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【最新版】SDGsに取り組む企業ランキングTOP3の取り組みを紹介!

多くの企業が経営の一部として取り組んでいるSDGs。
企業は目標やターゲットと精査。
どの目標に貢献する活動を実施するのかを決めています。

企業ごとに取り組み内容が異なるため、優秀な取り組みをしているのがどの企業なのか分かりにくいことも・・・

そんなときに参考となるのがランキング★

今回はダイヤモンドオンラインが約1万に向けてアンケート調査を行ったランキングTOP3の企業の主な取り組み事例をご紹介します!

■SDGsについて|基本内容のおさらい

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2015年開催の国連サミットにて採択されたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2030年までに深刻化している社会問題を解消し、持続可能な社会を構築することを目的としています。

【持続可能な社会とは】
人にも環境にも優しい社会のこと。

SDGsは、目的を実現するために定められた17の目標と169のターゲットで構成されてます。

【SDGs17目標一覧】
・目標1「貧困をなくそう
・目標2「飢餓をゼロに
・目標3「すべての人に健康と福祉を
・目標4「質の高い教育をみんなに 
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
目標6「安全な水とトイレを世界中に」 
目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
目標8「働きがいも経済成長も」
目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
目標10「人や国の不平等をなくそう」
目標11「住み続けられるまちづくりを」
目標12「つくる責任 つかう責任」
目標13「気候変動に具体的な対策を」
目標14「海の豊かさを守ろう」
目標15「陸の豊かさも守ろう」
目標16「平和と公正をすべての人に」
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

▼ターゲット一覧はこちら!

■SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキングTOP10

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「SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング」は、ブランド総合研究所が有名企業210社を対象に、一般人約1万人に向けて実施したアンケート調査の結果をもとにしたランキングです。

消費者やビジネスマン、投資家といったステークホルダー約1万人が企業のSDGs取り組みやESG活動を評価しているんですよ♪

以下にランキングTOP10をまとめました!

【ランキングTOP10】
1位:トヨタ自動車(18.6)
2位:アサヒビール(16.2)
3位:旭化成(15.9)
4位:サントリー(15.7)
5位:パナソニック(15.3)
6位:イオン(15.3)
7位:アップル(15.2)
8位:エネオス(14.8)
9位:ユニクロ(14.7)
10位:カルピス(14.1)
10位:サッポロビール(14.1)

※()内はスコア

▼10位以降はこちらをどうぞ!

SDGsは環境保全や教育、貧困といった問題に取り組むイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、FROGSによると、ランキングでは「公平な取引を行なっている」という項目が大きくランキングに影響を与えているとのこと。

SDGsの取り組み評価が高い企業は、評価が低い企業に比べて好感度が平均で2倍以上高いことも分かりました。

SDGs JOURNALでは、長く愛される企業になるためには、SDGsに積極的に取り組む必要があることが明確になったと伝えています。

それでは、ランキングTOP3にランクインした「トヨタ自動車」・「アサヒビール」・「旭化成」の主な取り組み事例を見ていきましょう!

■「トヨタ自動車」の取り組み事例|最新システムと自動運転機能によって街を活性化!

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自動車製造業を通してSDGsに貢献しているトヨタ自動車。

最近の自動車は、電気や水素を活用した環境に優しいもの、そして自動運転機能などの運転者サポート機能も向上していますよね♪

こういった車の製造に取り組むことは、目標3や目標13に貢献!なかでも、目標3には運転機能の向上がターゲットにも記されていて、多くの企業が交通事故死亡者を減らすために製造を続けています。

トヨタ自動車では、2015年に環境へのダメージを最小限にし持続可能な社会を実現する「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表。環境に配慮しながら交通事故死亡者ゼロを目指す自動車を製造しています。

そんな同社の最新技術を結集したのが、今注目を集める「e-Palette」。

e-Paletteは無人で動く自動バス・・・!!

最新のセンサーを使って安全に走行するのはもちろんのこと、必要なときに近くまで迎えに来てくれたり、車いすでもラクに乗り降りできるよう段差を無くしたりと、移動が困難な人たちの外出を助けてくれる機能も充実★

e-Paletteは実用化されれば、街の活性化に繋がるだけでなく、住宅街での交通事故発生や環境汚染も防ぐことが可能です。

■「アサヒビール」の取り組み事例|主力商品をグリーン電力で製造!

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目標7達成に向けた取り組みを実施しているのがアサヒビール。同社では、主力商品である「アサヒスーパードライ」、「アサヒドライゼロ」の製造過程で使用する電力を再生可能エネルギーで賄っています。

その証明として、該当商品にはグリーンエネルギーマークが印刷されているんですよ♪

【再生可能エネルギーの種類】

風力発電:風力で回る風車の回転数を利用して発電するシステムのこと。

水力発電:水が高いところから低いところに流れる位置エネルギーを利用し、その勢いを発電用ポンプの水車を回し発電するシステム。

太陽光発電:太陽の光を電力に変換するシステム。

地熱発電:マグマの熱によって蒸気となっている場所近辺を掘って高温の蒸気を取り出しタービンを回すことで発電するシステム。

バイオマス発電:化石燃料を除く、動植物などのから作られる有機性エネルギー源を燃焼するなどしてタービンを回し発電機を動かすシステム。

アサヒビールでは2009年からこの取り組みを実施!主に風力発電とバイオマス発電を活用していると公表しています。

これまでに削減したCO2は10万トン以上!!
この数値は、グリーンエネルギーマークが付与されている商品の中で日本一の記録となっています。

■「旭化成」の取り組み事例|ZEH+ロングライフ住宅の普及で人と環境に優しい街作りを支援!

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ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)をご存知ですか?

ZEHは、高断熱化を図ると共に、エネルギーの効率化と再生可能エネルギーを駆使し、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指した住宅のこと。

【一次エネルギーとは】
石油や太陽光のように地球上にあるそのままのエネルギーのこと。

旭化成では、「健康で快適な生活」と「環境との共生」をテーマに、国のZEH基準に加え、独自の項断熱材を使用するなどし、安心して長く住めるZEH住宅の普及に取り組んでいます。

■まとめ

今回はアンケート調査に基づいたSDGs企業ランキングTOP3の主な取り組み事例をご紹介しました。

【今回ご紹介した内容】
・SDGsの基本内容と17の目標
・SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキングについて
・トヨタ自動車の取り組み事例「e-Palette」
・アサヒビールの取り組み事例「再生可能エネルギーの導入」
・旭化成の取り組み事例「ZEHの普及活動」

多くの企業がSDGsに取り組みむことで、私たちの身の回りには、環境と人に優しい社会が形成されていきます。

2030年には、どのような社会が築かれているのか楽しみですね♪

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