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【0819】DXとゼロ・ウェイスト

ゼロ・ウェイストな取り組みとして、「量り売り」「バルクショップ」と呼ばれる方法があると思います。

おしゃれだし良いよね。

くらいに思っていたこの方法、実は古くは日本で発達していたのに、近代化の影響で個包装化された結果、その計量にまつわる日本企業の技術が、ヨーロッパ市場の量り売りで受け入れられ、いまや「これDXやん」と呼ばれる状態に進化しているそうです。

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記事の中に出てくる、こんな技術。「量り売り」というエシカルな響きのお店に出てくると思いませんでしたが、1つの店舗だけで実現するのではなく、ちゃんと業態として広げていくために、必要な技術進化だなと思いました。

「たとえば、量り売りの会計時には、多くの商品の中から自分が買った商品のボタンを探し、押さなければいけません。ピスタチオは100グラムあたり2,000円、隣の筒に入っているピーナッツは100グラムあたり200円。お客さんがもし、ピスタチオを買ったのに隣のピーナッツのボタンを押してしまえば、10分の1の価格でピスタチオを買えてしまうんですよね。間違えてやってしまう人もいれば、意図してやっている人もいる。それがお店にとって、問題だったんです。」
これまでの量り売りは、ドライフルーツやナッツなどの乾き物だけを扱っているところが多かった。なぜなら、それらの商品は賞味期限が長く、食品ロスが発生しにくいからだ。しかし今回、斗々屋では生鮮食品や日配品まで扱っている。それができる理由は、この店舗併設レストランにある。

などなど、この業態でちゃんとビジネスが成立して大きくなっていくことを考えた時に出てくる課題を、技術によって、ちゃんと解決し、ビジネスにもしている。

まさに経済と環境の両立だなと思います。

京都の斗々屋さん、一度行ってみたいなと思っていましたが、行ってみたい理由がさらに増えました。

いや、すごい。

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