目標14:海の豊かさを守ろう
SDGs目標への取組みは、私たちひとりひとりが、また夫々の企業が、着実に行うことが大事です。
日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。しかしながら、中小企業の取組みは、限定的なのが実情です。
そこで、まずは大企業の取組みをSDGs17目標に沿って、紹介していきます。
ニッスイは、安全・安心でおいしい魚をお届けするため、国内外で養殖事業に力を注いでおり、海外ではサケ・マス、国内では、ブリ、マグロ、ギンザケ、サバ、フグなどの養殖事業を展開しています。
食品メーカーとして「食べ物のおいしさ」にもこだわり、それを起点として、養殖魚を生み出す、種苗、飼料、養殖、加工、流通の全ての段階でさまざまな研究、技術開発を進めています。 また、量販店や中食・外食など顧客別の担当が把握したお客さまニーズを関連部署にフィードバックすることで、ご要望にお応えした技術を開発しています。
また、AI・IoT技術を活用して、養殖魚の体長などの測定を自動化するソリューションを共同開発。人が魚に触れずに済むため、魚のストレスや病気のリスクを回避できます。これまで費やしていた手間や時間を軽減し、測定精度も向上するなど、生産性向上が実現。ニッスイグループでは今後もAI・IoTの活用範囲を拡げていくことで、安全で安心、おいしい養殖魚の提供を実現しています。
出典:ニッスイ