ピンチのときこそ面白がる!
太陽の神さま「天照大御神」の岩戸開きのお話。私は、この神話が大好きです。
ピンチや困難で光が見えない時に、どうすれば光が取り戻すことができるかを、この日本の神話が教えてくれていると思うからです。
ご紹介しましょう。
太陽の神さま「天照大御神」が弟の「スサノオノミコト」と大げんかをして、天の岩戸に引きこもってしまい、世界が真っ暗になってしまった。
大ピンチ!
困ってしまった神々は、どうにかして天照大神に出てきてもらおうと、あの手この手で岩の扉を開けようとしました。
しかし、何をしても開かない。
大ピンチです。真っ暗闇。光が見えない・・・・
そんな大ピンチのときに、ある神様が「あること」をやったら、なんと岩戸が開き、光が戻りました。
何をしたと思いますか?なんと、、、、、
踊ったのです
「アメノウズメノミコト」という女性の神様が、自分をされけ出し、楽しそうに踊りました。そうしたら、深刻になっていた八百万の神々が笑い笑顔になり、大盛り上がり。みんなでワイワイ踊って「お祭り」さわぎになったのです。
すると、天照大御神さまは、みんなが外でワイワイ楽しそうにしているのが気になり、自ら岩戸を開けました。
そして、世界に光が戻ったのです。
これが岩戸開きです。
世界に光が戻った時、八百万の神様たちの顔がパッと白く光りました。
この顔(面)が白く光ったことから「面白い」の語源が生まれ、さらに神様たちが、光が戻ったことに手を伸ばして大喜びした様子から「楽しい」の語源が生まれたそうです。
こんなふうに「面白い」と「楽しい」は、大ピンチから生まれているんです。
さらに、この時のアメノウズメノミコトや神々が集まって大騒ぎした姿は、今のお祭りや御神楽という神社の神楽(神楽殿)で行われる神事の起源とも・・・
お祭りは大ピンチから生まれてたんですね。
ピンチの時は踊りましょう。
踊る事で、場の空気(エネルギー)が変わります。
場の空気(エネルギー)が変わると、チームの力が変わります。
そして、結果が変わっていきます。
ピンチ=楽しく踊る=光が戻る
つまり困難を楽しめた時、成果は最大となる
あなたは今、困難やピンチにワクワクできていますか?