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#20 【難聴娘の手話記録】ねずみ おもちゃ てれび みる!

題名を見ると、「?」と思いますよね。

これは、先日、娘が突然話してきた内容です。

「(手話で)ねずみ おもちゃ てれび みる!」


一体娘は何を伝えているのでしょうか。

この表現を見て、皆さまはどんな風に解釈しますか✨

妻は、「???」の顔でしたが、
私は、何を伝えたいのかすぐに分かりました😊

正解は…  (下へスクロールしてください笑)






「シルバニアファミリーの動画を見たい!」


そう、シルバニアファミリーの動画を見たかったのです。
最近、シルバニアファミリーの人形セットを買ってあげました🐰
その時、youtubeにシルバニアファミリーのアニメはあるのかなと思い、調べてみました。そしたら、CGのようなアニメがあり、そこから娘はハマってしまいました💦

そして、翌日、娘自ら手話で、自分が知っている単語を並べて、シルバニアファミリーの動画を見たいことを親に要求してきました。

ただ、疑問がシルバニアファミリーのアニメの中では、ウサギさんのキャラクターが主人公のようになっています。ネズミさんのキャラクターは、脇役みたいな感じですが、なぜ娘はウサギではなくネズミの手話をしてきたのかなと… ネズミさんのキャラクターが娘にとって印象的だったのかもしれません。

ほかにも、娘自身が知っている単語を並べて伝えてくることがあります✨

例えば、

「もも ぱかっ おとこ ほん」 

これは簡単ですよね。桃太郎の絵本です!桃太郎の絵本を呼びたい時はこのような表現をしてきます^^

「うんち ほん」

これは、「ひとりでうんち」という絵本です。
うんちに関する絵本はそれしかないので、簡単に当てることができました笑

他にも、娘が1歳半あたりには

ある物に指さして

「(人差し指と親指を使って鳥のくちばちを表すように)とり」

そのある物は何だと思いますか。

それは、時計です。

今、通学しているろう学校のクラスルームにある時計は鳩時計であり、いつも時間になると鳩が出てきます。

こんな感じの鳩時計

これにより、娘の中では「時計」が「鳥」というイメージが出来上がっており、時計を見つけると、よく「鳥」の手話をしてきました。今は、もう「鳥」の手話を見ることはなくなり、しっかりと「時計」の手話を出してきます🕰️

興味ある物から手話を覚えていき、身につけた手話を使ってコミュニケーションをとろうとする姿は本当にすごいなあと思います👏

今回の出来事もそうですが、やはり絵本の力は凄いです。絵本から沢山の情報を得ており、実物を見ると、その実物が載っている絵本の方に指をさします。そこで、「そうそう同じだね。それは〇〇だよ。」と手話で伝えると、その手話をしっかり覚えていきます。

日々、絵本使って手話で読み聞かせをしていく大切さがわかる出来事でした😊

それでは、熱中症にならないよう水分補給をしっかりとっていきましょう!


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