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【0906】第5回ジャパンSDGsアワード:特定非営利活動法人ジャパンハート
第5回ジャパンSDGsアワード、受賞団体を見てましたシリーズです。※まだ外務省のページでは受賞理由などは公開されておらず、各社の取組と発表内容を調べてみた限りの内容になります。
SDGs推進副本部長(外務大臣)賞:特定非営利活動法人ジャパンハート
副本部長(外務大臣)賞、3つ目はカンボジア・ラオス・ミャンマー等で活動する国際医療NGOのジャパンハートさん。
1995年、創設者の方がミャンマーで貧しい人たちのための医療を提供しはじめたことからはじまった取り組み。その歴史を紐とくと、
1.0時代:貧しい人々に医療を届ける
2.0時代:貧しい人々にも高度な医療を届ける
と、時代を重ねるごとに徐々に提供する医療サービスの水準もあがってきていて、今は
3.0時代:医療の新しい概念を創り出す
という挑戦期に入っている段階だそう。
○小児がん患者の無償治療活動
今回の受賞理由は、
カンボジアでの小児がん患者の無償治療活動が評価されての受賞
とのことで、下記のような活動がその一つだと思います。
日本では70~80%が治るようになってきた小児がん。しかし途上国では20%未満と言われています。
特に小児固形腫瘍(固形がん)は、先進技術の医療が必要になるため、カンボジアのような途上国では十分な治療がされていないのが現実です。
とのことで、難しい手術の最後の砦になっているんですね。
○日本での活動
日本でも同様に小児がん患者のための活動をされているようで、こんなサイトも立ち上げていらっしゃいました。
手術だけではなく、術後の長期的な闘病生活の中でも、生き生きと暮らせるようにということを考えたプロジェクトのようです。
SDGsという言葉が出てくるよりもずっと前からの長きにわたっての活動、創設者の方の生き様も下記に綴られています。