国際会議旅行記 in ドイツ
少し古い記事ですが、旧研究室サイトのブログから移植しました。
私は2012年10月7日から3日間、ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で開催された9th International Conference on Residual Stresses(ICRS-9)という国際会議で発表をしました。
国際会議ではもちろん英語で発表しなければならなく、また現地でも、常に英語で話さなければなりませんでした。ほとんど英語がしゃべれない私はジェスチャーや知っている単語を無理やり並べて会話し、知っている単語のみ聞き取り、内容を想像する意思疎通がギリギリな状態でした。ただ、それでもちゃんと生活ができ、発表も100点満点というわけではなかったですが、それなりにできていたと思います。
国際会議に参加した理由は、単純に海外(ヨーロッパ圏)に行ってみたかったという理由です。もちろん、国際会議の準備は非常に大変で、何度も英語の原稿を書いては、教授に見せに行きました。ただ、その中で覚えた単語は、意外と聞き取ることができ、何とか答えらしく回答することができたように思います。また、国際会議に参加したことで、英語をちゃんと喋れるようになりたいと思いました。これは、自分の思いを伝えられないもどかしさを感じたからこそ、英語を勉強しようと強く思えているのだと感じます。
国際会議は発表こそ大変でしたが、それ以外は非常に楽しい思い出です。初めて見る欧州の街並みや観光名所、気軽に話しかけてきてくれる外国人の方、他大学の教授や企業の方々との会話。海外での国際会議に参加し、このような貴重な経験をできるのは大学院生の中でもそう多くはないと思います。大学院生になり(学部生でも構いませんが)、専門分野の知識を伸ばすことも必要ですが、このような経験は社会人になってからでは、なかなかできない経験なので、私はおススメします。今振り返るとかけがえのない思い出です。
2013.6.2 菊地拓哉(当時M2)
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