斜視の手術をしたので説明していく
・斜視の手術をした理由
・レーシックでもちょっとよくなるが根本解決じゃない
・手術の中身と結果
斜視の手術した理由
斜視の手術をしてきました。最近スマホの影響で弱視と近視が増え、片目でモノを見る人増えています。斜視の人は気づいていると思いますが、最近すごい多くの斜視の人を電車で見ますよ。朝の満員電車に、2回に1回、1人くらいの割合で見かけます。斜視は意識していないときになることがあります。これは、鏡を見るときは、自分を意識しているので筋肉を意識的に使うから斜視かどうか外観上わからないが、無意識に目をぼーっとしていると筋肉が無意識に使われ、本当の眼位が出てくる、というものです。
スマホを見つめすぎて隠れ斜視になっていないでしょうか?斜視になると両眼視ができなくなってきます。
両眼視は専門用語なので、こちらを参照してください。
僕は両眼視が出来ないことは、以下の理由でわかっていました。
・ビールがうまくつげない
・3D映画が浮き上がってみえない
・階段を手すりを使わないと降りることが出来ない
斜視による悪影響は、僕は以下の課題がありました。
・無意識で写真を撮られると斜視がバレるので、誰かがカメラを出した瞬間身構えるクセが出来て、あんまり快くない
・子供から稀に「どこ向いてんのー」と言われて快くない
・PCで作業しているとき斜視ってるので、その時声を掛けられそうになると斜視を意識的に戻して画面から目をそらすのが快くない
斜視の影響は外観上の問題が多いです。しかし外観上の問題を気にするといろいろなことを、意識的にやらないといけなくて、疲れるんです。
小学生のときにも斜視の手術をしていましたが、中学生で斜視は再発し、社会人まで眼位について悩んでいました。レーシックで少し改善されたんですが、結局右目と左目を別々にうまく使いこなして、斜視であることがバレないように目を使うという謎スキルが身についただけでした。そこで決意して、根本解決しようと思い手術に至ったわけです。
レーシックによる視力改善からの斜視への好影響と悪影響
斜視とは
両目で見ることが出来ないので、片方の筋肉が使われず眼位がずれる
→両目で見えないのは、両目の視力の違いが原因
→レーシックで近視・遠視のガチャ目を直せば解決!!
と思って社会人になった際にレーシックで遠視を改善しました。僕の場合には、
・左目:近視
・右目:遠視
というガチャ目だったので右目にレーシック。これによって右目の遠視が改善され、一時的に斜視とオサラバ出来ました!両方の目の視力が同じくらいになったので改善したのだと思います。
しかし、レーシックは目のみえ方を改善するもの。目の筋肉は改善しません。両眼視は、両方の目の筋肉を使わなければ改善していかないようなのです。それは目の使い方が、大人になると決まってきてしまうので、レーシックをしても普段の目の使い方が斜視になれてしまっているので、斜視は戻ってきてしまうんですよね。
・目の見え方と筋肉の使い方は違うもの
・レーシックは目の見え方を改善するもので、筋肉の使い方を改善しないといずれ斜視は戻る
手術の中身と結果
僕の手術は外直筋移転術という手術でした。
・斜視には上下左右の方向が存在する
・それぞれに筋肉の筋が存在し、その回数分斜視の手術ができる
・斜視は両方の目のバランスであるため、右目を実施するか左目を実施するか、状況によって選定される
・外側の筋肉の移転は痛くない。内側の筋肉の移転はめちゃくちゃ痛い
自分は過去に右目を手術していたので、左目をやることになりました。もちろん外側を選択。内側は絶対にやめてくださいと言いました。左右合わせて10回くらい手術できるっぽいですよ。(左目の上、左目の下・・など、目と部位の組み合わせの分存在します)
手術の流れは以下のとおりです。
1.目薬で麻酔、数回。目が重くなります
2.目を洗浄。いろんな液体できれいにする
3.メス。
4.目から何かを引っ張り出す。
5.縫い縫いする
6.おしまい
この流れ、全て目で見えます。局所麻酔なので。宇宙人に改造される人間の気持ちになれます。時間は40分くらいでした。目はちょっと痛いですが、つねられるような痛みです。それよりも神経みたいなのがピュロっと見えるのが怖かったです。
結果は、両目でものが見えて視野がめっちゃ広がります!!
レーシックとは明らかに異なる視野の広がりです。自分がこんなに狭い視野で生きてきていたとは、思ってなかった。
みんなこんな広い視野で生活してるの?マジすか。超楽しい。
ちなみに費用は手術で5-8万円、あとは入院費です。
このnoteが斜視で悩んでる人の助けになれば幸いです!!
斜視の手術に必要なもの
1:恐怖と戦う気持ち
2:15万円くらいのお金
3:3-4日の休み
(元)斜視の社長がやってるサービス、トイサブ!もぜひ見てくださいね(宣伝)
それではまた。初noteでした。