目標2:飢餓をゼロに
SDGs目標への取組みは、私たちひとりひとりが、それぞれの企業が、着実に行うことが大事です。
特に、日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。
地域中小企業がSDGsを導入するためには、SDGs取組み事例がヒントになり得ます。
そこで、各企業、団体等の取組みをSDGs17目標に沿って、紹介していきます。
福岡県内のイフジ産業は、液卵・冷凍卵を製造・販売の事業により、卵の可能性を広く追及している企業です。
「飢餓をゼロに」は食品関係の事業者に関連性が深い目標ですので、お客様の効率化・利便性を考え、安心安全を提供し続ける良い企業の事例として、イフジ産業をご紹介します。
菓子パンやケーキなどの原料として製菓・製パンメーカーへ、冷凍食品や外食メニューの食材として冷凍食品メーカー・外食産業へ販売しています。また、むき卵や茶碗蒸しベースなど、卵を使った食品を惣菜業界や弁当業界、スーパー、コンビニエンスストアへ販売しています。
液卵を使うことで、顧客企業における作業効率UP・品質安定・経済性・貯蔵性(凍結長期保存可能)・作業環境UP(輸送等)などの効果があります。
また同社は、安全で高品質の液卵・冷凍卵を製造するために、HACCPの考え方に基づきゾーニングを明確化。さらに生産設備の配置を考慮し汚染区と清潔区に区分して衛生管理を行っています。また、設備の稼動状況や工程管理をシステム化し、チェック体制を強化。効率的に保守メンテナンスを行っています。
このように、顧客企業へより安全・安心な製品を提供するために、積極的に最新鋭設備を導入し、衛生的・効率的に生産できる工場を目指している企業です。