『地球の限界』を考えてみよう。それは・・・(12)

日本初の蓄電池発電所建設 2022年運用開始
テスラとグローバルエンジニアリングが、北海道に日本初の蓄電池発電所「北海道・千歳バッテリーパワーパーク」を建設。2022年より運用開始。

 
テスラは、株式会社グローバルエンジニアリング、株式会社エネ・ビジョンと協働し、大型蓄電システム Megapack(メガパック)を使った、電力卸市場、需給調整市場、容量市場へ参加する日本初の蓄電池発電所「北海道・千歳バッテリーパワーパーク」(北海道千歳市、2022年より稼働予定、以下、同パワーパーク)を建設します。 
これまでテスラでは、全世界において多くの蓄電池発電所のプロジェクトへ貢献しており、今回、日本における蓄電池発電所へ初めてMegapackを導入します。日本でも容量市場や需給調整市場の開始に合わせた蓄電池発電所への展開を加速していきます。 

同パワーパークは、株式会社グローバルエンジニアリングにより運用されます。グローバルエンジニアリングがアグリゲーター事業者として、太陽光発電などによる再生可能エネルギー電力、節電等により生み出されたネガワット電力、自家発電設備による電力、そしてMegapackにおける貯蔵電力を同一グループ下でバランシングし、電力系統の安定化を図ります。さらに、電力卸市場、需給調整市場、容量市場へも参加し、更なる系統安定化への貢献、収益化が見込まれています。 

〇 運用開始:2022年夏頃(予定) 
〇 設置場所:北海道・千歳バッテリーパワーパーク(北海道、千歳市内) 
〇 Megapack システム 規模:1,523.8 kW / 6,095.2 kWh  

1)特徴
オールインワンで現地における省施工を実現
Megapackの筐体には、蓄電池、パワーコンディショナー、温度管理システム、制御機構がすべて内蔵されおり、現地での施工はACとLANを接続するだけ。現場作業が少ないため、施工期間も短く、品質も安定しています。
 
運用時のソフトウェアまで、すべてをテスラが提供
蓄電池、パワーコンディショナーなどのハードウェアだけでなく、システム設計、試運転、カスタマーサービス、ソフトウェアまで全てをテスラがご提供します。シンプルかつスムーズな設計、導入が可能です。
 
自社開発のソフトウェアにより、最適なシナリオで運転・制御。遠隔監視も簡単に。
ソフトウェアはテスラの自社開発。プロジェクトに最適なシナリオで運転・制御可能なだけでなく、設置後にはデータを継続的に収集し、将来のパフォーマンスも予測します。また、稼働状況も簡単に確認できるWEBインターフェイスもご提供します。
 
高い安全性
セル・モジュール・バッテリーパックの各レベルで電気的、機械的な安全保護対策を実施。独自の設計により、高い安全性をご提供します。
拡張性は無限大。モジュール形式の設計構造により、プロジェクトに合わせた規模に拡張することができます。
ギガWhスケールまで拡張性は無限大です。

2)標準仕様(2021年8月時点) 

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