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期待と不安

昨日3回目の治療でした。
目標も達成して順調だったのですが、最後の最後に意識消失しました…


遠のく意識の中で

順調に治療が終了し、針を抜いていた時にいつもとは少し違う違和感を覚え様子を見ていたら、あっという間に脱力。

ぼーっとして眠るような感覚に似ていたけど状況的に寝るわけないことは分かったので、看護婦さんに意識消失の可能性を伝えてそのまま意識を手放しました。

その後は20分ほどで意識も力も戻り、1時間後には普段通りにまで回復しました。

しかしこのぼーっとして意識飛ぶなーって思っている間に考えたのは、どれくらい意識が残るのかと、意識が戻った時に記憶は残っているかということでした。


意識レベルの違い

以前にも治療後に意識を消失したことがあったのですが、完全にではなく、反応は出来ないものの、聴覚と思考は残って周りの状況は感じとることと起きようと意識することは出来ました。

しかし今回は完全に意識をなくし、経過した時間の感覚も、何をされたのかも全く分かりませんでした。

正直これは自力でコントロールできないので、実際になるまでどの程度意識を失うか分からず、いつもどきどきします。


記憶障害のトラウマ

今私が一番困っている症状の記憶障害も、意識消失して起きたら忘れていたものなので、今回も…という心配、恐怖は毎回感じます。

この時走馬灯のように、思い出がばーっと頭に浮かんで、忘れた私にショックを受けたみんなの顔がフラッシュバックしたことは強烈に覚えています。

起きて最初に目に入った主治医を認識できた時は、私も主治医も一安心しました。


諦めもできないけど不安もある

でも逆に意識と一緒に記憶を失うこともあれば、意識とともに記憶も戻ってくる可能性も期待しています。

もちろん記憶が戻ってくる可能性の低さは知っているし、新しく思い出を作っていくことも今は前向きに、大切にしています。

それでも口で言うほど簡単に諦められるようなものでも、譲り切れるようなものでもありません。

できることなら取り戻したいと思っているのも事実です。

でも人と関わるようになって、変わったと言われる性格もあれば、忘れる前より増えた勉学の知識もあります。

それらが、戻ってきた昔の記憶と思うように綺麗に繋がる可能性はあるのか、どのくらいの可能性なのか気になってしまうのもまた事実です。

昔の記憶と引き換えに、今の記憶や自分がなくなることもあるのではと考えると少し怖くなります。


なんて考えつつも、実際なってみないと誰も分からないので、とりあえず戻ってきてみろよ!って思ってます😁

失う一方にはならないことを祈りながら残りの治療も頑張ります!




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