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子どもの貧困問題について

今日は鹿児島。
中小企業のためのSDGs経営支援、鹿児島市にて中小企業団体主催のSDGs研修で講師を務めさせて頂き、この熱気と勢いを感じてきました。実際にSDGsに取り組まれる参加者からの熱心な質問もあり、具体的なお話をさせて頂きました。

貧困・飢餓・健康。世界的な最重要課題のためSDGsゴール1~3となっています。世界銀行の調査では10人にひとりは貧困とされる一方で、豊かな経済大国の日本では、身近な課題とは思われないことが多いと思います。


しかしながら、日本でも子どもの貧困問題に目を向ける必要があります。全国の貧困率(相対的貧困率)は約15%、就学援助率は15~20%となっています。
鹿児島市「子どもの生活に関するアンケート調査」結果によると、進学を希望しても叶わない、自己肯定感がない子どもが多くあることが見えてきました。鹿児島市では相談会、学習支援等の様々な支援策があり、加えて、子ども食堂では食事と憩いの場を子どもたちへ提供しています。
子ども食堂は、多世代交流型の居場所として、にぎわいづくり・地域活性化、貧困の連鎖を断ち切る、孤食対応。子育て支援、高齢者の健康づくりの機能があります。

この調査結果では、親が子どもと一緒に過ごす時間の大切さが浮かび上がってきました。手厚い行政の支援策を活用することに加えて、このような課題に関心を持ち続けることが大切であり、子どもと話をする・近くでも良いので一緒に出掛ける・ともに時間を過ごす心がけが大切と感じました。

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