【vol.8】個人でできるSDGsとは?《ネット検索でSDGs!?》
”個人でできるSDGs”シリーズ
なんて。。。まだまだシリーズにできるほど、書けていませんが(汗)
ただ、実はいつもの記事の中にも”個人でできること”をちょこちょこ盛り込んでいます。
なので、ある意味、僕が書いているnoteは、
「SDGs達成に向けて個人でできることは何か?」
これをまずは僕自身が「考え」、「実践」してみて、そしてそれを皆さんにも「共有」していく。
このためにあるんじゃないかな~、と最近思い始めています。
(僕自身の学びや考えの整理のために書いている部分も往々にしてありますが。。。)
もちろん、皆さんに「これやってください!」と強要するつもりは全くありません。
だって、皆さん自身が自然と取り組めることであったり、本当にやりたいと思うことしか、結果的に長続きしないと思いますしね^^;
でも、ちょっとでも「なんか良さそうだし、とりあえず一回やってみようかな?誰かに話してみようかな?」と実験的にやっていただく。
そんな方が増えたりしたらいいな~
なんて、思っています。
さて、前置きが長くなったのには理由があります。
それは、今回の”できること”は非常に「シンプル」だからです。
今回ご紹介するのは。。。
インターネット検索でSDGsに貢献!
皆さん、「えっ!?」て思いませんか?
実は、僕も最近これを知り、できる限り使うようにしています。
「これ」というのは、
検索エンジンの ”Ecosia”(エコシア)です。
ベルリン(ドイツ)のスタートアップ企業が生み出した「検索エンジン」で、使い方は検索大手のGoogleやyahoo!などと同じです。
では、他の検索エンジンと何が違うのか?
それは、
Ecosiaに入る広告収入の約80%が世界各地の”植林プロジェクト”のために充てられる
ということです。
①ユーザーがEcosiaでウェブ検索をして、検索結果に表示される広告をクリックする
②Ecosiaに収益が入る
このように、たったこれだけのシンプルな仕組みのようです。
2010年~2015年の5年間には330万8千ヘクタール(九州と同じくらいの面積)もの森林が消失。(2015年のFRA(世界森林資源評価)より)
こうやって、毎年信じられない量の森林破壊が起こっている中で、”検索するだけ”で植林に貢献できるという仕組みはとても画期的だと思います。
そして、Ecosiaのトップページには、これまでに何本の木がEcosiaによって植えられたかがリアルタイムで表示されていて、毎秒毎秒、本数が増えています。
見えにくくてすみませんが。。。
このように、検索エンジンの下に”全世界での検索の合計回数”が示され、右上には”自分がこれまでに検索した合計回数”が表示されます。
こうやって、自分の検索がどれくらいの植林につながったか、目で見てすぐに分かるようになっているのです。
ちなみに、今(2020年5月3日現在)の僕の検索回数(デスクトップパソコン)は487回。
スマホとノートパソコンでもなるべくEcosiaを使って検索しているので、それを全部合わせるとおよそ1000回ぐらいになります。いやいや、まだまだこれから、ですね!!
Ecosiaによると、一本の木を植樹するのにかかる費用は約0.22ユーロ(22セント)。よって、だいたい平均で約45回検索すると1本木が植えられるようです。
ということは、実は僕も20本以上の木を植えているのかな?
そう考えると、ちょっと嬉しくなりますね♪
ちなみに、この取組みは、SDGsのゴール15【陸の豊かさも守ろう】はもちろんのこと、ゴール13【気候変動に具体的な対策を】、さらには、樹木を植え、その樹間で家畜や農作物を飼育・栽培することによって現地での仕事を生み出し、ゴール1【貧困をなくそう】にも貢献できる取り組みとなります。
当たり前に行うことが、自然にSDGs達成に向けたアクションへつながる
まさに、この仕組みはこの好事例だと考えます。
皆さんも一度、試してみてはいかがでしょうか?
【※追記】
これまで試してみた結果、エコシアはやはりグーグルやヤフーと比べると検索結果は少し違ってきたりします。
なので、日常的な調べ物はエコシアにして、専門的であったり、エコシアで見つかりそうにないものはグーグルを使う、ということを僕はしています。もちろん、グーグルマップとか便利なものは迷わず全てグーグルにお世話になってます(笑)