球場跡地巡り①〜阪急西宮スタジアム〜
会社の課題で球場跡地巡りをすることなった。
せっかくなので、こっちにも記録として残しておこうと思う。
まず初日に足を運んだのは、阪急西宮スタジアム跡地。現在は、西日本最大級の大型複合商業施設「西宮ガーデンズ」で知られている場所だ。
まず、足を運んだのは、施設の4階にあるスカイガーデン。
ちょっとしたイベントができるほどの広さがある屋上庭園だ。綺麗に整備された植え込みには、紫陽花が咲いていた。
事前に調べた際、ここにはメモリアルポイントといって、旧阪急西宮球場時代、実際にあった場所にホームベースが設置されている。
是非みてみたいと思い、園内を二周歩いたが、見つからない。不思議に思って、案内板を見てみると、そこにはしっかりメモリアルポイントの文字が。見逃していたのだ。
三周目でやっと見つけた。見つけた場所は、こんなところにあるのかと思うような、喫煙所の入り口の横。全然目立ってない。てっきりもっと目立つように工夫されているのかとばかり思っていた。
スカイガーデンを出て、次に向かったのは5階TOHOシネマ入り口の横にある阪神西宮ギャラリー。
残念ながら、コロナウイルス感染拡大防止の為、当面の間、閉館となっており、外から眺めることしかできなかった。
館内には、阪神西宮スタジアムのジオラマや阪急ブレーブスに関する様々な品が展示されていた。
是非今度は、開館してる時に訪れてみたい。
施設を後にし、周辺を散策。
南側の駐車場の横には、ブレーブス子供会記念碑がひっそりと建っていた。
その横には、阪急ブレーブス後援会記念樹のアオダモが植えられていた。
西宮ガーデンズの北側、道路を一本挟んだところにある高松ひなた緑地には、「西宮北口ものがたり」という3枚の説明板が設置されていた。
そのうちの1枚には阪急西宮スタジアム(阪急西宮球場)について書かれたものが。65年の歴史を刻んだ多目的スタジアムの題とともに、様々な出来事があったことが刻まれていた。
最後に。
埼玉出身でプロ野球に疎い私は、関西に来るまで阪急ブレーブスという球団を知らなかった。
しかし、調べてみると「梶本隆夫や米田哲也、次いで山田久志や福本豊など球史に残る大選手を多数擁し、60年代後半から70年代のパ・リーグで黄金時代を築き上げたチーム」と書かれているような凄いチームだったことがわかった。
実際に足を運んでみると、当時の面影はほとんど無いように感じたが、何十年も前は確かに野球で賑わっていた場所なのだということを実感できた。
いつか当時を知る人たちに話を聞くことができたら、どんな思い出が詰まっているのか是非聞いてみたい。