八巻アンナさんのバスツアーに参加してきました
どうもオタクです。
2024年11月15日から17日にかけて、声優・八巻アンナさんのバスツアー「八巻アンナと墳友(FUN YOU)になろうツアー」に参加してまいりました。
ここに日記を残しておこうと思います。
(ここから予防線)
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・人に見せる用ではないかも
・極めて冗長かつ拙文
・時間かけて書いたので文体が不統一
・でありながら基本オタクの文体
・所々間違っているかも知れません
あと、声優オタク歴はかなり浅いので界隈の常識などをほぼ知りません。問題の有る箇所あればドンドンご指摘くださいませ…。
同じツアーに参加したしゃけしゃんさんや六花さんもレポートを書かれていますので、そちらを参照していただけるとより有意義かと思われます。
ここには価値あるものはなにもねえよ…帰(け)ぇんな!!
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(ここまで予防線)
経緯
僕はそこそこの年数にわたりアイドルマスターのオタクをやっております。
その中の「シャイニーカラーズ」に白瀬咲耶役としてご出演されているのが八巻アンナさん。
ライブステージでの素晴らしいビジュアルとパフォーマンを拝見してたまらずチョクメを購読し、そこから色々と配信などを拝見していった結果見事に転がり落ちて、いまや僕の一番の推し声優さんとなっております。
今回開催されたのは、その八巻さんと群馬の古墳等々をめぐる1泊2日のバスツアー(古墳や埴輪が大好きな方)。
八巻さんはこれまでもなんどかバスツアーを開催されており、個人名義での歌手活動などをされてないためそこが数少ない接近戦なのです。
声優イベントの面白さを知り始めていた僕にとって、一番の推しのリアイベという逃す手はないだろうという絶好のチャンス。
しかし…僕の印象ではですが、バスツアーというのは声優イベントとしては色んな意味で最上位クラスの催しです。めちゃ興味深いし憧れちゃう気持ちもある一方、おそらく歴戦の豪族(八巻さんのファン)が集う場であり生半可な気持ちでは参加できない…という畏れも強く、じつのところ僕が八巻さんに本格的にハマってからも開催はあったのですが、仕事の都合がつかなかったりあるいは単純にチキったりで2回ほど見送ってしまっていたのでした。
じゃあなんで今回は行ったのか?なんででしょうね?八巻さんへの想いがとうとう爆発したのかも。
は?
Day0
僕は大阪在住のため、余裕を持って高崎駅近隣ホテルに前泊できるプランを選択。特典でメッセージカードもらえるし。
この日は0時までにチェックインさえすればよいのでゆるゆる出発します。
バスツアー参加の件を伝えていた首都圏のお友達三人からお誘いを戴いていたので、ちょうど1週間前のミリオン11th延期の残念会やアイマスEXPOの壮行会(?)などなどを兼ねた飲み会をすることになりました。
今回ツアー参加した理由がわからないと前述しましたが、実際のところはこの方達と仲良くなって色々と積極的になれてきたことが大きいような気がします。ずっとソロ専だった僕にとってほぼ初めてのアイマスとかのお話ができる友人で、この1年位の付き合いの中でP同士の交流の楽しさやオタク人生の楽しさを改めて教えてもらったので…。
ツアー前からたのしいお酒を酌み交わし、クラシカルなメイドさんのいる椿屋珈琲(初めて知った、東京スゲ~)で延長線もやり、前日になってもビビってモジモジしてる背中を押して戦場へと送り出していただきました。いつもありがとうございます。また次の現場でお会いしましょうね…!
そして最終チェックインのギリギリに高崎駅へ。
その夜は偶然にも八巻さん演じる咲耶メインのシャニアニ7話の放送日。これは流石に観とかないとということで、明日本番ですが夜ふかしを決行します。
Day1
集合時間
全然寝落ちしてエンディング間際しか観られませんでした。
しかし怪我の功名で睡眠時間が確保できたので7時には完全覚醒。ニコニコ動画で配信もされているのでここで7話を見て気持ちを高めます。
基本的にはアンティーカ感謝祭を踏襲した内容なですが、バックボーン等々より咲耶の心情にフォーカスするよう再編集されていて染みますね…。
![](https://assets.st-note.com/img/1732200601-MLwhm4FR12a6pzWBjIEQG8kA.jpg?width=1200)
観終わってひとしきり感動をし終えたあたりから、ようやく八巻さんに直接お会いする自覚が出たのか心臓のバクバクが止まらなくなり、じっとしてられないので集合場所の高崎駅近くの駐車場へ。
他にもじっとしてられない人が多かったのか、30分前にはもう「たぶん参加者だよね…」という人達の姿がちらほら。
リバティーンエイジの八巻さんモデルのMA-1を着ているもう120%参加者でしか無い方に勇気を出して「あの…八巻さんの…ですよね」と声をかけてみたところ、ちょっと打ち解けることができて一安心。
激烈コミュ障なのに自分から話しかけられたぞ!!
あなたのおかげだありがとうリバティーンエイジさん… 。八巻さんの新しいやつお願いします…。
その流れで、おずおずとですが他の方とも会話や自己紹介をしたり。
当たり前だけど皆普通の人…というか、むしろオタクの中でも屈指のちゃんとした行儀の良い人達の集まりで、でありつつ皆必ずしもイベントに慣れきっているわけではないというのがわかり、「怖い歴戦オタクがいっぱいいたらどうしよう」という杞憂は早くも薄れてきました。
あともう一つ杞憂だった「俺のHNが架空過ぎる。みんな本名ベースなのかな」という点も、多くの人ががっつりハンドルネームだったのでそこもホッとしたかも。
そうこうするうちにスタッフさんからアナウンスが有り、名札やしおりを手渡されバスの中へ。後ろから2列めか~!と一瞬思うもそれでもライブの最前とて到底比較にならん近距離なんだからすごいな…。
隣席の方が"時限式"の仮面を自作してたりアンティーカっぽいシャツを着込んできたりと気合の入った方で、色々みせてもらいながらお話。すでにこのイベント楽しいぞ…。
![](https://assets.st-note.com/img/1732200652-w67vFLEgaJRMeoNq5SOjY8t4.jpg?width=1200)
そうこうしながら出発をまっていると、にわかにバスがざわつき始める。
あ…これは…きたな…と思いながら僕も窓の外を見ると…
右の方から、すっごい可愛い服をきた女の人が、近づいてきて、バスに、乗り込む。
あぁ あれなるは八巻アンナさん
僕ずっと勘違いしてましたね。八巻さんはキレイ属性のかたなんだと。
実物見たら死ぬほど可愛かった。八巻さんはかわいい属性も備えてます。全属性持ってます。
大振りな白黒チェックのアウターが軸のリラックスシルエットなモノトーンコーデ、大変素敵です。
ベレー帽もとってもかわいい。
おはようございます!の挨拶とかする段階ではやくも感極まる女性の方もいたみたいですけど、そら無理もない。僕も泣きそうやし。
推しに災害級のニヤケ面を見られたくなくて必死に口元を抑えていると、男性スタッフさんから「点呼と、参加特典のラバーバンド配ります」のアナウンス。あぁはじまるなツアーがと思ったら八巻さんがファイル見ながらバスの中を移動し始める…
スタッフさんじゃなくてアンちゃんが直接配るの?!!??
みんなの名前(HN)を呼びながらラバーバンドを配りつつ、僕のいる後部座席まで徐々に近づいてくる八巻さんの前に、マイケルジャクソンのファンの女子みたいに失神寸前ではわはわするしかない。
いやはわはわしてる場合じゃないよ、ここはもう名前呼ばれたら元気よくハイッッと挨拶して好印象を残すぞ~~~!
「シーホラーさん!(手渡し)あ、ピアスすてき~~」
「!??!……ハイッ(小声)」
いやもうここで死ぬかも俺
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バス移動
「出発!」「「「しんこー!!」」」の掛け声で動き出すバス。というかまず一緒にバス乗るという事実に戦慄する。当たり前だけど。
移動中は2,30分ほどの長尺でフリートークの時間になります。
そして開始早々から話題に困る八巻さん。
いやこれもめちゃくちゃ貴重な光景なんだよな…ありがたい…。番組とかだとちゃんとコーナーや台本あるもんな。
そしてスタッフさんからのアシストで参加者からの質問コーナーへと移るのですが、結構みんな積極的にいくなぁ!という感じ。さっき安心したけどやっぱ歴戦オタクかも皆…。
こんな機会そうそうねえし照れてる場合じゃないと勇気を出して僕も手を挙げて、「大阪人です。6thのライブとか、それ以前にも(某大学を念頭に)関西と接点お有りだったと思いますが、大阪や関西の好きなところありますか?」と良い温度感の質問ができました。
鉄道駅員さんの対応を一例に、大阪人独特の気前と言うか気質がお好きなようで… いや~大阪人はそこを褒められるのが一番うれし~~~~~~~い!!!!!!
声優になってなかったら大阪で働いてたなあとのことですが、その世界線も垣間見てみたかった。八巻アンナと同僚の僕とかもしかしたらあったの…???
いやまぁ実際は声優として広く世に出ていただかなければ僕は八巻さんを識ることもなかったのだろうけど…。
あと大阪代表ヅラしたけどそもそも僕生粋の大阪人ではない。
メモをとってなかったので覚えきれてはいないのですが、他の話題で印象に残ってたのは東西マクドナルド呼称問題。
USJのイントネーションのお話もされてたけど、八巻さんの仰るとおりユニ↑バですね基本。そういや考えたことなかったけど、他の地方の人は"ユーエスジェイ"ってちゃんと発音するのか…?!
あと嫌いな食べ物の話。ピーマンにんじん椎茸が駄目なそうです。
かわいいかよ。
水澤観世音
最初の目的地、水澤観世音へと到着。山の中なので静かなところかと思いきや思ったより多くの観光客の方で賑わっております。
杉の木が立ち並ぶ光景が、なんというか清浄な空気を感じて素晴らしい。
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混雑が想定ほどではなかったので、参加者を十数人ずつ3チームに分け、順番に八巻さんと一緒に鐘をつくというイベントをやるとのこと。
正直説明段階ではあんまり意味がわかってなかったのですが、1チーム目がやるのをみてビビる。参加者と八巻さんが団子状に集まって一つの縄を持って鐘を打つ感じ。え?30cmくらいしか離れてないんじゃないのかマジで…。
あまりの事態にところどころ記憶消失しておりますが、僕は斜め後方くらいの立ち位置で視線が合わなかったのをいいことに、ず~~~っと八巻さんの横顔をみていた気がします。美。
その後は解散して各自観光タイム。衝撃が抜けず、しばらく放心状態でうろうろしたり昼食前なのに甘酒や饅頭を次々食う奇行に走りましたが(すごいおいしかった)、場所に宿る超自然的な力のお陰か徐々に平静を取り戻すことができ、なんとかお参りなどをしてまいりました。
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古墳のぬいを所持している豪族さんの記念撮影などを目撃するなど。検索すると色々出てくるけど、みんな同じの持っていたな…どれだろ…。
新参者なので過去のグッズとかを見るたびにいいな~!となっちゃいますね。
昼食
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昼食はうどんの水沢亭さんへ。うどんの面倒というワードがチラホラ聞こえてきて、結構ミリオンライブ兼任がいてちょっとうれしくなる(アイマスPとしては一応ミリオンメインなので)。
メイクなどの問題もあるでしょうし、八巻さんの一息つくタイミングでもありましょうから基本的にツアー通して食事は別部屋でしたが、「いただきます!」の音頭は八巻さんがとってくれる。
全体的に今回のイベントの八巻さんは遠足か修学旅行の引率の先生みたいな距離感かも?
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おうどんはかなりコシがつよいタイプで、僕好みのやつ。
ごまだれが濃厚な味わいでおいしい!!
八巻さんが苦手と言っていたしいたけの天ぷらある~とちょっと沸くも、食べてみたらこんにゃくの天ぷらでした。そういや群馬名物だもんな~。
意外にも食べたことがない組み合わせだけど、かなりイケるかも。
ごちそうさまでした。
伊香保温泉グリーン牧場
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昼食の後は牧場へ、まずは皆でシープドッグショーへ向かいます。
特に席は決まっておらずなんとなくで座るように促されたのですが、ショーを見る八巻さんをじっくり見るためか大半がセルフ立ち見指定。
僕はそこそこ前の方に座ったあとに皆の狙いに気づいたので、(しまったな~…)と思っておりましたが、まぁチラチラ振り返って八巻さんを見るのも悪くなかったよね。俺キッッッショ。
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肝心のショーなのですが、牧場のお姉さんたちが犬笛で牧羊犬達に指示を飛ばして羊の群れをコントロールするという内容。奥の山の方から弾丸のようにワンちゃんが突進してきて、広大な敷地の中を駆け回りながら右へ左へと羊を追い立てる様は思ってたよりも迫力があり、スピード感もすごい。
あと笛を吹きながら杖を振り回し華麗にショーを進行していくお姉さんたちもすごいスタイリッシュでカッコいい…。
そしてショーのあとはそのままステージからおりて動物達とふれあうパートもありました。
吠え立ててたのがウソのようにおりこうで大人しい2匹のワンちゃん達。羊も急に大人しくファンサ旺盛な感じに…さっきまで無軌道な群れっぷりは演技だったん??
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その後の自由散策タイムにて何故かアーチェリーやってるグループを発見。この男子の気ままさ、なんだかいよいよ修学旅行めいてきたな。
伊香保温泉&チェキ会
夕方になり日も陰ってきたあたりで温泉街、有名な石段の麓へと到着します。ここでDay1の屈指の山場であろうチェキ会が行われるのです。
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一応前後半2チームに参加者をわけ、撮影外のチームは観光に移るという流れだったのですが、ポーズ自由なもあって参考のために前のチームの撮影を見学したかったり、あるいは単純にポーズを決める八巻さんを見ていたかったりで結局大半がその場に滞留しちゃう感じに。
僕は後半だったのでもちろん大いに参考にさせていただきました。
例えば定番のハートやピースであったり、古墳関連のポーズだったりする中で、徐々に仕事猫とかクールポコとか例のピグレットとか筋トレを応援してもらうとか、ギャラリーの存在ゆえか2枚のチェキのうち1枚はネタに走る流れがうっすらできはじめ、そっち方面で考えていなかった僕はめちゃくちゃ焦る羽目になります。
ちなみにピグレットに関しては八巻さんがオタクを置き去りに全力ピグレットを披露したため、事務所からNGがでていました。だから好きなんだよな八巻アンナさんがよ。
そんなこんなで、ネタに振る人やハートとかをやり抜く人が入り交ざる中で僕はどっちに行くのかキメられないまま前半チームが撮り終えます。後半のファーストペンギンの豪族さんがブライクレヴェリーの締めでキメたあと、僕も遅れを取るなと後半2番手に名乗り出ました。ドキドキ。
「お、お願いしますぅ…」
「シーホラーさん…あっ素敵なピアスの人!」
うわ~~紫のバラの人みたいなトーンで認識されとる…!!重ね重ねマジで今回つけてきてよかったぁ…。対面でみると本当に直視できんくらい可愛すぎ…。
そして当初は普通にハートやってもらうつもりだったチェキ1枚め、前半の流れで迷いに迷った挙げ句出した答えが
「あの…僕がゴイゴイスーやるんでユースケの方お願いしていいスか…」
「え?!?ちょっとまってわかんないかも」
我ながら何? 八巻さん困らせるな。
ダイアンの写真を見せつつ説明する謎ターンを発生させ、しかもこのポーズの構図上僕が前に出る形になって八巻さんを視認できないことに気づいて素直にハートにしとけば…と撮影前に若干後悔し始める怒涛の無様さ。
(でも最終できあがったチェキはなんかめちゃくちゃいい写真だった)
気を取り直しての2枚めは最初から決めてた6th大阪のイラスト、みんなで千夜アリアの連れて行くよポーズの再現。これはまあベタだけど我ながら良かったと思う。
俺が咲耶の立ち位置であるというおこがましさを除けばだけど。
そしてチェキ終わったあとでちょっとだけ一対一でお話するパートがあったので、チョクメでやってるツイキャスで八巻さんにガチハマリしたんですということを伝えたら喜んでもらえた。嬉しい。今月末のも参加します!!
皆も八巻さんのチョクメ購読しようね。
そして事件なんですけど、そのときに八巻さんから「オシャレだねえ」のお言葉を頂いてしまいまして……。
あの~~、僕が一番言われて嬉しい言葉が「オシャレ」なんですけど、それを僕が一番好きな人が言うてくれたわけで…
いやいや!!そんなことある???????
あまりに嬉しすぎて「なんか恥ずかしいっす!!!」って叫びながらクネクネしてしまった…。そのムーブが一番恥ずかしいだろ。
そして八巻さんを「えぇ?!なんかジロジロみてごめん!」と困惑させる大失態。しかもその日の激かわファッションを褒め称える絶好のチャンスも逃す。
でもええんや
あのときの俺はたしかにこの世で一番しあわせな男だったと思うから…
このパートで意外だったのは時間厳守の剥がしみたいなのが全くないんだな~ということ。ツアーなので時間的余裕があるというのも勿論あるでしょうが、参加者の善良さ・治安の良さをスタッフさんもかなり信用してくれてるのかなあというのは結構感じました。
先輩豪族たちが築き上げてきてくれた信頼関係なのかな…ありがたいね…。
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後半チームも撮影を終えたあとは解散して伊香保観光パートへと移ります。
チェキ撮影中はまだギリ明るかった空も、石段を登り始める頃にはすっかり暗くなり幻想的な風景になっていきます。
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オタク三人で足湯に入ったりして温泉街を味わってみたり、バス隣席の豪族さんに影響されて久方ぶりにシャニマスの実写モードの撮影をやってみたりと観光を楽しみましたが、意外にも石段の両脇にはあまりお土産とかが見つからず買い物難民に…。
ちくしょう射的屋しかないではないか。(伊香保のねじ式)
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温泉まんじゅうかなにかほしいなと思いつつも、唯一こんにゃく串のお店があったので購入。こんにゃくは知ってるしな~と思って仕方なしのつもりで買いましたが、食べてみるとかなり美味しい!
普通にスーパーで売ってるやつとかとは違うのかな…?こんにゃく舐めてました、失礼しました。
一緒に食べてた豪族さんがカラシつけすぎて死ぬほどむせるなどのアクシデントに見舞われつつも、なんとかお買い物もして伊香保を堪能できました。
その後のバスの中のお話では、八巻さんも自由時間石段近辺をうろついてたそうですが、みんな観光に集中してるのか全然見つからなかったとのこと。結構みんな単純に旅行としても楽しんでるなぁ。
宴会
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「越中屋」さんにて夕食の宴会パート。貸し切りなので少々はしゃいじゃっても大丈夫っぽいのが嬉しいね。
なぜか僕のいたテーブルは名古屋人が集結しており、八巻さんの話もしながらローカルトークで異様な盛り上がりを見せる。ランチボックス&ランチルーム懐かしすぎるな…あそこで食うラーメンは今思うと全然美味しくないのにそれでもすごいときめいていた…。
でもこれも名古屋あるあるらしい食事前の「手を合わせてください」「合わせました!」の音頭は俺だけわからず…。おじさんすぎて忘れてるだけなのか…?
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162812013/picture_pc_2edd15f853b647e2db10a4fa005402d6.png?width=1200)
もともとお酒に強くないのもあってそれ以外に何を話したかかなり飛んでしまったのですが、とにかく凄く盛り上がって一層打ち解けられたのは覚えている…楽しかったなあ。
宴もたけなわのあたりでゲームコーナーとなり八巻さんが入室。
隣の部屋で色々聞いてたらしく、うるせえテーブルみたいなことを言われちゃいました。この辺になると皆イジられ慣れみたいなのが出てきて八巻さんともより軽快なお話ができるように…うるさくてすいませんエヘヘ。
ゲーム内容は八巻さんのジェスチャーが何者かを当てたり、セリフの言い方からシチュエーションを当てるクイズ。全員正解すれば賞品としてソロチェキがもらえるということで大盛りあがりです。
まぁ僕らCテーブルのジェスチャークイズの当たり判定が異様に厳しかったり、Aテーブルの声色クイズが相当な難易度だったりで普通に誤答を連発していたのですが、最終的には無事ご褒美をいただくことができました。
これは茶番ではない、八巻アンナさんの優しさだ。
宴会のあとは各々自由にホテルまで移動するのですが、半分くらいのメンバーは酔い醒ましに歩きながらホテルへと向かう形に。
道中は八巻さんの話をしてみたりガンダムの話をしてみたりネットミームの話をしてみたり。ルームキーと一緒に渡されたソロチェキをみんなで眺めながら「酔ってるからってこれ落とさないでくださいよ」「落としたあ!アンちゃんのカード落としちゃった!」などとシラフでは許されないノリをしてみたり。そして荷物を料亭に忘れて一人で取りに戻ったり。
そんな時間も楽しいね…。
なんか丁度どうでもよく、かつそこそこ情けないので誰にも言ってなかったけど、その時マジでホテルの朝食のカードは密かに落としていました。アハァン…。
元気の有り余ってるメンバー10人ちょっとで二次会へ。ここでも積極的にお店を探す人がいたりして、豪族ってやっぱ皆ちゃんとした人達なんだなあと改めて思うなど。
結局さすがにその人数ではいれる居酒屋は見つからなかったのですが、近隣にガストがあるということだったのでそちらの方へ向かいます。
そこでの会話は酔っ払ってたり後半眠りかけてたりで結構記憶が薄れてしまってはいるのですが、その中でも強烈に覚えているのが八巻さんを知ってからまだ三ヶ月目という豪傑のお話。
オンゲキで八巻さんを知りその一ヶ月後にはもう今回のバスツアーを申し込んでいて、だから正直シャニマスのライブはまだ観たことがないとか…。
なんだかそれ聞いちゃうと、めっちゃ男らしくてすごいというか、僕がうじうじ参加迷ってたのが恥ずかしくなるというか。
経てきた時間の長さって実はそんなに関係ないって認識していたはずなのに、こう改めて見せられるとなんか、同じ後発の豪族としては勇気をいただけちゃいますね…。
あと、ほぼアイマス専である僕は逆にオンゲキまったく未履修だったのでここでの会話きっかけで咲耶とはまた違う八巻さんの歌を識ることができた。あれからめちゃくちゃ聴いてます。
Day2
どんなときでも定刻通りに目が覚めるのが数少ない取り柄の僕は今日も良き目覚め。ヘパリーゼ効いてるねえ。
そして昨日は小雨が時折降るくらいの空模様でしたが、今日は嘘みたいな快晴でむしろ暑いくらい!本日はBBQもあるので過ごしやすい陽気なのはめちゃくちゃ嬉しいです。晴れ女を自称する八巻さんのご加護以外の何物でもないですねこりゃあ…。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162800910/picture_pc_6ae13fe4234ab846a7a176300d73c5b2.jpg?width=1200)
皆前日の宴会ではしゃぎすぎたのか、声がガッシャガシャの状態でおはようを交わし合います。二次会参加しなかったメンバーも部屋のみとかしてらしたそうなので結構しおれてる…。
とはいえ推しの顔をみてイベントが始まれば元気が出るのがオタクなので。八巻さんにおはようを言ってもらえればすぐにエンジンがかかるのです。
でもやっぱ「出発!」「「進行!!」」の号令はガチで昨日より小さかった。
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バスの中で、早速公開されたばかりの実写MVの話題に。
演者さん達も制作陣もめちゃくちゃ拘ったし頑張ったので、ツアー終わったらその足でユニカビジョンまで行って絶対でっかい画面でみてほしい!!とのこと。まかせとけ!!!!!
(…終電の関係で無理だった…)
本日は文化財センターや古墳群などでバスツアーの本題である墳活をメインに行う予定となっており、MA-1にデニムというアクティブなコーデの八巻さんも、心なしか昨日以上にエンジン温まっている感があります。ウキウキでかわいいっす。
群馬県埋蔵文化財センター
一発目は名前の通り、地元の出土品の管理や展示などを行っている施設へと向かいます。降車早々に縄文土器制作の再現実験?をやってる場面に出くわし、テンションが上がる八巻さん。残念ながらアチアチなので触ったりはできませんでしたが。
職員さんに連れられ中に入ると物凄い数の埴輪が奥の方にチラリと見え、興奮した八巻さんがフライングしかけて照れるという小イベントが発生。
今日の八巻さんは全体的に前のめり気味でめっちゃ可愛いかった…。
ここの展示物はSNSにあげていいのか微妙な感じのことを言ってたような気がするので写真は割愛しますが、古墳時代に限らずこの地域からの出土品を展示しているような感じでした。
梵字?の描かれた薄く巨大な石板製の墓碑など、今まで存在すら知らなかったものや、群馬の名の通り古くから馬の繁殖を行っていた痕跡などなど…。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162802463/picture_pc_e62c9099e0188b4f2313a4b9f21075bf.jpg?width=1200)
僕は全く知らなかったのですが、この土地は大昔ポンペイの如く火山活動によって一夜で滅んでしまった集落があったらしく、ほんのいっときですがローマ帝国史にハマってた時期のある僕としては日本にもこんな土地があるのかといろいろ興味深くお話を聞くことができました。あちらと同じく、あっという間に巻き込まれた犠牲者が当時の姿勢で残っていたりなどもあったりね。
そして外せないのが、墳友になろうのテーマど真ん中であるところの大量の埴輪の展示コーナー。
広い展示室のど真ん中に人や馬、家畜の埴輪はもちろんのこと、家や矢筒や刀、果ては手袋や帽子のみの埴輪など、見たこともないようなものまで山のような埴輪が陳列されています。
八巻さんや詳しい豪族さんはもちろん歓声あげるほどの大興奮ですが、初心者である僕も圧倒されるくらいのボリューム感でした。そして、一つ一つの表情が違って面白い!僕は動物系が総じてなんともいえない緩い表情してるのが特に好みだったかも。
職員さんのお話によると、埴輪というのは埋葬される権力者の権勢を示せるものとして残すものでもあったようなのですが、家や馬や武器まではわかるような気がしても、帽子や手袋、日除の扇までわざわざ作って残すほどのステータスだったんだなと思うと、今との思想の違い的なものを感じられて勉強になる…。
ちなみに、ここの展示に限らず2日目のイベントは概ねそうだったのですが、職員さんや学芸員さんの解説や誘導にしたがってみんなで纏まって移動する形なので、気づくと八巻さんがすぐ横や後ろに立ってたりしてとっても心臓に悪かったです。
好きなものを夢中で見つめる推しの嬉しそうな表情、なんて素敵なんだァ…って思って見てたら視線を感じたのかバッチリ目が合ったりして、慌てて目を逸らしたりを幾度かやってしまう。めちゃくちゃ嬉しい一方、マナー良くなかったなという申し訳なさと猛烈な自己嫌悪に襲われたりしたけど僕は元気です。
BBQ
お勉強をしてお腹を空かせたあとは道の駅まえばし赤城にてBBQの時間。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162806529/picture_pc_e951cd5157142642f56d88905b4da587.jpg?width=1200)
遠くに赤城山を眺める広大な原っぱというロケーションに、季節外れの最高の陽気で肉を焼くにはこれ以上ないくらいの絶好のコンディションです。
そして、こういう場に来ると楽しげな家族客の姿を見て孤独感に苛まれるのが異常独身男性の常ではあるのですが、今日に限っては最早ファミリーともいえる豪族さんたちが一緒。120%楽しめちゃいます。
仲間がいるって最高!(DIAMOND DAYS)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162812208/picture_pc_08421b98f1567616a240c6a5512a0fdd.jpg?width=1200)
お肉やお茶に関してはツアー費用込みでしたが、お酒は各々の課金アイテム。この後もあるし、そもそも酒弱めの僕は我慢しようかなと思ってましたが、同テーブルの豪族さん達が飲む感じになったのでつられて買いに向かいます。
ったくしょうがねぇな!こんないい天気じゃな!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162806528/picture_pc_30a2b6a8010e14d39a85a7a8e4c572f5.jpg?width=1200)
このとき豪族さんがビールに加えてハイボールも注文(お酒は全てピッチャー注文でシェアする形)していて、僕らで飲み切れるのか?と若干心配したのですが、この判断のおかげで「え〜!お酒飲んでるの〜!?」と様子を見に来た八巻さんとこのテーブルの5人で乾杯をするという神イベントが発生。
嘘でしょ…?いいの…?
八巻さんはビールが苦手でハイボールがお好きであるという事実から導き出された神算鬼謀に脱帽です。ありがとうSさん、あなたと同じテーブルでよかった…。
まぁ結局昼間から酒飲んでたのは僕らのテーブル(のうちの3/5)だけだったので、「なんて酒にだらしねえ奴らなんだ」と思われた可能性もなきにしもあらずですが。
別のテーブルでもスモアを作って食べてもらったりと色んなイベントがあったらしく、改めてなんてすごい旅行なんだと思うなど。
BBQも終わりかけにはいよいよ死ぬほど楽しいバスツアーも終わりが見えてきて、アルコールの影響もあってかなりおセンチになり始めますが、でも次はいわばこのツアーのコアです。メソメソしてる場合じゃないね。
あと、次の目的地への移動中に何故かきのこ&たけのこの箱が別の席から回ってきて戦争の火種が撒かれる。ナンデ?
僕はたけのこ派です。
かみつけの里博物館・保渡田古墳群
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いよいよ最後にして当バスツアーの本分、古墳巡りのターンです。
案内してくれる学芸員さんによれば「古墳付きの女性声優のバスツアー客は前例がない」とのこと。でしょうね…。と言いつつも前方後円墳型のヘアアクセが素敵なこの方も相当な古墳付きのご様子で、楽しげに案内してくれました。
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まずは博物館内からスタート。ここはSNS大丈夫らしい。
先ほどの文化財センターに劣らぬ物量の埴輪達に、博物館だからかジオラマや解説ビデオなど出土品以外にも色々と見やすくダイナミックな展示が多いです。
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ビデオを見ながら、いつかこう言う博物館のナレーションに八巻さんが登場するといいなぁと思いますね。まぁ僕は最近界隈に入ったわけで、それ以前に既にそういうお仕事されててもおかしくないな…もうあるのかな?どうなのかしら?
さっきに引き続き、ぼくは動物系の埴輪が好きかもなぁと改めて思いました。技術的な制約なのかあるいは何かしらの表現なのか、表情の左右非対称な感じがつよくて緩くて可愛らしい。
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買えという啓示かもしれん。買おうかな…。
ひとしきり埴輪や土器を楽しんだのちは、ついに古墳へと向かいます。
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まずは葺石の八幡塚古墳へ。
僕に知識がなく、学芸員さんのお話も全て覚えられてはいないので…あくまで僕の印象メインになってしまいます。
レプリカの埴輪があるべき配置(?)に並べられており、当時の儀式の様子や権力を表す所有物などが示されているとのこと。
全体像をうっかり撮りそこねていたのですが、力士が当時からすでにマワシをしているなど、今の力士に近い姿形をしているのいうのは不思議な感じでした。
あと、現代的な感覚だと王様の埴輪が一番大きそうなものだと思ってしまいますが、ディティールの細かさは置いといてサイズ的には別にそんなことはなく、周りを囲む武人のほうがゴツくて大きいのも意外だったかも。
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当時に鵜のオタクがいたのかな
前方後円墳といえばいわゆる鍵穴の形のイメージですが、よく考えたら空や高所から見て初めてそう見えるんだなぁ。
緑色のあのシルエットからはマスコット的な愛嬌が感じられますが、こうやって周りに高い建物がない状況で、大きな堀とすごい数の円筒埴輪に囲まれて灰色の石が葺かれた姿を見上げると、権力者の墓に相応しい荘厳さや威容というものが確かにわかる気がします。
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不勉強なので当時の死生観は知らないのと、単純に加工技術の問題かも知れないというのもありますが、先程の王より大きい武人とか、必要以上に重厚な石棺とか見ると、当時の方々は死んだあとのことをかなり怖がっていたのかなというような感じがします。
これ全然違ったら恥ずかしいな…。
もう一つの二子山古墳は、緑の草に覆われた前方後円墳。
さっきの荘厳な葺石古墳と比べるとこれぞ!という感じの容貌。
周りを囲むように綺麗なお花が植えられており、夕暮れの時間帯や旅の終わりとも相まって過ぎ去った古い時代への哀愁のようなものが感じられます。
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この古墳群には今日見たものも含めて3つの古墳があるのですが、それぞれ隣接する別地域の支配者の墓だそうなので。
といっても領土争いがあったとかそういうことではなく、比較的親しい続柄の支配者のもと友好的な関係の集落だったと思われるという解説を聞き、割に血生臭くなってしまいがちな歴史話のなかでも当然ながら長閑で平和な暮らしもあったなのだなぁと思うと…前述した風景のあはれさとも相まってかなりセンチメンタルな気持ちになってしまう…。
そしてツアーの最後を飾るレクリエーション。
決められた予算の中でどこに拘って古墳をつくるかというゲームです。つくづく修学旅行かい!と思ったらマジで学年・組の表記が…。
まあオタクなんて子供みてえなもんでちゅからね、望むところです。
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もうここまでくれば疑いようもないですが、豪族たちはみんな子供向けのゲームでも全力でやりきる、そういう善きオタクの集まりです。
楽しくお話しながらも時間足りなくなるくらいガチ長考をする、そういう美しさがある。たしか同じテーブルの人なんか本当に頭抱えてた気がするぞ。
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さんざ埴輪をみてきたし、みんな埴輪重視やろなあと思いつつ僕もそうしたのですが、実(じつ)を捨て置いて虚飾に走り、1000万の埴輪フルセットを選んだカラッポ野郎は僕ひとりだったようで。
八巻さんから「よくばりなヤツいるな~」のイジりを頂戴いたしました。カラッポで良かった~~~!!!
装飾品で一番高い朝鮮の金冠を選んだ人も一人だけで、同じく八巻さんからイジってもらえてた。つまり結局この世は欲張りが勝つんですよ。勉強になったなみんな。
ちなみに八巻大王のはこちら
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私より奇抜なのはやめてよ!と言ってたけど費用レギュレーション守りつつない古墳を創造するのはおそらく本来の対象年齢児童に匹敵するルールハックぶり。
お別れ
ものすごくガイド&トークのうまかった古墳好き学芸員さんにお礼を伝え、古墳群での全行程を終えると…
名残惜しいですが、とうとうお別れの時間がやってまいりました。
今来たばっか~~~!
そしてなんと、バスに乗る前に最後にもう一度一対一でお話をするというまたまた貴重な機会が。
最後の最後までありがたい…すごすぎるぞ八巻アンナのバスツアー…。
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バス後列から順番にお話をしていき、終わったらそのまま乗車の形になるので僕のターンはすぐでした。
なんとか楽しかった気持ちや感謝を伝えたいと思い、焦りすぎて会話というよりは一方的に話すような感じになっちゃったのは反省点ですが、迷ってたけど本当に来てよかったということ、八巻さんは本当に素敵でしたということなど、ほんとに最低限伝えたいことは伝えられたかと思います。
そして一番喜んでもらえたのが「豪族さん達もみんな素敵な人達で、知り合えたのが嬉しかったです」とお伝えしたとき。
「あ~!そう言ってもらえることが一番嬉しい!」って言ってもらえたその満面の笑顔がね、ファンのことを本当に大事に思ってくれているんだなって思えて…。
このときの記憶はマジで一生の宝物かも知れない。
そんで、僕もの大事な人達のうちの一人になれたのだろうか。
そうだといいな~…。
窓側席のためバスに乗ったあとも八巻さんが皆と順番にお話している姿が車内からみえたのですが、名残惜しさから涙ぐんでいる人までいたりして。わかるよ…。
このお姿を最後まで見続けて目に焼き付けたいな~という気持ちと、いや今の時間はお話している豪族さんだけの時間だよな~という気持ちのせめぎあいの中で、結局窓の中から折を見てチラチラと覗き見をし続ける不審者に。
そして最後にもう一度みんなに向けてお別れの挨拶をしてくれたその後、高崎駅へと動き出したバス。あ~~終わってまう…。
そして去りゆく我々に向けて目一杯手を振ってくれる八巻さん。
本当に素敵なお人や…。
解散
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数十分ののち、バスは解散場所の高崎駅へと到着します。スタッフさんたちにも感謝の気持ちを伝えます。企画してくれてありがとうございました。
そして、今日中に大阪に戻らねばならない僕は上越新幹線に乗るため、ここで豪族さんたちともお別れすることに。
東京の豪族さんたちの中には、八巻さんの勇姿を見届けるためにユニカビジョンへと向かう方も多いようで。(僕も新宿には一応向かいましたが、放送スケジュール上もう一個のほうのショートverしか観られなかった無念…。)
2日間をともにした同好の士たちと離れるのもまた寂しいもの。この中に大阪の方がいれば帰ったあとも是非お会いしたいところでしたが、おそらく僕だけだったろうなあ。
しかし、3月のシャニのライブに行かれる方達とはまた再開の約束などを交わすこともできました。そうでない方とも、次のバスツアーや他の八巻さんのイベントで再び見えることがあるでしょう。
すごい内気な僕が今回の旅行を120%楽しむことができたのは豪族の皆さんのおかげだと思います。
本当にありがとうございます…。何卒またよろしくお願いします。
まとめ
本当に行く前は、にわかの僕が…とか、馴染めなかったら…とかつまらないことでメソメソしておりましたが、いざ行ってみれば本当にすべてが杞憂。
バスツアーにいくクラスのオタクは基本そうなのか、あるいは豪族だからこそなのか、そのへんは分かりませんが…兎に角みんな紳士的でマナーが良くてやさしいし、加えて身なりもきちんとしている素晴らしい方々でした。
女性も4,5名はいらっしゃったのでおそらくその方達も心細かったりはなかったでしょうし、年齢層も幅広く、なんと未成年の方から僕と近い世代の方々まで。
そのうえで年の差なんて関係なしに等しく親しく交流していたわけで、こんなことなんて中々あることじゃないですよね。
純粋な旅行としてもなかなかに盛り沢山な内容で良かったのではないかと思います。特に僕みたいな関西人の場合だと、距離的になかなか群馬に行くタイミングというのは少ないでしょうし、推しのバスツアーという動機があればこそ訪れた土地だと思うと貴重な機会をいただけたなあと思いました。
古墳や埴輪などに関しても、嘘偽りなく言えば、八巻さんという切掛がなくば僕はあまり触れることはなかったでしょう。
「推しの方の好きなものを僕も知りたい」というややよこしまな気持ちから入った形にはなりますが、それでも真剣に見てみると色々と面白いもので、「動物系の埴輪の愛嬌が結構好きかも」と知らない自分に出会えたのも今回のバスツアーのおかげかと思います。
そしてなによりも、推し声優さんである八巻アンナさんとのふれあい。
本来なら雲の上のような人と、当たり前のように会話したり、同じもの見てみたり楽しんでみたり、楽しそうに笑ってる姿を間近で見られたり…。
2日目半ばのころはなんかちょっと馴染んでしまった感さえありましたが、冷静に振り返ってみるとありえなくないですか?女性声優ですよ?
東京ドームのステージにも幾度も立ったようなお人ですよ?
そんな人に顔覚えてもらえたり、乾杯してみたり、ダイアンのユースケのほうやらせてみたりとか常識じゃ考えられませんよ…。それはマジで反省したほうが良いな。
これはたとえライブとかお芝居でどれだけスペシャルな座席を勝ちとったとてできる経験ではありませんからね。もちろん逆もまた然りなのでどちらがいい…という話ではないですが、ただ経験の種類としてバスツアーでしかありえないのです。
だからね
推しの人のやつの開催が決まってて、参加できそうで、その上で迷ってるなら行こう。バスツアー。
たしかに費用は安くない!家から遠い場所だとなおさらね!
お金は大事だし無理は禁物だけど…このために頑張って貯金してでもいく、その価値は確実にある。だから行こう。
迷いに迷ってなんなら見送った経験さえある僕だから言えるけど、畏れていることは全て杞憂だから。
それで、もしそれが八巻アンナさんのバスツアーなら…
ぜひ現地でお会いしましょう。僕もまた行くので。