【0246】認証マーク調べてみた:レインフォレスト認証って?
認証マークについて調べてみるシリーズで、レインフォレストアライアンス認証を調べてみました。
カエルのマークの認証マーク。
ほぼ毎日飲むローソンのコーヒーにもこのマークがついています。
カエルは指標種、すなわち環境条件を知るための目安になる生物です。そして、南極大陸を除くすべての大陸に生息しています。レインフォレスト・アライアンスの緑のカエルの認証マークは、農業、林業、観光業の事業者が監査を受け、環境・社会・経済面のサステナビリティを義務付けた基準に準拠していると判断されたことを意味します。
とのことで、カエルのマークにも意味があるんですね。ミツバチ的なことと同じことなんですかね。
レインフォレスト・アライアンスが認証しているのは、
・持続可能な農業
・持続可能な林業
・持続可能な観光業
が認証されているそうです。林業についてはFSC認証の創設メンバーでもあるそうで、FSC水準の森林管理に加えて、生物多様性や地元のコミュニティの権利保護などフェアトレード的な意味合いも含まれているようです。
二種類の認証
FSCの創設者でもあるレインフォレスト・アライアンス認証ということもあり、FSC認証と同じく「農家向け」と「企業向け(CoC)」という2つの認証方法があるそうです。
■農家向け
57ページにわたる監査基準についてクリアできているかを確認し、認証機関に実際に監査をしてもらうことで認証されますよということ。
ロゴの使用や申請なども認証取得者のポータルがあるようで、認証取得後は便利に使えるのかもしれません。
■企業向け
こちらは対象が日本企業も多いのか日本語ページがあるようです。
ロゴ申請のためのポータルに登録して、必要な書類を準備して監査を依頼するという流れのようで、取得が完了すれば3年間の有効期間で認証を使用できるそうです。
賛同してはじめたい時の支援
おそらく主に加工・製造側の認証希望の会社へのサポートだと思いますが、原料調達などの支援もしてくれるようです。
他の認証制度とも合わせて監査する取組
現在、整備中のようですが、UTZという認証制度とは提携を進めているようで、一度の監査でレインフォレスト・アライアンスとUTZの両方の監査が完了するような取組を進められているようです。(提携というか合併したのかな?)
こちらは2020年6月から新しいプログラムが公開され、2021年に監査を開始するスケジュールとのこと。
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