目標16:平和と公正をすべての人に
SDGs目標への取組みは、私たちひとりひとりが、また夫々の企業が、着実に行うことが大事です。
日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。しかしながら、中小企業の取組みは、限定的なのが実情です。
そこで、まずは大企業の取組みをSDGs17目標に沿って、紹介していきます。
SDGs目標では、世界的な貧困・食料問題、産業面のリサイクル・働きがい、環境面の海や陸の豊かさなどが多く設定されています。
その上で、目標16には、コンプライアンスの目標が設定されています。SDGsと関連の深いESGで考えると、ガバナンスの視点が不可欠であることが分かります。今回はこの事例です。
昭和産業グループは、従業員一人ひとりがコンプライアンス実践者となり、より堅牢な組織としていくために、コンプライアンス委員会を設置し、推進体制の維持・強化と、啓発活動に努めています。
内部通報規程により、通報者の保護や通報処理体制を定めています。社内窓口をCSR 推進部長とし、特に独占禁止法などに抵触する可能性のある情報を得た場合の通報窓口として、顧問弁護士による社外窓口を設けています。
昭和産業グループ全体における不正行為などの早期発見・是正を図ることで、コンプライアンス経営の強化につなげています。
出典:昭和産業