わたしについて⑦ 〜寝たきり生活〜
23歳くらいの時に、教員採用試験を受験するために、睡眠時間を1時間、食べる時間がないので1日パン1個のような生活をしていたら、半年ほどで33kgまで落ち、餓死寸前と言われました。
体重を戻し、体調を整えながら、臨時教員としてしばらく勤務をしていましたが、激務の中で体調が戻らずに、ついに寝たきり生活になってしまいました。
生理が7年くらい止まり、気持ちだけが焦るばっかりで、身体が付いてこないというのは、とても苦しい経験でした。
「せっかく合格したのにこんなになって」「やりたいことはたくさんあるのに動けない」「思うように動きたい」と毎日、自分を責めてばかりいました。
歩くために一歩の足を出すというのが、こんなにもエネルギーがいるものなんだと初めて分かりました。
そんな経験を得てからは、思うように身体が動くということが本当に奇跡だと感じるようになりました。
コップを持ち上げることも、トイレに行くことも、できて当たり前だと思うかもしれませんが、全ては奇跡の連続です。
一度は失ったかもしれない命と思って、全力で生きていこうと決めました。
「身体が動くのなら、なんでもできる!」😃