「私とでんぱ組.inc」のハジマリ(1)〜最初のハロウィン〜
こんばんにゃあ!せつこにゃあです。
でんぱ組.incが来年頭にエンディングを迎えるにあたって、流行りに便乗してnoteを書いてみます。
ファンの数だけいろんなストーリーがあって、でんぱ組があったからこその今がある。
私もその1人として、一度振り返りつつ残しておこうと思います。
とはいえ普段から自分の考えることとかをSNSに残すことを避けてきたため、ライブやイベント行っても「楽しかった」とか「最高だった」とか上っ面なことしか書いてこなかったんですよね。
なのでうまくまとまるか怪しい&長くなりそうですが、気が向いたらお付き合いくださいませ!
でんぱ組.incを知ったきっかけ
VAMPS 主宰『HALLOWEEN PARTY 2015』
ずばり、こちらのライブ(の予習)です。
詳細はライブレポが残っているのでよろしければぜひ。
ハロパ予習
根はばんぎゃるということで、紆余曲折を経て2013年から行っていたVAMPS主宰のハロパ。
2015年も参戦したのですが、この年は確か日程優先で選んでたまたまこの日に行くことに。(結果、個人的ハロパ史上最高の出演陣となる)
「でんぱ組.inc」、名前は聞いたことがあったし、メインゲストの中で唯一曲をちゃんと聞いたことがなかったため予習をしたんですね。
…どハマりした。笑
元々好んでいた音楽の系統的にアップテンポの曲が最初は入り易くて、でんでんぱっしょんとかでんぱれーどJAPANとかあたりから入ったと思うんですが(曖昧)、やはり衝撃的だったのがWWD、WWDⅡ。
明るい曲がたくさんある中で要所要所に出てくるネガティブがネガティブな私にグサグサと刺さりつつ、1周回って癖になるというか、なにがなんだかよくわからないけど何かに取り憑かれたかように永遠とでんぱ組の曲を聴いて当日を迎えたのであった。
(比較的小さい箱のイベントとかでよくある「今日はどのアーティストが目当てですか?」ってやつ聞かれたらでんぱ動員で入ったと思う。)(聞かれません。)
ハロパ当日
実はこの日、ハロパでは初めてのスタンディングエリアで、指定のブロックはT字の花道前。
そしてセンター付近2列目あたりに入るという奇跡。
が、とてつもなく圧縮がかかるという過酷現場だった。
(圧縮慣れしているはずでもきつかった、そして確か3〜4時間くらいこの圧縮に耐えることになる)
でんぱ組はメインゲスト2番手。
気力的にもまだ圧縮には耐えれているものの転換中もアーティストも関係なく圧縮はずっとやばい。
でもついにきたでんぱ組の時間、始まってみるとそんなの関係ないくらい最高だった。
目の前の花道に移動して歌われたイツカハルカカナタ。
メンバー一人一人をじっくり見ながら聴き入ることができて嬉しかった。
でも一番、衝撃だったのはハロパバージョンといえど、でんでんぱっしょんの最初のくだりを聞けたことだったかもしれない。
とにかく楽しかった。圧縮もやっぱりやばかった。
この時はまだ特に誰かを「推す」という概念がはっきりとは存在せず、とりあえずペンライトやサイリウム持つ文化というのを知って100均にあったしょぼめの光る棒を仕入れて行ったのも今となってはいい思い出。
もちろん、VAMPSの時の圧縮が一番やばくて、終わってから離脱してしまう。
最後のHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA(演者ほぼ全員+α参加)はちゃんと見れずに終わってしまったのですが、なんかもういろいろと満足感いっぱい。
自分史上トップレベルで過酷ながらも最高の1日だった。
ハロパ後
名前やメンバーカラーなどプロフィール上の情報は把握していたのものの、ちゃんとメンバーを知るという意味も含め、誰を推すかということを考え始めたのはハロパの後だったと思う。
(そもそも、「推し」という言葉に初めて出会ったのはでんぱ組だと思う。特定の誰かを「推す」という文化自体は通ってきていたものの、ばんぎゃるの時は本命麺(盤)とか好きな麺とかくらいの表現で通っていたので。)
でもみんなのSNSを見たりして直感的にこの子だ、と思ったのが梨紗ちゃんでした。(そして今に至る。)
当時のその頃はMステに出ていたりと何かと話題になっていたはずが、テレビ見ない、Twitterもまだちゃんと見ていないいうこともありちゃんと情報を追いきれていいないタイミング。
ふとオフィシャルサイトを覗くと全国ツアーがあり、しかも岡山に来てくれることを知り行くことに。
GOGO DEMPA TOUR岡山公演と懐古
2016年2月。
地元に来てくれるということで、参戦したツアー岡山公演。
ハロパの時よりも曲もメンバーのこともたくさん知っていてより楽しかった。
ワンマンライブということもあってコールやオタ芸にもびっくりしつつ楽しんだ。
でもライブ前にヲタクたちがわいわい仲良くしている光景が一番衝撃的だった。
みんな思い思いのグッズを身につけていたり、コスプレしていたり。
(といいつつ、私も公式のレプリカセーラーの存在は把握していて、花柄セーラーに梨紗ちゃんヘアの黒ウィッグで参戦していた)
かつてばんぎゃるをしていた時代にあった光景が、でんぱ組の現場にもあった。
(なんならでんぱ組にはメンバーカラーという文化があるので、色で誰推しなのか判断できるし、グッズを身につけているだけでも目に入る情報が多いので、より濃かった。)
気の知れた仲間たちとオンオフ楽しんだり、コスプレの併せをしたりしていた時代の記憶が蘇る。
あの時のようにでんぱ組でも一緒に楽しめる仲間が欲しい、そう思ってTwitterのアカウントをつくった。
ばんぎゃる時代からの愛称だった「せつこ」。
時の流れとともに一度消えかけた存在が蘇った。
ついでに、可愛い子たちを応援するアカウントだし可愛くしたいと思いなんとなく「にゃあ」をつけた。
これででんぱ組をヲタクとして応援していく体制が整ったのであった。
なんだかんだでしっくりきてしまったのも、今思えば何かの縁だったのかも知れない。
ということでずっとこの名前を使い続けています。
Twitterで広がるヲタクの輪
一番最初はイラストを投稿したと思う。
ちょうどもが誕のタイミングでそれに合わせてイラストを投稿した。
「# でんぱイラ」のハッシュタグをつけたイラストをたくさんみて私も描きたいと思ったのがきっかけだった。
元々自分なりの応援の仕方の1つにイラストを描く、という文化があったので自然な流れだった。
それから、イラストを通して、でんぱ組が好きな人たちと交流するようになった。
せつこにゃあとしてTwitterを始めてから、さらに楽しくなった。
梨紗ちゃんの生誕ライブをきっかけにFCにも入った。
ライブ前にオフ会に参加してみた。
現場で話した人とTwitterで繋がった。
Twitterで交流していた人と現場で会った。
同じ好きを共有しあえる仲間が増えて、さらにでんぱ組のことを好きになった。
ラジ活やソロで歌っていることろ、そして初めての接触(生誕の時の2チェキ)で、梨紗ちゃんのこともより知ることができた。
その反面、いろんな現場がある中でなかなか行けない悔しさや、ファン歴の浅さをコンプレックスに感じることもあった。
でもTwitterを通していろんな情報を知ることができるうれしさもあった。
過去にも感じたことのある懐かしい感情と、でんぱ組を好きになってからの新しい感情とともに、日々静かな熱量に変わっていった。
好きが加速したその先に
気づけば、でんぱ組にハマってから1年が経とうとしていた。
ハロパ2016が告知された。
この年でんぱ組は、神戸と幕張の2日間出演することになった。
幕張は別日にチケットを取っていたので、神戸の出演日も追加で行くことにした。
当時、なかなか遠征ができないからこそ、遠征は毎年ハロウィンにと決めていた。
ハロウィンの時期は妥協したくなかった。
でんぱ組としても、ハロウィンのイベントが発表された。
ワンマンライブではなくイベントという形に戸惑いながらもチケットを確保した。
大好きなハロウィンに予定がたくさん詰まって、最高のハロウィンが始まる予感がした。
(続く)