見出し画像

PMI日本フォーラム2024体験記 ~はじめての講演(後編) ~

みなさん、こんにちは!(初めの方は、はじめまして!) PMI日本支部 SDGsスタートアップ研究会の大前です。

この度、不肖ながら、PMI日本フォーラム2024にて研究報告をさせて頂きました。前編に続いて、初めて講演者側として参加してみた感想をレポートしますので、どうぞ最後までお付き合いください。
★ 前編はこちら


プロマネたるもの“なんとかする”

前編でもお伝えしたとおり、なかなかタイトなスケジュールの中、他の作業PMIフォーラムの準備に取り掛かりました。こういった場合、PMI会員のプロジェクト・マネージャーであれば、まずはWBSを作成して・・という流れを期待されている方がいるかもしれませんが、そのような流れにはならないことは予めご了承ください😊

PMI日本支部の行政コミュニティの仲間である高力さんも行政コミュニティのレポートでおっしゃっている通り、マネジメントの本来の意味は「管理」ではなく、「manage=“なんとかする”」です。

ということで、「なんとかする」ために、アイゼンハワー大先輩の考案したアイゼンハワーマトリクスを使って、タスクを四象限に分類して優先順位を設定し、直近の行動計画を立てました。

行動計画というと、PMBOK®でいうところの「プロジェクトマネジメント計画書」を作るんですね!というと流れを期待されている方がいるかもしれませんが、そのような流れにはならないことも予めご了承ください😊

あくまで個人ワークが中心の作業なので、優先順位の高いタスクとマイルストーンを設定し、粛々とタスクを消化することで、期限までに「なんとか」しました(ドラマチックな展開を期待した方はごめんなさい)

初めて”講演者”として参加した感想

なんとか期限までに作成した講演のテーマは「プロジェクト・チーム・メンバーのエンゲージメント」についてです。モデルケースも踏まえて、プロジェクト・チーム・メンバーのエンゲージメントのマネジメント手法について説明していますので、興味がある方はぜひこちらよりご視聴ください。

さて、今回のPMIフォーラムに初めて講演者として参加してみた感想ですが、(正直大変でしたが)ポジティブなものが多かったです。
 ・ 素晴らしい経歴を持つ方と肩を並べた(ように思える)
 ・ 自分の知識の棚卸を体系立てて行うことができた
 ・ 他の研究会のメンバーからフィードバックを受けることができる
特に3つ目の点は個人的には大きかったです。最近やたらリカレント教育という言葉が登場しますが、一番勉強になるのは実際にアウトプットした結果に対するフィードバックを受けることだと私は思っています。コロンビア大学の教授も同様のことを言っているので、間違いないです😊

IPAのスキル標準も一定のレベルより上に行くためには、実務経験や資格だけでなく、社外でのプロフェッショナルコミュニティ活動の実績を求めています。PMPを取得したから俺はプロだ!と満足するのでなく、ぜひPMIフォーラムのような活動を通じて新たな学びを得てみるのも良いのではないでしょうか。

PMIフォーラム2024は8月31日まで聴講可能

もちろん、プロジェクトマネジメントに係る猛者たちによる最新の研究活動をインプットすることも良い学びにつながること間違いないです。PMIフォーラム2024は8月31日まで聴講可能です。ぜひ夏休みなど余暇時間を活用して、プロジェクトマネジメントの世界に浸ってみてはいかがでしょうか?
※ 参加申し込みはこちらから! ※


いいなと思ったら応援しよう!