじゃなくて、できているのに、できないと思い込んでいるということ。

だいたい、営業の人達は、パソコン覚えるよりも遥かに難しく大変な活動を行っているのだ。パソコン覚えるくらい、本来はわけがない。

ただ日々の営業活動の中、パソコンを覚えるという労力を生み出すことができず、自分はパソコンの覚えが悪い、苦手だという意識を持ってしまっているだけのこと。

そして、新しいツールが出てきた際の覚え方、辛い期間があるという情報を前もって知っておけば、乗り越えることができる可能性が上がるはず・・・

みなさんは自分が思っているよりITに明るくて、自信を持っていいんですよ・・・と常々教えてあげたいと思っている。

全社員の前で話す機会を得ることができたら、そのことを伝えたい。

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