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廃棄物とSDGs

私たちの生活では多くの廃棄物が発生しています。福岡県廃棄物処理事業者の皆さまには、当会SDGs経営アプローチを以前よりご活用頂いています。


廃棄物処理事業は、一般廃棄物と産業廃棄物に分類されます。
一般廃棄物は市町村に処理責任があり、事業者は市町村の一般廃棄物処理計画と指示に基づいて処理します。一般廃棄物処理事業の許可は市町村から受けることになります。一方で、一般廃棄物の処理施設設置に関しては、都道府県知事・政令市長から許可を受けることになります。

産業廃棄物の処理責任は排出事業者にあります。産業廃棄物処理を業者へ依頼する場合であっても処理責任は排出事業者にあることに留意が必要です。産業廃棄物処理業者としては、排出事業者のマニュフェスト義務等の順守に関して、適切に対応することになります。

SDGs未来都市の鹿児島県大崎町では、埋立最終処分場の延命化を第一に考え、町民・企業・行政の連携により「混ぜればごみ、分ければ資源」を合言葉に、27品目の分別に取り組んでいます。
まさにサーキュラーエコノミーを実践する素晴らしい取組みです。

私たちの出来ること、事業者として出来ること、生活者として出来ること、様々あると思います。例えば、循環型社会形成推進基本法に定める3R(リデュース・リユース・リサイクル)では、廃棄物の発生を抑制することが先ずは大事で、再使用・再生利用も効果があるとされており、この観点で一人一人が考え行動することが大切と思います。

一般社団法人福岡県中小企業診断士協会・SDGs推進ネットワーク福岡では、中小企業支援の専門家団体として多様な事業者様の経営支援、SDGs経営の導入支援を行っています。


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